日没(今日の東京は午後4時48分)とほぼ同じ時間に家を出て、近所を散歩。
1時間弱、歩きましたが、後半は夜の散歩といいたいぐらいの暗さ。
ところで江戸時代の昼間は「明け六つ」から「暮れ六つ」までの間で、「日の出」から「日の入り」までとされています。
しかし正確には「明け六つ」は日の出の30分あまり前、「暮れ六つ」は日の入りの30分あまり後でした。手許がなんとか見える時間帯までを昼間に組み込んでいたわけです。勤勉さゆえでしょうか。
ということで、私の今日の散歩時間は「暮れ六つ」をはさみ、昼と夜とにかかっていたことになります。後半は夜の散歩、というのは正しかったのです。
ついでに深大寺の時鐘について。
この季節、深大寺の鐘は朝6時、夕5時に鳴らされます。昼はその中間の午前11時半。
昼の鐘が正午でないのはどうしてかと永年、不思議に思っていたのですが、東京における太陽の南中時刻(真南に来る時間)がだいたいその時間なのですね。おそらくその時間を昼の鐘としているのだと思います(確認はしていません)。