惑星ダルの日常(goo版)

(森下一仁の近況です。タイトルをはじめ、ほとんどの写真は交差法で立体視できます)

大掃除

2009-12-30 20:02:40 | 季節
 というほど本格的ではありませんが、家の内外を少しずつ。
 それと年賀状書きで、ほぼ一日が暮れました。だんだん年越しムードになってきた。

 〈ナンクロメイト〉2月号、発売中です。担当の新刊案内で次の3冊を取り上げました――

  • 清水勲『四コマ漫画 北斎から「萌え」まで』(岩波新書)
  • 森川弘子『年収150万円一家』(メディアファクトリー)
  • アーシュラ・K・ル=グウィン『ラウィーニア』(谷垣暁美訳、河出書房新社)
 執筆者名が「横田順彌」さんとなっているのは編集部のミス。森下が書いています。

仕事納め

2009-12-29 21:43:05 | 日記・エッセイ・コラム
 原稿の最後に「終わり」と書いて、これで年内の原稿書きはおしまい。
 でも、正月早々の仕事の準備をしなくてはなりません(泣)。

Konara0912b 夜になって、年賀状を書き始める。とうてい年内には終わりませんね。

 ひさびさのステレオグラムはコナラの葉っぱ。交差法でご覧ください。
 近所の雑木林ではまだこんな状態の木もあります。赤くてきれい。


フィギュアスケート

2009-12-28 20:13:40 | スポーツ
 夕方、松飾りを立てました。だんだん新年が近づいてくる。

 昨日のフィギュアスケート日本選手権女子フリー。激しい戦いでしたねえ。
 浅田真央選手の復活には大拍手。よくここまで立て直したものです。競技後、インタビューに答える顔は、この数カ月で何年分も年輪を重ねたように見えました。

 2位争いも凄かった。中野友加里選手が高得点を出した時には、「これで五輪ほぼ確定か」と思いましたが、鈴木明子選手の演技がそれ以上に素晴らしかった。

 男女6人の五輪代表メンバーは、現時点での最強の顔ぶれになり、期待がふくらみます。
 中野選手は五輪後のトリノでの世界選手権出場とか。頑張ってもらいたい。

 〈小説推理〉2月号が発売になりました。担当しているSFレビュー欄で次の4冊を取り上げています――

  • 林譲治『ファントマは哭く』(ハヤカワSFシリーズJコレクション)
  • 樺山三英『ハムレット・シンドローム』(小学館ガガガ文庫)
  • 小林めぐみ『地球保護区』(ハヤカワ文庫JA)
  • 早川書房編集部編『神林長平トリビュート』(早川書房)

有馬記念

2009-12-27 21:03:23 | 競馬
 ドリームジャーニーが強かった。堂々たる勝ちっぷり。
 池添謙一騎手とドリームジャーニーのコンビは、これで今年の宝塚記念と有馬記念に優勝。素晴らしい。

 ブエナビスタは2着どまり。また勝てませんでした。
 横山典弘騎手はきわめて真っ当な乗り方をして、これで負けたら仕方がないという感じですね。でも、乗り替わらずに安藤勝己騎手だったらどうだったか……と思ってしまうのは、私がアンカツ贔屓だからでしょうか。

 年の瀬の時間がどんどん過ぎてゆく。私だけが取り残されているのは、ひとえに仕事のペースが遅いせい。
 できれば時間の流れから取り残されていたいのですが、そうもいきません。今夜中には年賀状のデザインを決めなくては。

 〈SFマガジン〉2月・創刊50周年記念特大号に創刊50周年記念エッセイを書かせてもらっています。
 同号は、椎名誠、上田百夕里さんら日本人作家の創作多数、吾妻ひでお、とり・みきさんらのコミック多数、福島正実初代編集長夫人・福島多賀子さんへのインタビュー(見開き2ページではもったいないので、残りもどこかで発表してください)など、盛りだくさんな内容。SFを読んでいる人も読んでいない人も記念にぜひお買い求めください。

 さて、フィギュアスケートはどうなったかな?(録画が今夜のお楽しみ)


夜の図書館

2009-12-25 20:46:49 | 日記・エッセイ・コラム
 夕食後、市の中央図書館へ。

 原稿で悩んでいるところがあって、あれこれ調べたり考えたりしていたら、夕方になって、見てみたい資料が出てきたのでした。市の図書館の閉架書庫にあることがわかり、夜になって借りに行ったのです。
 市立図書館の分館は午後5時でおしまいだけど、中央館は午後8時まで開いています。とても助かる。

 閉館まぎわの図書館は人が少なめで、それらしい夜の雰囲気。数少ない利用者があちこちの棚の前でひっそりと本を探しています。依頼した本が出てくるまでの間、私もその中に紛れ込みました。
 本の宇宙を漂っている気分が――ほんの少しですが――味わえました。