惑星ダルの日常(goo版)

(森下一仁の近況です。タイトルをはじめ、ほとんどの写真は交差法で立体視できます)

市民農園撤収

2024-01-31 20:50:38 | 市民農園
今日で1月は終わり。
同時に、借りていた市民農園も期限切れとなりました。すべて取り去って、返還しなければなりません。

朝、出かけて1本だけ残してあったダイコンを掘りあげた後、雑草をおおまかに鍬で削り取り、全体を均しました。


写真は今日の市民農園、ほぼ全景。
私の借りていた区画は中央やや奥まったあたりです。

1期3年を2回つづけたので、つごう6年。ここでお世話になりました。
楽しかったなあ。

さて、これからどうしようか。思案中です。

また市民農園を申し込むつもりではいますが、当選するかどうかはわかりません。
3期連続はむずかしいと言い聞かされているので、かなり悲観的。
でも、畑はやりたいんだよなあ。やめられそうにありません。

まずは、来月の申し込みと、3月の結果発表を待って。
すべてはそれから。


彩雲

2024-01-30 21:05:41 | 天気
昨日、我が家で昼食後におぜんざいを食べるようになって「まだ1年にならない」と書きましたが、家の人に「もう3年は食べていますよ」と言われました。
しかも、彼女によればあれは「おぜんざいではなくて餡子」だというのです。

記憶力と判断力とがひび割れ、崩れ落ちました。
でも、おいしいからいいや。

今日は空気がゆるみ、お昼から夕方にかけてなんだかポカポカしました。
雲も穏やかな感じに広がり、とりわけ夕空はオレンジ色の雲がきれいでした。


この寸前まで、左下の白く光る部分の右端あたりに彩雲が見えていたのですが、カメラを用意しているうちに消えてしまいました。
ピンクや水色が見えて、驚くような輝きだったんですけどね ぇ……。


小豆の起源

2024-01-29 21:20:48 | 園芸
昨日までのきびしい寒さが少し緩みました。ありがたい。

ベランダで育てているスナップエンドウが花をつけました。


手すりの隙間から陽が射していて、ちょっと不思議な表情になりました。

豆ちがいになりますが、アズキが日本列島で栽培品種になったらしいということを、ひと月遅れで読んだ〈日経サイエンス〉2月号で知りました。
それによると、野生種はアフリカからアジアにまで広がってきたそうですが、それを食べるようになった縄文人が何千年かかけて、赤く、大きな豆にしていったとか。
アズキは日本人のソウルフードなんですね。和菓子の基本はアズキですし。

じつは我が家では、ほぼ毎日、昼食後におぜんざいを食べているのです。習慣になって、まだ1年にはならないと思いますが、もうやめられません。アズキ、最高!
というわけで、とてもうれしい記事でした。

〈小説推理〉3月号が発売になりました。担当のSFレビューで次の3冊をとりあげています――

  • 酉島伝法『奏で手のヌフレツン』(河出書房新社)
  • 森岡浩之『プライベートな星間戦争』(星海社)
  • 矢野アロウ『ホライズン・ゲート 事象の狩人』(早川書房)
酉島さんの『奏で手のヌフレツン』は、個人的には、昨年の最高作品。森岡さんの新機軸宇宙戦争ものも、矢野アロウさんの第11回ハヤカワSFコンテスト大賞作もおもしろいです。
この書評は双葉社のウェブサイト「CoLoRFuL」で読めます。

「ベストSF2023」への投票もよろしくお願いします。


初場所千秋楽

2024-01-28 21:02:51 | 相撲
大相撲初場所は優勝決定戦で琴ノ若を降して、照ノ富士関が優勝。
おさまるべきところにおさまったという感じで、なんだかホッとしました。

昨夏の名古屋場所4日目に休場して以来半年、3場所ぶりの出場でした。なんとしても横綱らしい相撲を見せてもらいたかったのですが、期待した甲斐がありました。特に今日の本割・霧島戦と優勝決定戦の2番は素晴らしかった。強さをぞんぶんに発揮しましたね。

決定戦で負けたとはいえ、琴ノ若関は13勝2敗という見事な成績。大関昇進を確実にしました。
このところの充実ぶりは大関にふさわしいと思います。
これで大関は4人。綱取りは誰が一番のりとなるか、楽しみです。

あと、うれしかったのは西前頭8枚目の平戸海が、今日、勝ち越しを決めたこと。
強い・弱いとは別に、相撲の取り口が好きなお相撲さんがいて、私にとって平戸海関はその筆頭。立ち合いの鋭さ、その後、すぐに臨機応変の攻めを繰り出す姿勢がなんともいえません。
これからもますます頑張って欲しい。


猿捕茨

2024-01-27 21:21:26 | 樹木
庭には鳥が運んできた植物がたくさんあります。
サルトリイバラもそのひとつ。


青く茂っていた葉も冬の訪れとともに枯れ、今はこんな色で蔓にぶら下がっています。白い部分は日が当たったいるところ。

蔓にはトゲがあり、勢いよく伸びてはびこるので、猿も絡まって逃げられなくなるという意味の名前だと思われます。
葉っぱは手のひら(指をのぞく)ほどの大きさがあってつやつやときれい。田舎ではこれでお餅を巻き、「かしわ餅」としました。
別名「サンキライ(山帰来)」。漢方薬として「排膿解毒作用があり,腫れ物,出来物,ニキビなどに用いられる」とのこと。利尿作用もあるといいます。

雌雄異株。鳥は、実を糞とともに落としていったのでしょうが、残念ながら生えているのは雄株らしく実はなりません。ただし、毎年、根本で切っているのでそのせいかもしれません。
おもしろい風情を醸し出し、庭のアクセント役となっています。