昨夜は上野広小路亭にて「立川三四楼・松幸二人会」。
贔屓の三四楼くんの落語を聴くのは半年振りぐらいでしょうか。今年に入って、後輩の立川松幸くんと組んで、毎月、勉強会を続けているそうです。その甲斐あって、レベルアップ著しく、そのうち本当に「爆笑王」になれるかも……というか、ぜひともなってくれ。
相方の松幸くんは美形。芸風もさっぱりしていて嫌味がなく、これは人気が出そう。
二人会というのは楽しいですね。芸風の違う二人が、張り合ったり、持ち上げたり。どちらも、それぞれの方向に大きく伸びていって欲しいと思います。
野川でアカミミガメが甲羅干しをしていました。親ガメ2匹と、子ガメ1匹。
子ガメは、大きいカメの背中に乗っていますが、なぜなんでしょう? 卵から生まれて育ったのだから、誰が自分の親だとかわかるわけもないと思うのですが……。
それにしても、頭は出さずに、後ろ足を伸ばしている様子が可愛い。人間でいうと「足湯」といったところでしょうか。
〈小説推理〉7月号発売中。担当しているSFレビュー欄で次の4冊を取り上げました――
- 瀬名秀明『Every Breath エヴリブレス』(TOKYO FM出版)
- 梶尾真治『アイスマン。ゆれる』(光文社)
- ケヴィン・ブロックマイヤー『終わりの街の終わり』(金子ゆき子訳、ランダムハウス講談社)
- アーサー・C・クラーク&スティーヴン・バクスター『太陽の盾』(中村融訳、早川書房)
瀬名さんの『エヴリブレス』はラジオドラマの原作ですが、これを耳から聞いても細かい設定は呑みこめないんじゃないかなあ。活字を読んでも、1度ではよくわからず、すぐに読み直してしまいました。でも、それだけの甲斐はある出来栄え。
クラーク&バクスターの〈タイム・オデッセイ〉シリーズ第2巻は、第1巻とはうって変わって、壮大な宇宙建造物の話に。次巻はどうなるのか、楽しみです。