惑星ダルの日常(goo版)

(森下一仁の近況です。タイトルをはじめ、ほとんどの写真は交差法で立体視できます)

甜瓜

2024-07-26 20:53:10 | 生きもの
朝、見上げた空にうろこ雲が広がっていました。
「おっ、秋の空?」と思ったものの、やはり今日も暑い。最高気温 36.2℃(隣町アメダス)。

毎朝、出かける市民農園。今のいちばんの楽しみはマクワウリの生長状況。


これはテニスボールぐらいの大きさ。もっと大きくなって、黄金色に熟れてくれると思います。
他にはもっと大きいのもあって、けっこう個数はいけるんじゃないかな。

夕方は100円プール。
25メートルプールの往復は、少しずつ距離が伸びてきて、今日は450メートル。
つづけて長く泳げると気持ちがいいのですが、体力的にキビシイので、今は少しずつ。でも、だんだん泳力がついてくると信じています。


牛蛙

2022-06-02 21:22:45 | 生きもの

 今日も上天気。最高気温 26.7℃(隣町アメダス)。
 子どもの水遊びには良い季節です。

 カニ山から野川に流れ込む小川は、流路は短いけれど水量は豊富。今の時期、遅めの田植えに備えて周囲の田んぼに水が注がれていますが、それでも流れはたっぷり。
 といっても、深さ20センチぐらいでしょうか。子どもが入ってもほとんど危険はありません。

 夕方の散歩で、その流れに沿ってカニ山から下り、祇園寺の向かいにある佐須神明宮のあたりまで来たところで、小学校中学年ぐらいの子どもたちが川の中で遊んでいました。

 男の子の一人が大きなカエルを抱えて、「ウシガエルをつかまえた」と見せてくれました。

 でかいですねえ。動きは敏捷ではないので、何度も水に放してはまたつかまえる、を繰り返しています。カエルとしては逃げたいのでしょうが、子どもはなかなか飽きない。

 けっこうあちこちで鳴きを聞きますが、実物にお目にかかることはほとんどありません。私としてもうれしい出遭いでした。
 しかし、カエルとしてはいい迷惑だったかも。


植物

2021-08-14 20:50:05 | 生きもの

 この頃、ぼんやりと植物のことを考えています。たぶん、畑で野菜を育てたりしているせいでしょう。

 思いつきをメモする形になりますが、植物の大きな特徴はふたつ。
 ひとつは、動かないこと。
 もうひとつは、太陽エネルギーによって無機物を有機物に換えること(光合成)。

 ふたつめの特徴が、地球の生きものにとっては決定的に大事なのですが、とりあえずは「動かない」ことから。

 動物のように動くのと、植物のように根を張って動かないのと。どちらが生きるには有利なのでしょう?

 動物にとっては動くことが、植物にとっては動かないことが、それぞれ有利だろうということは、すぐに思いつきます。
 ただし、動かない動物もいるのですよね。
 ハシビロコウ? いいや、そうではなくて、サンゴとかカイメンとかイソギンチャクとか、海底にくっついて餌を食べている動物。まわりの水を取り込んで中にふくまれる餌を摂取するので、動く必要性を感じていないのでしょう。というか、流されて変なところにゆくよりは、具合のよいところに固着している方がよい。

 植物も、水と空気と陽光を確保すれば、動かない方が生きてゆくのには有利なのでしょう。

 で、最近、知ったのですが、最古の植物とされるクックソニアには根も葉もなかったとか。数センチの枝分かれした茎と、先端の胞子嚢だけ。
 光合成は茎でできるので、葉がなくても栄養には困らなかったのでしょうが、根がないとコロコロ風に吹かれて転がるのでは、と危惧しました。
 それを防ぐためには、茎の一部が地下茎になっていたのか。それとも、多数のクックソニアが絡まり合って群れをつくり、絨毯のような形態をとっていたのか。

 ほとんど何も知らずに考えているだけなので、本当のところは知りません。
 でも、こんなふうに植物のことを考えるのが楽しいのです。


金蛇

2020-10-13 20:55:50 | 生きもの

 お昼過頃から雲が出てきましたが、午前中はとても良いお天気。

 市民農園へ行くと、防虫ネットの上にカナヘビが来ていました。
 あまり人間を警戒していなくて、そばに寄っても逃げようとしません。カメラを向けると、ポーズを取ってくれました(^-^)

 いい表情をしています。
 野菜を齧るバッタや芋虫を食べてくれることを期待。


素嚢

2020-09-02 21:15:02 | 生きもの

 明け方と昼過ぎ、少し雨が降りましたが、地面の表面が濡れた程度。
 これじゃあ種蒔きができないじゃないか、と思っていたら、夜、8時過ぎから本格的なにわか雨。

 よしよし、これで明朝の畑仕事がうまくゆきそう。

 庭のキジバトの巣。昼間、親鳥が留守にしていることが多いのですが(雛2羽が留守番)、今日は戻って来て餌を与えているところに出くわしました。

 ハトは雛に「ピジョンミルク」と呼ばれる栄養価の高い液体を、口移しで与えて子育てをしますが、これは素嚢の内部に分泌されるものだとか。それを口まで吐き戻すんですね。苦しくないんだろうか。

 人間には素嚢に相当する器官がありません。あるとしたら食道と胃の境目当たりでしょうか。
 ハトの素嚢は図解で見るとかなり大きい。食物の一時貯蔵施設だそうです。

 これが人間にもあれば、お弁当とかもたずに学校や職場に行けそう。授業中に素嚢から食物を胃に送って、消化しながら先生の話を聞いたり……。あ、これは午後の最初の授業だと同じことをやっているか。

 手許の事典によると、素嚢をもつのは環形動物の貧毛類(ミミズ)、軟体動物(タコなど)、鳥類など。脊椎動物にも無脊椎動物にももっているのがいて、けっこう普遍的な器官なんですね。