惑星ダルの日常(goo版)

(森下一仁の近況です。タイトルをはじめ、ほとんどの写真は交差法で立体視できます)

照り焼き

2010-01-31 21:08:23 | 食・レシピ
 夕方、ホームセンターで炭を買ってきて七厘に火をおこし、魚を焼きました。我が家では焼き方は私の仕事なのです。
 焼いたのはマグロの切り身。

 塩焼きと照り焼きと両方、家内が用意してあったのですが、塩焼きはともかく、照り焼きはむずかしい。
 タレに糖分がたくさん含まれているので焦げやすいのです。身が焼けるより先に、表面に炭のような焦げができてしまう。

 これを防ぐには、まず「強火の遠火」をきっちり守る。焼きものの基本ですが、加減がむずかしい。
 あと、魚を焼く場合、まず片面からしっかり焼いて、最後の最後に引っくり返して、半対側はさっと焼くだけにするのですが、照り焼きの場合は少し早めに裏返して、反対側からの火もわりとしっかり通すのがいいのではないでしょうか。そうしないと、最初に下だった側が焦げてしまいます。

 今日はかなりうまくいって、焦げ目なしの照り焼きが食べられました。かなり満足。


福寿草

2010-01-30 21:50:33 | 草花
Fukujuso1001 今年は咲くのが遅かったですね。1月半ばまで寒い日が続いたからなあ。

 ようやく見頃になりました。
 といっても、よそさまの庭に咲いているフクジュソウなのですが……。
 毎年、楽しませてもらっています。感謝。
 (写真はステレオグラムになっています。クリックで拡大して交差法でご覧ください)

 今日は野川公園へも出かけました。
 梅がかたまって植わっているところがあるのですが、何本かは花が開いて、良い香りをただよわせていました。
 この公園にはロウバイもたくさんあって、これからは香りの競演になります。


速報性

2010-01-29 21:56:20 | デジタル・インターネット
 今日の午後、東海道新幹線が止まりましたが、その時、私がツイッターでフォローしている人が2人、動けなくなった列車に乗っていてつぶやいていました。

 1人はSF作家の小川一水さん。もう1人は物理学者の菊池誠さん

 菊池さんの下り列車は東京駅を出る前だったのですが、小川さんのは上りで横浜駅の手前を走っている時に送電が停止したようです。
 たまたま、その時にツイッターを覗いていたのですが、リアルタイムで車内の様子が描写されて「凄いなあ」と思いました。

 ネットの功罪については色々ありますが、それは別として、時代が変わりつつあることをまざまざと感じたことでした。


ラゾーナ川崎プラザ

2010-01-28 20:59:04 | まち歩き
 昨日は話題沸騰中のジェームズ・キャメロン監督『アバター』を観てきました。推奨されているIMAX3D吹き替え版。

 近辺でやっているのが川崎駅西口の109シネマで、午前11時からの1回限りのため、早起きして朝の仕事をあれこれやっつけてから出かけました。家からバイクで1時間ほど。
 川崎駅まで行くのは初めてなので、早めに出たら40分前には着いてしまいました。

 映画は見事な映像にびっくり。重力が地球よりも低いという惑星パンドラでの激しい動きや飛翔シーンはワクワクの連続。これは観てみないとどうしようもない体験でしょう。

 ところで劇場のあるラゾーナ川崎プラザという巨大なショッピングモールは、東芝の堀川町工場の跡地にできたんですね。つまり、川崎駅西口はそのまま東芝の工場の玄関だったのか! 立地の良さと広さに驚きました。
 駐車場や駐輪場も広く、バイクも置きやすいのでアクセス条件は良好です。バイクの駐車料金は3時間半まで無料。それを越えると2時間ごとに200円。ショッピング等による料金の特典はないそうです。

 〈小説推理〉3月号が発売になりました。担当しているSFレビューで次の4冊を取り上げています――

  • 大森望責任編集『NOVA1』(河出文庫)
  • 東浩紀『クォンタム・ファミリーズ』(新潮社)
  • 長山靖生『日本SF精神史』(河出ブックス)
  • ダン・シモンズ『ヘリックスの孤児』(酒井昭伸・嶋田洋一訳、ハヤカワ文庫SF)
 この〈小説推理〉には新城 カズマさんや飯野文彦さんの読み切りも載っていてSFファンにもオススメ。

追悼・浅川マキ

2010-01-26 20:59:50 | 音楽
 昨日夕方のNHKfm、つのだ☆ひろさんのDJ番組は「追悼 浅川マキ」。録音してあったのを聞きました。

 40年以上も歌手とドラマーとして付き合ってきた浅川マキさんとつのださん。抑制の聞いた語りでしたが、胸に深く沁みるものがありました。
 曲目はライヴ録音も交えて14曲→http://www.nhk.or.jp/mp2/pc/01mon/index.html

 番組の最後でつのださんは、おおむね次のような追悼の言葉を――

 マキの訃報を聞いたのは先週のこの番組の放送前でした。
 マキが死んだなんて信じられなくて、生放送終了後、マキが死んだことを理解するため名古屋に飛びました。そして、マキの死顔を見て、手を合わせてお別れをしてまいりました。
 確かに浅川マキはこの世を去ってしまいました。
 でも天国にはマネージャーだった柴田、ギターの飛田一男、ベースの川端民夫、そして寺山修司さんも待っていてくれるでしょう。
 だから、1週間経ったのですから、あなたがこの世を去ったという現実を、そろそろ僕も受け止めなければいけないんじゃないでしょうかねえ……。
 今夜は、もう一度「にぎわい」(詞:浅川マキ/曲:かまやつひろし)を聴いて、彼女を偲びます。