惑星ダルの日常(goo版)

(森下一仁の近況です。タイトルをはじめ、ほとんどの写真は交差法で立体視できます)

買った本

2021-06-30 21:09:50 | 本と雑誌

 市民農園。今日は被害がありませんでした。
 他の畑も特にやられている様子はなかったので、ハクビシンは休養日だったのかな。

 午後、雨は大丈夫そうなので自転車を漕いでつつじヶ丘の本屋さん「書原」へ。
 ひさしぶり。たぶん2か月ぶりぐらい。

 いつものようにほとんど全部の棚を見てまわりました。書評の仕事が減ったので、あまり買わないつもりだったのですが、『ちばてつや追想短編集 あしあと』(小学館)など5冊を購入。
 本を読むのに時間がかかるようになり、いつになったら全部読み終えるのか、今から心配しております。

 とはいえ、どの本も一刻も早く読みたいものばかり。どれから始めるか?
 それを決めるために、買った本をパラパラ眺めるのはこの上ない楽しみ。

 フロランス・ビュルガ『そもそも植物とは何か』(田中裕子訳、河出書房新社)はフランスの女性哲学者が植物について考えたエッセイ集らしい。
 フランスの哲学者は変てこりんだというのは、私の印象に過ぎないのですが、植物を哲学するなんて、やっぱり変だとしか思えない。予想どおりの変な本なのでしょうか。

 リサ・フェルドマンバレット『バレット博士の脳科学教室 71/2章』(高橋洋訳、紀伊國屋書店)は、衝撃的だった『情動はこうしてつくられる』(同)の著者の「第2弾」。前著が脳に対する考え方を大幅に変えることを迫っただけに、この本も楽しみ。

 他の本もそれぞれ興味深くて悩ましいかぎり。


獣害

2021-06-29 20:32:17 | 市民農園

 朝は雨が降っていたものの、午前10時ぐらいには上がりました。
 いろいろと気になることがあるので市民農園へ。

 ぐるっと見てまわると、収穫期を迎えたトウモロコシ畝の様子がおかしい。茎が斜めになったり、実が取れかけていたり。
 さらによく見ると、何本ものトウモロコシが齧られて地面に転がっています。

 拾い集めて並べてみると――

 両端はほとんど傷はないものの、まだ実りきっていないのをむしられていました。折り取ったけれど、実が入りきっていないので食べなかったのもかもしれません。
 内側の4本は、程度の差こそあれ、実を齧られています。

 こんなことが起こらないようにと、ネットで畝全体を囲ってあったのですが。
 隙間をこじ開けるようにして侵入し、大暴れしたらしい。たぶん「犯人」はハクビシン。

 まだ茎についたトウモロコシが数本ありますが、無事に育ちきるかどうか。
 とりあえず囲いをさらにきつくしてみました。どうぞ効果がありますように。


殿さまキングス

2021-06-28 21:30:33 | 

 NHKfmで殿さまキングスの特集をやっていました。
 ひさしぶりに聞いたのですが、歌、うまかったですね。

 代表曲「なみだの操」は1973年のヒット。ラジオばかり聞いていた学生時代のことなので、当然、よく耳にしていたのですが、「演歌のパロディだなあ」という位置づけでした。
 今でもそうなのですが、それだけではおさまらない曲であり、バンドだったといわなきゃいけないでしょうねえ。
 この曲を日本人はどう聞いていたのか、きちんと考えてみる必要があるような気がします。

 バンドの結成は1967年で1990年に解散。「昭和天皇の病状悪化を受けた“自粛ムード”によって、いわゆる「営業」の数が激減したこと」が解散の理由だったとwikipediaには書いてあります。知らなかった。
 ここからもバンドの位置づけが見えてきそう。


眉村卓さん追悼本

2021-06-27 20:54:15 | 本と雑誌

 夕食後、家の前の道路を何台もの消防自動車が警報を鳴らしながら走ってゆきました。
 近所で火事か!? と表に出ると、100メートルほど先に消防車が停まっています。近所の人たちも玄関先に出て来て、そちらを注目。
 が、しばらくして消防車は引き上げて行きました。火災の通報があったものの、異変は見られなかったということのよう。

 夕食ではとうもろこしご飯を食べました。
 市民農園で作ったとうもろこしを、今朝収穫し、すぐに炊いてもらったもの。
 これは美味しいですね~。とうもろこしの実の甘みと、ご飯に沁みた旨味。こたえられません。
 今期の市民農園での大きな目的を果たした気がします。

 その前、午後には市の音楽祭のオープニングコンサートを聞きに行ったり、テレビで陸上選手権のいくつもの決勝を見たりとか、色々あった一日ですが、お昼前に届いたのが、これ――

 眉村さんが遺された文章と、眉村さんを偲ぶ方々の文章とからなる貴重なもので、本書「刊行委員会」の発行。
 オンデマンド本で、正式には6月30日刊らしい。amazonでこちらからお求め可能です。

 〈小説推理〉8月号が発売になりました。担当のSFレビュー欄で次の2冊を取り上げています――

  • 劉慈欣『三体Ⅲ 死神永生』(大森望、光吉さくら、ワン・チャイ、泊功 訳、早川書房)
  • 芝村裕吏『統計外事態』(ハヤカワ文庫JA)

 『三体』三部作完結。21世紀SFは、これ抜きに語ることができなくなりました。


2021-06-26 20:48:22 | 園芸

 自宅プランターでイチゴを育てています。ネズミ対策もうまくゆき、今年はかなりイチゴを味わえました。
 で、もう実の採れる時期は終わり、ランナーが伸びてきて、来年用の苗を育てなければと思っているのですが……。

 また実がなり始めたのです。
 これはとちおとめの実。

 赤くなる前の不思議な色合い。白とピンクが混じり、よく見ると表面の種も一部、ピンクです。

 これは昨日の画像で、今日はもう普通に赤くなっています。

 とちおとめの実は少ないものの、もう一種つくっている東京おひさまベリーはかなり多くなっています。春のシーズンほどではないけれど、半分ぐらいの量はいけそう。
 天候のせいでしょうか。甘さは、春に比べていまいちのように思いますが、この季節にイチゴが食べられるのは思いがけない喜び。ありがたいことです。