惑星ダルの日常(goo版)

(森下一仁の近況です。タイトルをはじめ、ほとんどの写真は交差法で立体視できます)

緑のカーテンを

2019-05-31 21:18:19 | 園芸

 一昨日、ベランダを片付けたことを書きました。
 今日は、その片付いたベランダに、ゴーヤのプランターを置きました。ゆくゆくは緑のカーテンに仕立てるつもり。

 今年はカーテンの「素材」として、ゴーヤだけでなく、カボチャやメロンも使ってみようと思っています。
 カボチャはすでに植え付けていて、奥に見える赤いプランターがそうです。
 メロンは、昨夏、食べたクインシーメロンの種をとっておいたのを、苗に仕立てています。だいぶ遅れ気味ですが、そろそろ出来てきた。

 どんな緑のカーテンが出来上がるか。ちょっと楽しみ。


切り株

2019-05-30 21:04:21 | まち歩き

 野川の遊歩道には桜の樹が植わっています。川とは反対側の道の端。
 桜(ソメイヨシノ)は枝を横に広げ、先端を垂らすので、川面に花が映えて美しい。しかし、遊歩道の通行ゾーンを超えて枝が伸びるので、低い枝があると通行(特に自転車)には邪魔になります。

 この桜は幹そのものが斜めに伸びて、通行のさまたげになっていたので、とうとう今日、伐採されてしまいました。

 切り株の年輪から樹齢を知りたいと思ったのですが、あまりはっきりしない部分が多く、正確に数えることができません。おおよそ60年といったところでしょうか。見事な花を見せてくれていたのに、残念。木の数は減る一方で、だんだんと寂しくなってゆきます。

 ところで、この切り株。何かの足跡のようでもありますが、私には両手を挙げた男の子が見えるんですよね。

 〈小説推理〉7月号が発売になりました。担当のSFレビューで次の3作を取り上げています――

  • 林譲治 『星系出雲の兵站〈1~4〉』 (ハヤカワ文庫JA)
  • 門田充宏 『追憶の杜』 (創元日本SF叢書)
  • 柴田勝家 『ヒト夜の永い夢』 (ハヤカワ文庫JA)

 『星系出雲の兵站』は宇宙SFの傑作として推薦します。門田さんの『追憶の杜』は、好評だった『風牙』の続編。これもいいんですよ~。


ベランダ片付け

2019-05-29 21:29:47 | 園芸

 今日は自宅2階ベランダのスナップエンドウの残滓を片付け、秋からずっと架けてあった蔓もの用ネットも取り払いました。

 これでスッキリしたかと思いきや、今度は夏のゴーヤやミニカボチャのためのネットを新たに架けたので、外見はほとんど変わりありません。
 でも、ちょっと架け方にこだわったので、少しベランダの使い勝手は良くなったはず。

 色々と苗が育っていたりして、忙しい日々が続きます。


推理作家協会賞

2019-05-28 21:01:18 | 文芸

 昨夜は新橋の第一ホテル東京「ラ・ローズ」の間にて、第72回推理作家協会賞贈呈式。

 今回の受賞作は次のとおり――

  • 長編および連作短編集部門
    『凍てつく太陽』 葉真中顕(幻冬舎)
  • 短編部門
    「学校は死の匂い」 澤村伊智(小説 野生時代8月号)
  • 評論・研究部門
    『日本SF精神史【完全版】』 長山靖生(河出書房新社)

 SF仲間の長山さんが評論・研究部門で受賞されたので、お祝いに駆け付けたのですが、贈呈式の焦点は長編で受賞された葉真中さんの受賞スピーチでした。

 受賞作の版元である幻冬舎が問題を起こしたことに触れ、昨今、ヘイト発言や露悪的発言で誰かを差別しようとする風潮は確かに存在する、と指摘。その上で、作家は差別に対峙する立場から、健全な娯楽を提供すべきではないかと述べられました。性根の座った立派な言葉だと思います。
 取材に来ておられたメディアの方々が、スピーチを聞きながら、懸命にペンを走らせていたのも印象的でした。

 葉真中さんのツイッターによれば、事前に幻冬舎の編集さんに告げたところ「ぜひ、やってください」と言われたとか。希望の灯が消えたわけではないようですね。

 写真は、左から受賞の、長山さん・澤村さん・葉真中さん。そして推理作家協会の次期理事長・京極夏彦さん。


隠元豆

2019-05-26 20:50:35 | 市民農園

 午後、ダービーとバドミントン国別対抗スディルマンカップの決勝戦とが重なり、大変、気忙しい思いをしました。

 ダービーは伏兵(12番人気)ロジャーバローズがクビ差で3番人気のダノンキングリーを抑えて優勝。当然、馬券はとれませんでした。

 バドミントンは中国に0-3で完敗。完全アウェイのプレッシャーが大きかったのでしょうか。

 市民農園。

 一昨日、キヌサヤエンドウを片付けたので、そろそろインゲン豆の出番かなと思って収穫してみたら、思いのほか、たくさん穫れました。あっという間に、春から夏へ、味の「こころも替え」。

 籠の下半分がインゲン。上半分に並べたのはビタミン菜というアブラナ科の菜っ葉です。ビタミンAが豊富だとか。

 インゲンがアメリカ大陸原産だということは、ついさっき知ったところ。
 コロンブスがヨーロッパに持ち帰り、日本へは中国経由で江戸時代にやって来たそうです(これはなんとなく知っていた)。禅僧の隠元師がもたらしたことから、この名前になったということですね。

 隠元、沢庵はお坊さんの名前から来た食べ物。精進料理とか黄檗料理とか、お坊さんが日本の食事に与えた影響は大きい。たぶん、身分が安定し、食べることへの関心が高かったからなのでしょうね。