惑星ダルの日常(goo版)

(森下一仁の近況です。タイトルをはじめ、ほとんどの写真は交差法で立体視できます)

落花生

2023-11-30 20:57:59 | 市民農園
昨日は遠出をしていて、夜、日記を書く余裕がありませんでした。

実は、高尾山へ紅葉狩りに出かけたのでした。
山頂付近はわりときれいに紅葉していましたが、カエデの多い中腹から登山道入り口付近はまだちょっと早かった。
家の近所のイチョウはすっかり黄色くなっているのに、なかなか予想通りにはいかないものです。

今日は市民農園の落花生を掘ってみました。
全部で4株ぐらいあるのですが、とりあえず1株だけ。


葉が少し枯れ始めたので、そろそろと思ったのですが、時期的にはかなり遅いかも。
でも、置き過ぎという感じはなく、殻は白っぽくて、むしろやや早いかなと感じたほど。

掘ったぶんをさっそく塩茹でにしてもらいましたが、実がよく育っていて、殻の内側いっぱいにふくれています。味も上々。
残っているぶんも期待がもてそうです。


禅寺丸柿

2023-11-28 21:05:22 | 樹木
市民農園へ行く通りの脇に古くからの農家があり、そこの庭に柿の巨木がそびえています。
今、紅葉して、実もたくさんなっています。


種類は禅寺丸柿だそうです。
推定樹齢380年。この種類の柿の古木として、都の天然記念物に指定されています。

市のホームページによれば「幹の太さが2.3メートルもあり、高さ13.5メートル」あるとか。
樹齢を重ねても勢いは今なお盛ん。見事です。

禅寺丸柿は鎌倉時代に発見され、日本でもっとも古い甘柿だとされています。
となると、味が気になりますが、残念ながら食べたことはありません。

そのかわり、似たような古めかしい実がなる甘柿が近所の公園にあり、それならこっそり食べたことがあります。
素朴な甘さの柿だったように思いますが、本物に似ているのかな。


「山羊酒」

2023-11-27 20:51:33 | 文芸
この時期らしいまずまずのお日和。

朝は、例によって市民農園に出かけ、シシトウ2株を撤去しました。
数日前に書いたように、5月から採りつづけてきましたが、さすがにこの時期になると実が育ちません。これでおしまい。

夕方の散歩では、東の空に上った大きな月に感動しました。
旧暦10月15日の月。月齢は14ぐらいですが、真ん丸に見えました。

わたくしごとですが、昔書いて単行本には入っていない短編を森下潤子さん(というか家の人ですが……てへへ)が朗読してくれました。
「山羊酒」。角川書店の雑誌〈野生時代〉1983年9月号掲載。

本作はその年の「荒巻賞・短編部門」を頂戴しています。
荒巻賞は作家の荒巻義雄さんが個人的に選んで与えていた賞で、副賞は新巻きザケ1本! 大感激したことでした。

朗読は「朗読たんぽぽ~ことばの綿毛を飛ばそう~Ⅱ」にて。
前半・後半にわかれていますので、前半からどうぞ。

YouTubeでも聞くことができます――――前半後半

よろしくお願いいたします。


剪定終了

2023-11-26 20:37:13 | 園芸
午前中は庭木の剪定。
道路脇に並んで生えているカイヅカイブキの仕上げをしました。


家の東側全面を隠すかたちで9本。夏は午前中の陽射しで室内の温度が上がるのを防いでくれます。
もとは下側半分の高さしかなかったのですが、思い切って伸ばし、二階建てのような形になりました。

これで秋の剪定は終了。とりかかってからひと月かかりました。
1日に半時間とか1時間ぐらいしかやらないので、期間だけが伸びてしまいます。でも、11月中にあがったから上出来。去年はそもそも肩の痛みで自分ではできなかったのですから、大満足です。

午後は競馬のジャパンカップ。
世界最強馬イクイノックスで間違いないと思ったのですが、ここまで強いとは!
対抗と目されていたリバティアイランドをまったく寄せ付けず、4馬身差の圧勝。

ウィニングランの途中で馬上のルメール騎手が泣きだしてしまったのにもびっくり。馬のあまりのすばらしさに感動したのでしょうね。

さあ、イクイノックスはこれからどうするのか。まさかこのまま引退?
破天荒の走りをもっと見せてもらいたいものです。


ゲゲゲ忌

2023-11-25 21:20:00 | まち歩き
夕方、いつもの散歩の途中、深大寺の山門前を通りかかると、鬼太郎茶屋の前に時ならぬ人だかりが。


午後5時を回った頃ですから、もうあたりは暗くなっています。ほとんど、夜。
週末とはいえ、こんなに人がいることは珍しい。年末年始みたいです。

なにごとかと見てみると「ゲゲゲのスタンプラリー」というのがおこなわれていて、鬼太郎茶屋がゴールになっているみたい。ラリーを完遂した人たちが記念品をもらっているのでした。

水木しげるさんが8年前に93歳で亡くなられたのは11月30日。この日を「ゲゲゲ忌」と定めて、我が街ではあれこれ行事がおこなわれています。スタンプラリーはその一環。
暗くなったのに熱心に列をつくる人たちを見て、水木さんの人気をあらためて思い知りました。

その後、ハケの坂道を下り、野川のほとりまで来ると、開けた空に満月まであと2日の月が昇っています。ちょうど雲が晴れ、すぐ右下の木星もはっきり見えてきました。
今夜は月と木星が大接近する日でもあったのですね。

良い散歩となりました。