それと公園の規模の問題があるかもしれません。多摩丘陵の稜線の南側に、東西に細長く伸びていて、中央部分が東京薬科大学と京王電鉄の研修センターに挟撃された形になっています。東園と西園とを小道でつないだような格好。わざわざ遠くから訪れようとは思わないかも。
東京都公園協会の「公園へ行こう!」というサイトでも「平山城址公園」の案内は何となくそっけないような感じ(私の偏見?)。
しかし、園内には「猿渡の池」という趣のある池もあり、そこへ至る広い沢には桜の木がたくさんあって、春には花が見事だとか。
秋は秋で、私が見たところ、あちこちにキノコが生えているのも楽しい。
これは何というキノコなのでしょう。林の中の笹原に1本、ニョキッと生えていました。鈍い金属光沢を放つ傘が美しい。
傘の直径8センチ、高さは15センチぐらいでした。
東西に長い小道は高低差があり、けっこう健脚向き。多摩の公園の穴場かもしれません。