惑星ダルの日常(goo版)

(森下一仁の近況です。タイトルをはじめ、ほとんどの写真は交差法で立体視できます)

カイツブリ

2007-08-29 20:25:45 | 自然
 曇り時々小雨。暑さとともに打ち水や水遣りから解放され、ずいぶんと気持ちが楽になりました。

 夕方は自転車で多摩川ベリまで。
Kaituburi0708  カイツブリの親子がいました。暗くなりかかっていたので、写真はボケボケです。
 夕食の支度なのか、カイツブリのお母さんはしきりに水に潜って漁をしています。その間、2羽の子どもは水面をウロウロ。
 ずいぶんと離れたところに、お母さんが浮かび上がることもあって、子どもたちは一所懸命、そばまで泳いでゆきます。お母さんはそれを待っていて、子どもたちが来るとすぐに潜水。また、遠くにプカリ……。

 同じことを繰り返していましたが、のどかな夕暮れの光景といったところですね。

 明日からみなとみらいで始まる世界SF大会。森下の出番は次のとおりです――

8月31日(金)
12:00~1400 「現代日本SF展望・その1」「〃その2」(418号室)
15:00~16:00 『日本SF作家クラブ40年史』の頒布(ファンジン・アレイ)
9月1日(土)
11:00~12:00 「星新一とは何者だったのか」(418号室)
9月2日
15:00~18:00 「SF創作講座」( ? )
 「現代日本SF展望」は日本SFの歩みを振り返るパネルディスカッション。「その1」は、石川喬司さん、山田正紀さん、それにもしかしたら小松左京さんと。「その2」は、新城カズマさん、高千穂遙さん、谷甲州さんと。どちらも司会担当。
 「星新一とは……」は、星さんについての新井素子さんと最相葉月さんの対談。森下は司会です。
 「SF創作講座」はあらかじめ投稿された短篇について講評する勉強会。〈SFマガジン〉の塩澤編集長、評論家の三村美衣、作家の横山信義さんとご一緒します。司会は平田真夫さん。
 31日の『40年史』頒布は80部限定ですので、欲しい方はお早めに。ファンジン・アレイの一画で正午から午後5時までの間、扱っています(売り場は、東野司さん、、山田正紀さん、森下、谷甲州さんが順番に担当します)。

ロシア女性記者殺害容疑者

2007-08-28 20:53:05 | ニュース
 夜になって激しいにわか雨。皆既月食の観測はまったくできません。

 ロシアのアンナ・ポリトコフスカヤ記者射殺事件で容疑者10人の身柄を拘束(毎日新聞)
 容疑者のうち5人はFSB(ロシア連邦保安庁)と内務省の元職員で、さらにそのうち2人は拘束時、現役だったという。

 FSB職員の一部が犯罪者集団と化していることは、リトビネンコの告発にありましたが、今回の容疑者もそうした一味なのでしょうか。
 もし、そうだとして、動機は? 自分たちで殺害を意図したのか、それとも誰かに言いつけられたのか、それともカネのためにやったのか。
 会見した検事総長は、英国に亡命した富豪の政商ベレゾフスキー氏の関与を示唆し「ロシア国内情勢を不安定化させ、ロシア指導者(森下註:プーチン大統領ですね)の評判を落とすこと」が動機だとの見方を披露したとか。

 FSBや内務省の職員がポリトコフスカヤ記者の取材で何か掴まれていた可能性はないのでしょうか?
 最後の著書『ロシアン・ダイアリー』(鍛原多恵子訳、NHK出版)でアンナさんは、北オセチアにおいてFSBがやっている治安対策、内務省職員による刑務所での拷問などに触れていました。こうした取材を進めることで、自分たちの足元が危うくなったと感じる人たちが出てきたことも十分に考えられそうです。
 今後の捜査と報道に注目したいところです。

 〈小説推理〉10月号が出ました。担当しているSF評のページで、ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア『輝くもの天より堕ち』(浅倉久志訳、ハヤカワ文庫SF)、ロバート・シェイ&ロバート・A・ウィルスン《イルミナティ三部作》(小川隆訳、集英社文庫)、機本伸司『スペースプローブ』(ハヤカワSFシリーズJコレクション)を取り上げています。
 《イルミナティ》はカウンターカルチャー何でもありのトンデモ「反」伝奇小説。キンメリアのコナンまで言及されているのにはあきれました。
 ティプトリーの初めての長編翻訳は、作家が自らのテーマを追究することについて考えさせられました。今年いちばん印象の深い小説になるような気がします。


鯛めし

2007-08-27 19:56:34 | 日記・エッセイ・コラム
 夕方の市民プールは息子のゴーグルを借りて。ゴムがやけにきついのは、私の頭がデカいということだろうか?。
 1000メートル。うち連続泳、700メートル。

 夕食は鯛めし。土鍋で炊いたご飯の真ん中に、大きな鯛がなかば身を埋めておりました。
 季節的にはどうかと思われるでしょうし、特に目出たいことがあったわけでもありません。たまたま、尾頭つきの鯛が手に入ったからというので、家内が作ってくれたのです。

 美味しい。元気が出そうな気がする。明日も頑張るぞ(近づいたワールドコンの準備もあるし)。


ゴムが切れた

2007-08-26 20:09:41 | 日記・エッセイ・コラム
 午前中はなんとかしのげる程度の暑さですが、午後はやはりつらい。

 で、いつものように市民プールに出かけました。
 が、100メートル泳いだところでゴーグルのゴムが切れてしまった。「参ったなあ」と思いながらも、なんとか結わえて使えるようにし、また水に入りました。格好は悪いけれど、泳げないわけではない。
 しかし、しばらく泳ぐと、今度は反対側が切れてしまい万事休す。諦めて水から上がりました。

 結局、泳いだ距離は800メートル。内、連続泳600メートル。ちょっともの足りない。


驟雨

2007-08-24 20:42:48 | 日記・エッセイ・コラム
 午後5時半頃、市民プールで泳いでいたら、ひと雨来ました。

 水面に目を近づけて見ると、雨粒の激突によって小さな水柱がいくつも立っています。水のキノコが立ち上がっては、消えてゆく。めったに見られないアングルだけに、とても楽しい。
 次には泳ぎながら、水面の裏側から雨粒の落下を眺める。これもおもしろい。

 などと楽しんでいるうち、100メートルも泳がない間に雨は小止みになってしまいました。お湿りというにも足りないぐらいの、小さなにわか雨。

 泳いだ距離、1100メートル。うち連続泳600メートル。