惑星ダルの日常(goo版)

(森下一仁の近況です。タイトルをはじめ、ほとんどの写真は交差法で立体視できます)

私番号券更新

2023-04-06 20:37:35 | デジタル・インターネット

 午後、市役所へ。
 マイナンバーカードを作って5年が経ち、再来月の誕生日で「電子証明書」としての期限が切れるので、更新手続きをしてきました。

 カードそのものは10年間有効で、個人認証用には使えるそうですが、e-taxなどの電子証明手続きに使うためは、5年目で有効期限の延長をする必要があるとのこと。
 カードを持参し、「利用者証明用電子証明書」のパスワード(4桁の数字)と「署名用電子証明書」のパスワード(英字・数字まじり6文字以上)を確認してOK。すぐに終わりました。

 このカードを使いだして、もう5年にもなるんですねぇ。これまでe-tax以外では本人確認用にコピーして提出することがほとんどだったように思いますが、これからはもっと多く使うようになるのでしょうか。使い勝手が良いとはいいがたく、なかなか面倒な存在ではあります。
 あと、これは取得した際にも痛感したのですが、デザインがダサい。もう少しなんとかならないんでしょうか。


意味のあるなし

2023-02-16 21:22:37 | デジタル・インターネット

 昨日の ChatGPT(以下CG) との会話のことを考えているのですが、たぶんCGはネット上の膨大な情報を集め、関係が深そうに見えるものを会話に取り込んでいるのでしょうね。一緒に登場したりするものを文に仕立てあげるのであって、そこに「正確」とか「不正確」とかいった判断はないのじゃないでしょうか。
 いってみれば統計的事実を述べているのであって、意味のあることを言っているのではないのでは。

 主張する人が少なくても、それが真実だと人間は判断したりする。そのメカニズムはどうなっているのでしょう。

 真実とされることも、時代によって、あるいは集団によって、さらにいえば個人によって変化したりする。
 CGが言うことが正しいか、正しくないか。あるいは意味があるか、無意味なのか。
 つきつめてゆくと、本当は大変なことになるのかもしれません。じっくり取り組んでみなくては。


ChatGPT

2023-02-15 21:03:01 | デジタル・インターネット

 話題になっているOpenAIのChatGPTを試してみました。

 対話型のテキスト生成プログラム。ネット上の情報を取り込んでいるらしく、検索結果がずらずらと並ぶだけのGoogleより進んでいるという話もあります。

 まずはこんな具合――

森下:小松左京って知ってる?

ChatGPT(以下、CG):はい、小松左京という名前は知っています。小松左京は、日本のSF作家であり、多数の作品を執筆しました。代表作には、『日本沈没』や『太陽の季節』などがあります。また、小松左京は、SF作家としてだけでなく、社会派作家としても知られており、原爆や環境問題など、現代社会における重要なテーマを扱った作品も多くあります。

森下:いや、『太陽の季節』はちがいますよ。『太陽の季節』を書いたのは石原慎太郎。

CG:おっしゃる通りで、誤りがありました。『太陽の季節』は、石原慎太郎が書いた作品であり、小松左京の作品ではありません。お詫び申し上げます。小松左京の代表作としては、『日本沈没』や『十二国記』などが挙げられます。

森下:『十二国記』は小野不由美の作品ですよ。

CG:申し訳ありません。再度誤った情報をお伝えしてしまいました。『十二国記』は、小野不由美氏による作品であり、小松左京氏の作品ではありません。おっしゃる通りでした。小松左京氏の代表作としては、『日本沈没』、『さよならジュピター』、『ゼロの焦点』、『火星の記憶』などが挙げられます。混乱を与えてしまい、申し訳ありませんでした。

森下:『ゼロの焦点』は松本清張が書いたもの。『火星の記憶』は誰の作品だっけ? 小松左京ではありません。

CG:申し訳ありません。再度、誤った情報をお伝えしてしまいました。『ゼロの焦点』は、小松左京氏が書いた作品ではなく、松本清張氏の作品です。『火星の記憶』については、小松左京氏の作品ではなく、レイ・ブラッドベリ氏の『火星年代記』から影響を受けた作品がありますが、そのタイトルが『火星年代記』となっています。混乱を与えてしまい、申し訳ありませんでした。小松左京氏の作品としては、『日本沈没』、『さよならジュピター』、『銀河鉄道の夜』などがあります。

 間違った応答を謝りながら、さらに変な作品を出してくるところがすごいですね。どこから、どうやって拾いあげているんだろう?

 今回の例に限れば、まだまだ信頼して使うには値しないと思わざるをえません。


マルチコピー機

2023-02-13 20:39:33 | デジタル・インターネット

 コンビニで住民票(のコピー)を取得しました。

 以前から、マイナンバーカードを使えば住民票や印鑑証明が取れることは知っていましたが、実際に使うのは初めて。
 コンビニのマルチコピー機でプリントするのですが、この機械はコピー機というより多機能情報端末なんですね。

 住民票の取得は、まず、タッチパネルの「行政サービス」ボタンをタッチ。それからマイナンバーカードを置いたり、取り去ったり、住民票の設定(家族ぶんを入れるか、本籍地を入れるか、など)をしたり、おカネを入れたりと、あれこれと段階を踏みますが、初めてでもなんとかすんなり出来ました。
 ちょっと感動。市役所の窓口まで出かけることを思えば雲泥の差です。

 このサービスはもっと進化するんでしょうね。未来の姿を思うとSFにできそう。


エディター

2023-01-15 21:31:13 | デジタル・インターネット

 昨夜は「SFファン交流会」のオンライン打合せ。
 恒例となっている前年のSF回顧が来週土曜日に予定されているので、その準備です。まずは国内小説・評論とマンガについて。海外SFなどの回顧は2月になります。

 今日は朝から一日、原稿書き。
 新しいパソコンに替えて最初の作業なのでかなり手間取りました。 

 原稿は基本的に、QXエディターというキテストエディターで書いています。
 縦書き表示、1行20字、1ページ20行といった設定をやり直さなければならないし、字間や行間のスペースとか、以前と同じようにするため、古いパソコンを立ち上げて確認したり、結構たいへん。
 なんとか書き始めても、今度は原稿そのものに難儀して、結局、夜まで。

 ずっと机にへばりついていた一日でした。

 間隔が空きましたが、「ベストSF2022」、投票募集中です。
 要領はこちらから

 お待ちしています。