惑星ダルの日常(goo版)

(森下一仁の近況です。タイトルをはじめ、ほとんどの写真は交差法で立体視できます)

自転車気分

2006-08-31 20:31:17 | 日記・エッセイ・コラム
 最高気温は昨日と同じぐらいか。陽射しが強い。しかし、空気がカラッとしていて、心地よい暑さです。

 午後、なんとか月末までに原稿を仕上げて送り、ホッとひと息。
 気分転換に自転車の錆落しを始めたら、キリのいいところまで止められなくなり、市民プールへは行けない時間に。
 仕方ないので磨いたばかりのクロスバイクに跨って野川を遡り、野川公園・武蔵野公園・多磨霊園・武蔵野の森公園と緑地をハシゴしてきました。

 楽しかったのは野川の岸。夏草が生い茂り、大人の太腿あたりまで伸びています。黄色い花のキクイモ(イヌキクイモ?)は大人よりずっと背が高い。そんな中、わずかに犬の散歩の人が踏み分けた跡があるところを、ギアを超ローにして、人が歩くほどの速度で漕ぎ進みました。オフロードバイクの醍醐味ですね。
 あと、武蔵野公園のくじら山あたりでも、ほんの少しですが、山道気分が味わえます。反対に、飛行場のあたりではやたらに広い空の下をビュンビュンと走る喜びも。

 この秋は自転車に乗る機会が増えそうです。


黄昏プール

2006-08-30 19:52:39 | 日記・エッセイ・コラム
 最高気温は30度くらいだったでしょうか。でも、湿度が高く蒸し暑い。

 ということで、今日も夕方は市民プールへ。人数が少なく、1人が1コースずつ独占できる。泳ぐにはもってこいでした。
 長距離泳700メートル。合計1000メートル。

 帰宅は午後6時過ぎ。今日のように雲の多い日にはもう暗くなり始めていて、自転車はライトをつけた方がいいほど。夏が逝きます。


デンドロ発芽

2006-08-29 20:20:57 | 園芸
 茎挿ししてあったデンドロビュームに芽が出ました。たった1つだけですけど。
 6月上旬に挿してから約80日。「これはダメかな……」とあきらめかけていただけに、喜びもひとしお。それにしても時間がかかるものです。
 本当は、小さな可愛い芽を写真でお目にかけたいのですが、今のパソコンでは能力に不安があるため、また後日ということにさせていただきます。

 夏の暑さが戻ってきました。なので、夕方は市民プール。
 長距離泳600メートル。合計900メートル。
 いつも会うオジさんに「残り少ないんだから、もっと来てよ~」といわれました。市民プールは来月10日まで。あと何回行けるかなあ。


楽しいドリルソー

2006-08-28 20:17:13 | 日曜大工
 家の中の某所で使う器具を木工で作ろうと思い、その準備としてトリマー用のジグを作りました。直角に2枚の板を繋ぎ合わせたもので、作業台の端に取り付けて使います。
 その板の中ほどに丸い穴を開ける必要があり、ドリルソーを使ってみました。ドリルソーは、電動ドリルの先端に取り付ける、丸めた板状のノコギリ刃。回転させることで、円形をくりぬくことが出来ます。先日、ホームセンターで見つけて買いました。
 持っているのが非力な充電式ドリルドライバーなので大丈夫かなと心配でしたが、なんとかなりました。厚さ1センチほどのベニヤ板に、直径約5センチの丸い穴がぽっかりと開いて、感激。繰り抜いた部分が車輪のように丸い板になっているのも嬉しい。これは不要ですが、捨てられません。どうしようかな?

 余談ですが、ベニヤ板をノコギリで切っている時、刃が踊って左手の親指を怪我してしまいました。アッと思ったら、BB弾ほどの血の玉が盛り上がってきて「あ~あ、やっちゃった」。
 押さえて止血した後、傷テープを貼りましたが、血が出るほどの怪我をしたのは久しぶり。昔はよく怪我をしたものだがなあ、と少しなつかしい気分にひたりました。
 本当です。負け惜しみじゃありません。


浅倉さんを祝う会

2006-08-27 20:47:04 | 本と雑誌
 昨夜は神楽坂の日本出版クラブ会館にて、浅倉久志さんのエッセイ集『ぼくがカンガルーに出会ったころ』(国書刊行会)の出版を祝う会。

 浅倉さんは読書生活の大恩人。浅倉さんが訳した本がなかったら、私はディックもヴォネガットもエフィンジャーもこれほど好きにならなかっただろうし、ユーモアスケッチの楽しさも知らずに過ごしていたにちがいない。
 そんな大恩のある方と近しくしていただけ、こんな会にまで出られるのは最高の幸せ。SFやってて良かったなあと思います。

 会は森優さん、深町眞理子さん、小尾芙佐さんの大ベテランから大森望さん、中村融さんといった中堅の翻訳者たち、各社の翻訳担当編集者、それに鏡明さんや水鏡子さんなど古くからのSF仲間が集い、海外SFの中核を担う人たちが一堂に会したような感じ。
 饒舌な森さんのスピーチと、対照的に言葉数の少ない、しかし味わい深い浅倉さんのお話を楽しみ、お土産には新刊のユーモアSFアンソロジー『グラックの卵』(もちろん浅倉久志編訳、国書刊行会8月26日刊)もいただき、心を温かくして帰宅いたしました。

 浅倉さん、楽しい物語と素晴らしい訳文をこれからも待ちつづけています。どうぞ、いつまでもお元気で。