ハロウィーンもここ数年ですっかり定着してきたようです。楽しく盛り上がるのが好きな日本人にはうってつけだったようですね。
夕方、散歩をしていたら、お菓子を盛った籠を提げたお母さんが玄関先に立っているのを見かけました。回ってくる子どもたちに振舞っているのでしょう。よっぽど近寄って行って手を出そうかと思いましたが、なんとか自制。オヤジがねだっちゃあ、不気味であります。
2日ほど前に家の前の道路で撮った写真。
カマキリ(チョウセンカマキリ)でいいのでしょうか。オオカマキリではないと思います。昆虫界最強の狩人。
とはいえ「蟷螂の斧」という言葉もあって、実力もないのに無謀な挑戦をすることをたしなめたりします。
この場合、カマキリは無謀な愚か者とされています。
しかし、このことわざの典拠となった中国の故事を見てみると、カマキリの性質を教えられた斉の荘公は「此れ人為らば必ず天下の勇武為らん」という感想を口にしています。
つまり、カマキリに感心しているんですね。
たまには蟷螂の斧を振り上げてみるのも、悪いことではないかもしれません。
もっとも、このカマキリの場合。道路で私に向かって鎌を振り上げていては、自動車に轢かれかねません。
写真を撮った後、急いで近くの草むらへ移動させてやりました。