惑星ダルの日常(goo版)

(森下一仁の近況です。タイトルをはじめ、ほとんどの写真は交差法で立体視できます)

CD再生ソフト

2006-04-30 20:43:09 | 音楽

 競馬、春の天皇賞。やはりディープインパクトの圧勝でしたね。第3コーナーあたりで早くも前に出て、1頭だけまるで別世界を駆け抜けたかのようでした。
 2着には予想したとおりリンカーンが来ましたが、これはガチガチの本命・対抗だから、当たったからといってエバれまへん。

 昨日、神保町へ出た時に古いヒット曲を集めたCDを見かけました。15曲ほど入って500円。
 これはいいやと思って、アニマルズとホセ・フェリシアーノ、2つのコレクションを買いました。香港製ですが著作権はきちんとクリアしている模様。

 家に帰り、とりあえずパソコンで再生してみました。
 ところが、音が良くない。なんだかボコボコした感じでくぐもっているのです。あちこち音が飛んでいるような気もする。
 「失敗したかなあ。安物買いの銭失いというやつか」とがっかりしましたが、説明書を読んでいて気がついたことがあります。英文なのですが「このCDはマイクロソフトのHDCD技術を使って……」と書いてある。

 私の使っているパソコンはソニー製で、各メディアの再生ソフトもソニーのものが入っています。買ったCDもソニーのソフトで再生したのですが、こんなことが書いてある以上、ここはひとつマイクロソフトに登場してもらわずばなるまいと思い、ウィンドウズ・メディアプレイヤーを起動してみました。

 で、聴いたところ、あーら不思議、まことに結構な音が奏でられるではありませんか。

 ソフトの相性というやつなんでしょうか。20ビットの情報量をもつHDCDは従来のCDとの互換性を保っているとうたっていますが、場合によっては不具合を起こすんでしょうかねえ。

 ちなみに居間のオーディオセットでの再生では特に悪い音になるわけではありませんでした。でも、パソコンのウィンドウズ・メディアプレイヤーで聴く方がクリアな音のような気はします。


連休初日

2006-04-29 20:45:38 | 日記・エッセイ・コラム
 やはりお天気はイマイチ。午後、小雨がパラつきました。行楽にお出かけの人には気の毒。

 私の場合、連休中も基本的には仕事なのですが、今日は夕方、バイクで都心へ。古典SF研究会の例会に少しだけ顔を出してきました。
 少なめのメンバーでとりとめのないことを喋っていたら、堺三保さんがひょっこり顔を出してくれました。ブログに「上京中」とあったのですが、ここでお顔が見られるとは。たぶんSFセミナーで、と思っていたのですが。
 お元気そう。秋(もしくは年末)からの新しいステージに向けて気力が充実していると見ました。

 午後6時前には例会を失礼して帰途につく。
 連休に入ったせいで、都心は道路が空いています。そのかわり、郊外へ出るにつれて車の量が増えてくる。首都高速の下高井戸出口のあたりは大渋滞でした。
 が、バイクなのでさほど影響されずに帰宅できました。

 さあ、明日は天皇賞だ。ディープインパクトの絶対優勢は間違いないとして、どの馬が対抗できるか。私はリンカーンが面白いと見ているのですが……。


植物公園

2006-04-28 21:21:08 | まち歩き
 暖かくて良いお日和。

 昼食の後、庭に出ていたら、やはり庭にいた向かいの家の旦那さんが話しかけてきました。
 カナメモチの赤い新芽のことなどを話しているうちに、「うちではお宅の庭を見張ってあげているんですよ」などというのです。
 何とのことかと思ったら、テレビ式のインターフォンの位置の関係で、私がバイクを置いてある庭の入り口のあたりが、常時、よく見えるらしいのです。
 「来てごらんなさい」というので、お邪魔してお宅に上がりこみ、インターフォンのモニターを見せてもらいました。
 本当だ! 道路をはさんで相対している我が家の庭が正面に映るようになっています。「これなら我が家は安心ですね。監視をどうかよろしくお願いします」といって帰ってきました。
 我が家のインターフォンも修理しなくちゃ。

 夕方、早めに散歩に出かけ、午後4時の入園締切ぎりぎりに神代植物公園へ。
Tutuji0604  今は何といっても、ボタンが盛り。大勢の人が鑑賞に訪れ、スケッチをする人の姿も目立ちました。それと、ツツジが見事です。写真は満開のツツジ園。
 ほかにはシャクナゲもきれい。ルピナスというマメ科の花が密集して咲いているのも見ごたえがありました。

 明日はみどりの日で入場無料ですが、お天気がちょっと心配ですね。


牡丹に雨

2006-04-27 20:10:29 | 日記・エッセイ・コラム
 未明から朝にかけて雨。
 雨音で目が覚めたのは何時頃だったでしょうか。かなり強く降りしきっていました。

 「雨だ……」と思いながら、布団の中で牡丹のことを考えていました。

 散歩の途中、あちこちの庭で牡丹の花を見かけます。今が盛りなのでしょう、赤やピンクの大きな花が見事です。
 で、たいていの牡丹には透明なビニル傘が差しかけてあるのです。「雨に濡らさない用心だろうな」と思っていたのですが、今朝の雨には効果を発揮したことでしょう。
 夜明け前の強い雨の中で、牡丹だけがぼんやりと光を放っている――そんな景色を思い浮かべました。


竜巻カメラマン

2006-04-26 21:29:02 | テレビ番組
 今夜のNHK教育テレビ〈地球ドラマチック〉「巨大竜巻を追いかけろ」
 竜巻の内部に突入して映像を撮ろうというアメリカの映画カメラマンのお話。ひとことでいってクレイジー。

 撮影のため装甲車のように改造したトラックは風速70メートルまで耐えられるという。でも、最初に接近した竜巻では、雨水があちこちから流れ込んで中はビショビショ(次回からは対処してました)。それに竜巻の中って、いってみれば雷雨のすごくひどい状態でほとんど真っ暗。絵が撮れるとは思えません。
 それでも竜巻を追いかけて6週間、何百キロも走りまわって、いくつかの竜巻に接近。本物の竜巻の映像は迫力があります。ねじれた棒がうねうねとのたうちながら空に伸び上がってゆくさまはただごとではない。アメリカ中南部では竜巻が観光資源になっていて、竜巻シーズンにはたくさんの人が竜巻見物に訪れるそうですが、確かに実物を見てみたい気がしました。それに竜巻の進行方向は予測のつかない部分もあって、もの凄いスリルも味わえますし(へたすると死にますね)。

 番組の最後にきて、カメラマンたちはようやく竜巻の内部に突入しましたが、あっという間で、映像もなんだかはっきりせず、ちょっと拍子抜け気味。その代わり、番組スタッフの普通の乗用車の方ではドラム缶がすぐそばを飛んでいったり、生きた心地はしなかったんじゃないかな。でも、まあ、皆さん無事で、目的も果たせたし。良かった、良かった。
 こういうバカな(失礼!)人がいてくれることに感謝します。