惑星ダルの日常(goo版)

(森下一仁の近況です。タイトルをはじめ、ほとんどの写真は交差法で立体視できます)

農文協

2016-04-30 21:12:52 | 本と雑誌

 夕方、神保町で古典SF研究会の例会。ちょこっと顔を出しました。

 その前に立ち寄ったのは、神保町交差点角のドラッグストア3階にある農文協(農山漁村文化協会)の農業書センター。農業や環境などの書籍、雑誌が充実した書店です。棚を眺めてまわるだけでも楽しい。
 色々見て、次の2冊を購入――

  • 『農家が教える 混植・混作・輪作の知恵――病虫害が減り、土がよくなる』(農文協 2009年第1版)
  • 『図解でよくわかる 土壌生物のきほん――土の中のしくみから、土づくり、家庭菜園での利用法まで』(横山和成監修、誠文堂新光社 2015年7月)

 うーむ、すっかり趣味の世界に耽溺してますなぁ。とはいうものの、すごく役立ちそうな本で満足。

 あ、そうだ。今朝、小玉スイカの苗を植え付けました。一緒に葉ネギも生やしてあります。これは上記の混植の本にも出ている(^-^)
 つる割れ病を防ぎ、生育もよくなるそうです。


庭仕事

2016-04-29 20:49:55 | 園芸

 今日はたっぷり庭仕事。春から初夏へと菜園(といってもプランターですが)の模様替えをしました。

 ベランダで収穫してきたスナップエンドウが終わったので撤去。ぐるりと張り巡らせていたヒヨドリ除けのネットも外してすっきりしました。
 この後にはゴーヤのコンテナを置いて、緑のカーテンを作ります。

 そのゴーヤの苗は本葉が3~4枚出て、ほぼ出来上がり。植え付けるために土の調合もしました。ただし、白菜を育てた土を使っているので、前後作の相性が心配(ダメだったら来年は考えなくては)。

 スイカ苗植え付けの準備もしました。こちらはトマトの後なので、そんなに心配はしなくて良いはず。

 場所と植える順番とか相性とか考えていると頭の中がゴジャゴジャになってしまいます。正解にたどる着ける日はいつになるのか?


小蕪

2016-04-28 21:09:24 | 園芸

 蕪は古くから我が国でつくられている野菜で、『日本書紀』にも出てくるそうです。美味しいですよね。

 この春、初めて小蕪をつくってみました。
 小さなプランターだったので育ったのは8株だけ。半分、収穫しました。

 これを糠漬けにしてもらい、今日、食べたのですが、少し苦みの混じった甘さで、上々のお味。大満足しました。
 また、秋にもつくってみよう。

 〈小説推理〉6月号が発売になりました。担当しているSFレビューで次の4作を取り上げています――

  • 梶尾真治 『杏奈は春待ち岬に』 (新潮社)
  • 柴田勝家 『クロニスタ 戦争人類学者』 (ハヤカワ文庫JA)
  • ジョン・スラデック 『ロデリック』 (柳下毅一郎訳、河出書房新社)
  • 長山靖生 『奇異譚とユートピア――近代日本驚異〈SF〉小説史』 (中央公論新社)

 梶尾真治さんは震災に見舞われ、大変なようです。早く落ち着いた日常が戻ってきますように。
 〈小説推理〉6月号で特筆すべきは瀬名秀明さんの短期集中連載が始まっていること。タイトルは「この青い空で君をつつもう」。青春ラブストーリーだそうです。楽しみ。


草の道

2016-04-27 20:31:15 | 季節

 近々、購入を検討しているものがあって、ホームセンターへ下見に出かけました。
 野川を下って隣の市まで行くのですが、途中、岸辺を歩くと道はこんな具合。

 お花見の頃までは地面が青いという程度だったのが、今では胸のあたりまでナノハナやカラスムギが生い茂っています。
 写真に見える黄色い花がナノハナ。左手前のオレンジ色はナガミヒナゲシです。

 狭まった道は、人がやっと1人通れる程度。反対側から犬を連れた人やジョギングの人がやって来ましたが、その都度、草の中に足を踏み入れなければなりません。今日はまだ良かったけど、雨の後で草の露が多い時は大変。

 とはいえ、こんな道も嫌いではありません。じっとうずくまって、しばらく身を潜めていたい気分になったりするんですよねぇ(やると不審者か)。


小網代の森

2016-04-26 21:58:40 | 自然

 昨日につづいて今日も良いお天気。最高気温 24.9℃(隣町アメダス)。

 ふと思いついて、バイクで三浦半島まで出かけました。以前から歩いてみたいと思っていた小網代の森が目当てです。
 最近は高速に乗るのが嫌で、一般道を走ることにしています。片道約60キロ。行きは3時間、帰りは2時間半かかりました。

 小網代の森は素晴らしかった。
 標高差50メートル足らず。全長約1キロのコースを谷の上から歩きました。
 整備された木道は歩きやすく、生い茂るシダやジャヤナギ、フジやツツジの花、それに湿地のヨシなどの植生が面白く、チョウやトンボが飛び交っています。木々のあちこちからウグイスやよくわからない小鳥の鳴き声が聞こえ、たどり着いた海辺ではチゴガニのオスが求愛のダンスを踊っていました。

 写真上:穴のそばで身を低くしてハサミを下に。
 写真下:体を起こしてハサミを振り上げます。

 この繰り返し。無数のカニたちが踊り続けるさまは、とても可愛い。
 生きものたちの息づかいを身近に感じる良い自然公園でした。機会があれば、また行きたい。