惑星ダルの日常(goo版)

(森下一仁の近況です。タイトルをはじめ、ほとんどの写真は交差法で立体視できます)

五輪閉幕

2016-08-22 20:33:39 | リオ五輪

 濃密な17日間。しっかり堪能させてもらいました。

 懸念されていた運営の不安を感じることもなく、選手たちは力いっぱい戦っていました。そして、日本勢の頑張りには目を見張りました。女子重量挙げに始まり、水泳、体操、柔道、卓球、バドミントン、レスリング、陸上……。こんなに強く声援し、声援のしがいがあった大会はこれまでになかったと思います。良かったなあ。

 運営面で記憶に残っているのは、開会式の費用が北京五輪の20分の1、ロンドンの12分の1だったという報道。カネをかけずに、知恵をしぼる。4年後の東京もこの線でお願いしたいものです。

 台風9号は関東直撃。お昼過ぎに房総半島南端に上陸、東京湾を奥へ奥へと進み、千葉から茨城へ達しました。
 我が家は進路の西側に当たるため、風はそれほどでもなかったのですが、雨が時折り、とても激しかった。
 近所の野川もさぞ水位が上がっていたと思いますが、最盛期には見に行かれず。夕方、雨がほぼあがってから散歩にゆくと、川岸の水たまりでゴイサギが餌を探していました。


超絶フリーキック

2016-08-21 21:00:41 | リオ五輪

 朝いちばんにリオ五輪サッカー男子決勝戦。
 ブラジル対ドイツという、まことに納得しやすい強豪同士の取り合わせ。

 速くて、巧み。攻撃も守備もしっかりした試合を見ているうち、前半27分、ゴール左斜め前28メートルからの直接フリーキックをネイマール選手がスパッと決めたのにびっくり。
 というか、さすがネイマール。ここしかないというゴール左上、バーを掠る形で蹴り込みました。
 この得点を機にゲームは別の次元に入ったかのように感じられ、どんどん時間が経ってゆく。後半にはドイツの中心マイヤー選手がゴールを決め、1-1で延長戦へ。
 都合で延長戦後半途中までしか見られなかったのですが、最後はPK戦にまでもつれ込み、ブラジルが優勝したとか。でも、私にはネイマール選手の直接フリーキック1本で、十分以上に満足できる一戦でした。

 夜は、街の花火大会。夕方、散歩に出ると、駅前から会場の多摩川土手にかけて、大勢の浴衣姿の男女でにぎわっていました。
 我が家は例年どおり2階ベランダから遠花火を観賞。家族全員で「きれいだねえ~!」と、賑やかに楽しみました。

 明日は台風9号が接近するらしい。スイカの雨除けを外したり、一応の準備はしましたが、どうぞ、たいしたことがありませんように。


リオ五輪さらに

2016-08-20 21:13:05 | リオ五輪

 昨夜は男子レスリングの序盤の試合と、男子50キロ競歩の終盤を見ました。
 競歩は、荒井広宙(ひろおき)選手が3番手につけながら、カナダのダンフィー選手に追い上げられ、ついに抜かれてしまった。しかし、ここで荒井選手の闘争心に火がついた。歩きのギアをチェンジし、ダンフィー選手を抜き返して、そのままゴール。
 抜き返す際に接触があったのには気がつきました。でも、まあ、どっちもどっち。おあいこみたいなものだと受け取っていました。ダンフィー選手はよろめいたけど、接触の瞬間ではなく、少したってから。その後も、よろめいてはまた立て直したりで、4位ゴール。
 荒井選手の銅は良かったな、と思いながら就寝しました。まさか、一時は失格になっていたとは。

 起きてからは、録画してあったシンクロナイズドスイミングのチーム・フリールーチンとレスリングのその後。
 シンクロは、優勝したロシアの演技の素晴らしさに目を見張りました。断トツ。日本は「アマテラス」という見どころ豊富なプログラムをほぼ問題なく演じ切りました。4位のウクライナとの差ははっきりしていたと思います。
 レスリング57キロ級決勝、樋口選手は惜しかった! 終盤、ジョージアのキンチェガシビリ選手が用心して、右脚へのタックルが入らなくなったことが響いた。何か代わる作戦があれば、と思いました。

 そして、陸上男子400メートルリレー。
 日本、4人とも速い! 優勝したジャマイカに引けをとるどころか、第3走者の桐生選手あたりでは上回っていたのでは。さすがに最終走者のボルト選手には離されましたが、それでもケンブリッジ飛鳥選手の食い下がりに、ボルト選手も本気を出していました。
 実況アナウンサーは絶叫。桐生選手はケンブリッジ選手に抱き着いて飛び撥ねる。私もテレビの前で手を叩きながら「銀! 銀! 銀!」と叫んでいました。

 終盤に来ても、こんなに盛り上がれるとは。リオ五輪、素晴らしい。


不屈

2016-08-18 20:29:33 | リオ五輪

 朝、起きてテレビをつけると、女子レスリングの土性選手が決勝戦のマットに上がったところ。伊調選手、登坂選手はすでに金メダルを獲得していました。
 土性選手の試合はリードを許したまま後半も残り数十秒。ヤバイぞ、と思ってハラハラドキドキで見ていると、終了間際にタックルを決め、優勝。同点ながら内容で上回っての判定。素晴らしい。

 後でニュースを見ると、伊調も登坂も残り3秒、2秒での逆転優勝だったという。日本女子レスリング選手の強さ、集中力に驚きました。

 その次に見た卓球男子団体決勝の水谷選手の戦いぶりも同様でしたね。フルセットで相手にマッチポイントを握られながらも、粘りに粘って5連続得点。見事な逆転勝利でした。

 こうした結果を見ていると、アスリートに必要な精神力を感じます。キレてはだめなんですね。どこまでも勝利にくらいついてゆくこと。このオリンピックではそれを存分に見せてもらっています。


卓球女子団体

2016-08-17 20:47:19 | リオ五輪

 台風7号の風雨は日付が変わる頃がいちばん激しく、その後は驚くほど静かになって、朝にはすっかり青空が広がりました。

 さて、オリンビック。昨夜は、バドミントン女子ダブルス準決勝戦でタカマツペアが勝ったのを見届けた後、卓球女子団体3位決定戦を視聴。
 といっても、最後まで付き合うことはできず、途中からは録画。続きを、今朝、起き抜けに続きを見ました。本人はこれでもしっかり応援しているつもり(軟弱でスミマセン)。

 日本、見事な勝利でした。石川選手が逆転で最初のゲームを取って以降、伊藤選手が勝利を決めるまで、ずっと高揚感が続いていました。彼女たちの集中力が伝わったのでしょうね。
 福原愛選手の止まらない涙と、「苦しいオリンピックだった」という言葉から、大変な重圧と戦ったことが伝わってきました。ロンドン、リオ、東京と続くオリンピックの流れを、自分がうまくコントロールしなければいけないという責任感を背負っていたのでしょう。お疲れさまでした。

 その後、さらにバドミントン女子シングルス準決勝。奥原希望選手と山口茜選手、日本人同士の対決はどう考えてももったいない。
 最初のゲームは山口選手がとったものの、その後は、技量と体力に勝る奥原選手が勝負を支配。実力の差を見せつけました。

 ダブルス、シングルス、両方じっくり見ましたが、バドミントンもとても面白い。面白いけれど、あれこれ見るのも大変。そして、ああ、今夜も明日も、まだまだ続く……。