午後、バイクで都心に出て南青山のビリケンギャラリーへ。
マンガ家ユズキカズさんのスケッチやイラストなど60点あまり(かな?)がギャラリーの壁に展示されているほか、スケッチブックから取り出したままの絵がファイルされているのをじっくり見ることができるのも素晴らしい。もちろん新刊『ヤナギホールで会おう』も売られています。
このユニークなマンガ家さんを知ったのは、1980年代に発行されていた〈COMICばく〉というマンガ雑誌にて。
市井の人々の日常を描いた作品ばかりですが、肉感的で無防備な感じの女性やおませな子どもたちの描写が実に魅力的。黒いインキの線でびっしりと描き込まれた背景も良いんです。その作家さんの原画や、人物のスケッチが見られたのは何より。
本を購入したら特典のカードのほかに南伸坊さんの描いたネコのカードまでいただいてしまった。ニンマリして、ほんの少しパラつく中を帰宅。
この展覧会は4月10日(日)まで。月・火は休廊だそうです。