惑星ダルの日常(goo版)

(森下一仁の近況です。タイトルをはじめ、ほとんどの写真は交差法で立体視できます)

第87回東京優駿

2020-05-31 21:31:36 | 競馬

 今日のダービー。勝負は皐月賞の再現のようなものになるだろうと思っていました。コントレイルとサリオスの争い。
 皐月賞ではコントレイルが最後に差し勝ったのですが、その時の脚の素晴らしかったこと。お父さんのディープインパクトを思わせる「飛んでいる」感じだったので、実力はコントレイルの方が上かと。

 実際は、思った以上に強く、コントレイルの圧勝となりました。
 皐月賞の時とちがって、思い通りの位置につけ、得意の勝負が出来たということでしょう。追いすがるサリオスを置き去りに3馬身差。
 これでデビュー以来5戦全勝。無敗での皐月賞・ダービー連覇はお父さんのディープインパクト以来15年ぶりだとのこと。似たような強さをこれからも発揮するんじゃないでしょうか。

 ダービーをテレビ観戦した後、駅前を経て多摩川近くまで散歩。
 文化会館西側の京王相模原線軌道後の公園にタコ滑り台ができていました。

 2代目といっていのかな。初代は駅前広場の隅にありました。駅地下化の工事にともなって、惜しまれつつ撤去。場所を移して、新規につくったということのようです。
 前後が詰まった平べったい感じのタコですが、これはこれで愛嬌があります。

 朝日新聞朝刊スポーツ欄「私の一冊」というコーナーに、元フィギュアスケート選手の町田樹さんが登場。ジェイムズ・ティプトリー・ジュニアの『たったひとつの冴えたやりかた』を、「大学時代に読んだ一冊を今また読み返しています」と紹介しています。
 収められた3編は「どれも人間の献身の精神を訴えています」とまとめ、感想として――

……私たちは今こそ作者が描く「人間のあり方」を見習い、あらゆる垣根を越えて協力し合いながら、新時代のスポーツ文化を力強く切り開いていくべきではないでしょうか。

 と結んでいます。
 けれん味のある町田選手の演技を思い出し、あの裏にはこういう読書歴も潜んでいたのかと思ったことでした。


蕺草青汁

2020-05-30 21:20:06 | 健康・病気

 ドクダミ消毒がうまくいったのに気をよくし、今日はまたドクダミ汁を絞りました。

 少し詳しく紹介します。

 根元から刈り取ったドクダミを一握りほど。洗って泥を落とした後、できるだけ細かく切り刻みます。
 擂り鉢に入れ、最初は葉や茎を叩き潰す要領でトントンと。

 葉と茎が潰れてきたら、すり潰します。なかなかドロドロにはならないので根気がいりますが、中途半端だと搾り汁の量が少なくなるので念入りに。

 よく潰れたら、布巾に包み、搾って汁をとります。

 トロリとした濃厚なドクダミ汁がとれました。50ミリリットルほどあるでしょうか。
 冷蔵庫にいれておけば2週間はもつそうです。

 シーズン中にもっと絞って、冷凍保存してもいいかなと考えています。


胡瓜

2020-05-29 21:03:02 | 市民農園

 昨日、午後、ドクダミ液をウドンコ病のキュウリ葉に噴霧したのですが、直後に雨が降り、不安でした。
 今朝、畑に行ってみると、病変箇所(白くカビが生えている)は昨日より少し縮小しているように見えましたが、まだあります。なので、もう一度、ドクダミ液を噴霧しました。

 夕方、見てみると、カビというより、カビの跡といったところがある感じで、ウドンコ病はほぼ退治出来ているような。ドクダミ液、いいかも。
 第二波、第三波がくると思いますので、ドクダミが生えている間はしぼり汁を採ってみたいと思います。

 そのキュウリの蔓についた雌花。

 まだつぼみで、花は開いていませんが、子房はトゲトゲがあってキュウリになる気満々といった風情。たくましいですなぁ。
 花が開いたら、しっかり受粉させてやるつもりです。


「沼」

2020-05-27 21:14:51 | 本と雑誌

 夕方、駅前の真光書店へ。
 緊急事態の間は午後5時までの営業でしたが、今は夜8時までになっています。といっても私が訪ねたのは5時前でしたが。

 〈つげ義春大全〉の第2回配本が届いたという知らせをもらったので取りに行ったのです。
 第1回配本は「第1巻」と「第16巻」。今回は「第3巻」と「第15巻」です。不思議な順番だ。

 第15巻には、あの衝撃的な「沼」が載っています。〈ガロ〉掲載作が順番に並んでいるようです。

 〈ガロ〉の創刊は1964年9月。私は中学1年で、まだ古本屋に通ってマンガを借りていたと思います。
 〈ガロ〉とはそこで出会い、白土三平さんの「カムイ伝」を掲載するために創刊したという編集者の言葉を読んだことを覚えています。ぜひとも毎号、読みたくて、定期購読させてもらいたいと父親に頼んだのですが、この雑誌を見た父は「ふさわしいと思わない」と許可してくれませんでした。
 それで、貸本屋で借りて読みつづけることになったのですが、つげ義春の名は「沼」で強く脳裏に刻まれました。
 なんといっても出てくる少女の言葉遣いが鮮烈。「いっそ死んでしまったほうがなんぼか幸せ……」と言って、カモの首をひねってちぎる場面は、今回見て、記憶のままだったのに驚きました。

 この巻には「チーコ」「海辺の叙景」「紅い花」、それに私のいちばん好きな「李さん一家」も載っていて、もう何といっていいのか……。

 第3巻の方は10代のつげさんが貸本に描き下ろした長編エンターテイメント作品3作を収録。1巻に比べて絵が(特に構図が)いちだんと上手くなっているのが凄い。

 真光書店の斜め向かいにあるパルコには「6月1日から営業」という告知が出ていました。


茶毒蛾

2020-05-26 21:04:21 | 

 朝、市民農園へ行って、隅の空き地に自転車を停めました。
 ふと、目の前の木の枝を見ると、小さな毛虫がびっしり!
 チャドクガの幼虫です。「出たぁ!」と思いました(あえて写真は載せません)。

 そろそろそんな時期なんですねぇ。

 さいわい畑仕事に必要な道具があります。軍手をはめ、剪定鋏で枝ごと切り取り、スコップで穴を掘って埋め、しっかり土をかぶせました。ひとまずは安心。

 自宅に帰り、庭木を点検してみると、サザンカとツバキにいました。大小3つのコロニー(クラスターとは言わないみたい)を処理。やはり地中深く埋めました。

 今日の経験からいうと、今年はとても多いですね。秋まで要注意。