それと年賀状書きで、ほぼ一日が暮れました。だんだん年越しムードになってきた。
〈ナンクロメイト〉2月号、発売中です。担当の新刊案内で次の3冊を取り上げました――
- 清水勲『四コマ漫画 北斎から「萌え」まで』(岩波新書)
- 森川弘子『年収150万円一家』(メディアファクトリー)
- アーシュラ・K・ル=グウィン『ラウィーニア』(谷垣暁美訳、河出書房新社)
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昨日のフィギュアスケート日本選手権女子フリー。激しい戦いでしたねえ。
浅田真央選手の復活には大拍手。よくここまで立て直したものです。競技後、インタビューに答える顔は、この数カ月で何年分も年輪を重ねたように見えました。
2位争いも凄かった。中野友加里選手が高得点を出した時には、「これで五輪ほぼ確定か」と思いましたが、鈴木明子選手の演技がそれ以上に素晴らしかった。
男女6人の五輪代表メンバーは、現時点での最強の顔ぶれになり、期待がふくらみます。
中野選手は五輪後のトリノでの世界選手権出場とか。頑張ってもらいたい。
〈小説推理〉2月号が発売になりました。担当しているSFレビュー欄で次の4冊を取り上げています――
ブエナビスタは2着どまり。また勝てませんでした。
横山典弘騎手はきわめて真っ当な乗り方をして、これで負けたら仕方がないという感じですね。でも、乗り替わらずに安藤勝己騎手だったらどうだったか……と思ってしまうのは、私がアンカツ贔屓だからでしょうか。
年の瀬の時間がどんどん過ぎてゆく。私だけが取り残されているのは、ひとえに仕事のペースが遅いせい。
できれば時間の流れから取り残されていたいのですが、そうもいきません。今夜中には年賀状のデザインを決めなくては。
〈SFマガジン〉2月・創刊50周年記念特大号に創刊50周年記念エッセイを書かせてもらっています。
同号は、椎名誠、上田百夕里さんら日本人作家の創作多数、吾妻ひでお、とり・みきさんらのコミック多数、福島正実初代編集長夫人・福島多賀子さんへのインタビュー(見開き2ページではもったいないので、残りもどこかで発表してください)など、盛りだくさんな内容。SFを読んでいる人も読んでいない人も記念にぜひお買い求めください。
さて、フィギュアスケートはどうなったかな?(録画が今夜のお楽しみ)
原稿で悩んでいるところがあって、あれこれ調べたり考えたりしていたら、夕方になって、見てみたい資料が出てきたのでした。市の図書館の閉架書庫にあることがわかり、夜になって借りに行ったのです。
市立図書館の分館は午後5時でおしまいだけど、中央館は午後8時まで開いています。とても助かる。
閉館まぎわの図書館は人が少なめで、それらしい夜の雰囲気。数少ない利用者があちこちの棚の前でひっそりと本を探しています。依頼した本が出てくるまでの間、私もその中に紛れ込みました。
本の宇宙を漂っている気分が――ほんの少しですが――味わえました。