今日はオンラインで、昨年の国内SF小説とコミックについて。
私も小説枠の講師の一人として参加させてもらいました。
前半、コミック。後半、小説。追加の時間も併せて3時間あまり。
好きな作品の話ができて、私は楽しかったけれど、聞いてくださった皆さんに伝わったかな?
来月は22日に、やはりオンラインで「海外・メディア編」ということで、翻訳小説や映画などについて話し合うことになっています。興味がおありの方は、ぜひ。
「ベストSF2024」を、2月末まで投票募集しています。こちらもどうぞよろしく。
今日はオンラインで、昨年の国内SF小説とコミックについて。
私も小説枠の講師の一人として参加させてもらいました。
前半、コミック。後半、小説。追加の時間も併せて3時間あまり。
好きな作品の話ができて、私は楽しかったけれど、聞いてくださった皆さんに伝わったかな?
来月は22日に、やはりオンラインで「海外・メディア編」ということで、翻訳小説や映画などについて話し合うことになっています。興味がおありの方は、ぜひ。
「ベストSF2024」を、2月末まで投票募集しています。こちらもどうぞよろしく。
朝、空に浮かぶ綿雲が気持ちよさそうでした(手前に立っている木はアオギリだと思います)。
日中は快晴となり、外に出ると陽射しが強い。最高気温 25.3℃(隣町アメダス)と夏日になってしまいました。
そんな中、午後は渋谷に出かけ、台湾料理店「麗郷」で忘年会。
オールドSFファンが集う我が「一の日会」は、去年も11月12日と、通常よりひと月あまり早い忘年会を決行しています。
12月はお店が混むのと、新年会との間隔が短くなるので、ここらでやっておくのが良いとの判断(だと思います)。
いずれにせよ、毎月、ビアホールでの例会とオンラインでの例会を、それぞれ2回ずつやっているので、とりたてて忘年会といわなくてもよさそうなものですが、やっぱり、それはそれ。いつもよりは多くのメンバーが顔を合わせ、にぎやかに飲み、食い、語り合いました。
それにしても渋谷は人出がただごとではないですね。
少し早めに着いたのでハチ公前のスクランブル交差点からスペイン坂あたりまで、街の様子を見て歩いたのですが、歩道はまさに「芋の子を洗う」状態。あきれました。
今日の読書は〈SFマガジン〉10月号。
「ファッション&美容SF特集」。伊藤亜和さんがモデルをつとめ、テキストも担当しているグラビアがあり、意欲的な誌面です。
が、私が今日、読んだのは邵丹さんの新連載評論「もう一つの日本文学――SF翻訳家インタビュー」。
邵丹さんは『翻訳を産む文学、文学を産む翻訳—藤本和子、村上春樹、SF小説家と複数の訳者たち』(松柏社)で2022年のサントリー学芸賞を受賞しています。
村上春樹さんの文体が誕生したルーツを辿り、リチャード・ブローティガンの訳者である藤本和子さんと翻訳SFが果たした役割を指摘。それぞれの訳者の紹介と文体の分析を展開した刺激的な名著です。
その仕事の流れから、今回、SF翻訳家へのインタビューをすることになったとか。
で、最初に話を聞いているのは伊藤典夫さん。
インタビューとはいえ、内容は伊藤典夫さんの評伝のようなもの。邵丹さんの文章の合間に伊藤さんの言葉が引用されているという印象です。
伊藤さんと浅倉久志さんとは私のSFを作ってくださった恩人。そうした人たちがどのように語られるのか、興味津々です。
午前10時40分から午後4時まで行われた企画の内容は次のとおり――
新鋭作家へのインタビュー、若い翻訳家たちの討論会、SF読書普及戦略の研究、アカデミズムでのSFへの取り組み紹介と、多岐にわたってSFの現在を探る意欲的プログラムでした(写真は飯田一史さんによる「SFが若者に読まれるには」パネル)。
若葉の季節の連休に、大勢がこもってSFのあれこれを考える。それも有志によるボランティア運営で。
こんなに建設的なジャンルが存在することをうれしく思います。
おもな話題は、韓国総選挙、初期のパソコン、日本酒アレルギー(特定銘柄にのみ反応?)、目から何かが出る!、SFセミナー(5月6日です)、入れ歯洗浄剤でメガネのヤニとり、『デューン 砂の惑星 PART2』、ヴィルヌーヴは「新町」さん、ミキちゃんと趣里さん、『星はるか遠く』、『revisions 時間SFアンソロジー』、日本の異世界ファンタジー(少ない)など。
〈小説推理〉5月号発売中です。担当のSFレビューで次の3冊を取り上げています――