惑星ダルの日常(goo版)

(森下一仁の近況です。タイトルをはじめ、ほとんどの写真は交差法で立体視できます)

『嫌われ松子の一生』

2006-06-30 21:23:08 | 映画

 午後3時50分から東宝シネマズ府中にて中島哲也監督『嫌われ松子の一生』。
 早く時間を作って観たいと思っていたのが、今日になってやっと。期待に違わぬ――いや、期待を大いに上まわる素晴らしさでした。

 中島監督の第1作『下妻物語』はテレビでしか観ていないのですが(いずれ劇場かビデオで観なおしたい)、なんといっても映像に驚き、圧倒されました。映画の画面を観てこんなにわくわくしたのは鈴木清順監督作品に遭遇して以来のこと。アイデアに溢れ、意外性に富み、メリハリが効いていて……とにかく「開いた口がふさがらない」という状態にさせられる。
 50年に1人出るか出ないかという天才だと思ったので、新作の『嫌われ松子の一生』も早く観たかったのです。

 どこまで原作に忠実で、どこからが監督のオリジナルなのか、小説を読んでいないのでわからないのですが、今回のストーリーも素晴らしい。ヤクザになったヨウイチと松子が再会するシーンなんか「ズ、ズル過ぎる……」と唸ったほどでした。もちろん、うまさに嫉妬したのです。

 たくさん笑って、それ以上にたくさん泣きました。中年のオヤジが映画を観てボロボロ涙を流している姿なんて、この上なくカッコ悪いのですが、カッコのことなんかいってられずに、涙を流し、手の甲やハンカチで拭っておりました。

 びっくりしたのはバーズアイの矢野健夫くん(森下とは小学校で同級)のモーターパラグライダーの映像が使われていたこと。
 そういえば、映画の舞台である荒川は矢野くんのホームグラウンドだものなあ。荒川の魅力を出すには、もってこいの絵でした。
 こんな傑作に参加できた矢野くんがうらやましい。

 あ、いうまでもないことですが、この映画はミュージカル。女子刑務所での歌と踊りが見事。ボニーピンクも木村カエラも良かったよ~。
 日本のミュージカル映画のトップに躍り出たね。


水を飲む

2006-06-29 20:45:18 | 日記・エッセイ・コラム
 暑い。仕事部屋の気温は夜になっても30度から下がりません。昼間は33度を超えていたなあ。
 こうなると真夏のスタイル。タンクトップに半ズボン、頭にはアイスノンをまきつけ、扇風機を回しながら仕事をします。

 夕方、散歩で野川べりを歩くと、野良猫たちがぐったりと伸びていました。急な暑さにまいっちゃったんですね。
 避暑に出かけたのか、いつもの場所から消えている猫もいました。

Ageha0606  少し歩いて親水公園のあたりに行くと、水が滲む岸にアゲハチョウが集まって水を飲んでいました。画面で見ると、6匹いますね。ナミアゲハとキアゲハが混じっているのかもしれません。
 暑いので、チョウも喉が渇くのでしょう。いや、チョウに喉はないか。からだ全体が乾いていそう。

 さらに上流へ行くと、カルガモ親子は皆、元気でした。大きくなったヒナたちは水に頭を突っ込んでさかんに餌を漁っている。涼しそうでうらやましい……。


作業台完成

2006-06-28 20:14:22 | 日曜大工

 ゆっくり楽しみながら作ってきた作業台が出来上がりました。4月末にとりかかってから、約2カ月。
Table0606  これ以上はないというくらいシンプルな立ち作業用の台になりました。甲板は幅60センチ、奥行き45センチ。高さ68センチ。立って作業するにはこれくらいがいいようです。
 組み手はほとんどホゾとホゾ穴ですが、ゆるんで抜けると困るので要所に木ねじを使い、小さなダボで頭を隠してあります。

 塗装は練習のためにオイルフィニッシュで。透明のチークオイルを2度塗りし、材に染みこませました。しっかり乾いたら、ワックスをかけてみるつもり。
 オイルで仕上げると、木材そのものの性格がよく出ますね。凹んで傷になったところや、カンナの刃の跡もくっきりと浮き出て、「こんな失敗をしてはいけません」という例がしっかりとわかります。いい勉強になりました。

 全体での自慢は安上がりなこと。材木はほとんどが銘木店でタダで貰った端材。ただし、脚の付け根を横に結ぶ部分には適当な厚みと幅のある材が欲しかったのでホームセンターで購入。500円くらいでしたでしょうか。あとは木ねじ14本と、塗装用のオイル。合計で1000円弱?
 いちばんの収穫は、経験。ノコギリ、カンナ、トリマーなどの使い方にもかなり慣れました。ジグもいくつか作れたし、今後への蓄積が少しできた感じ。
 さて、次は何を作ろうかなあ。


免許の更新

2006-06-27 20:47:58 | 日記・エッセイ・コラム
 東京は午後、青空が広がり梅雨の晴れ間。
 予定どおり運転免許証の更新に行ってまいりました。

 アシはバイク。
 昨日、免許は誕生日で失効しているのだろうと書きましたが、実は誕生日後も1カ月間は有効なのだそうです。更新のお知らせのハガキに書いてありました(書類はよく読みましょう)。
 免許証には「誕生日まで」と書いてあるから、そんな猶予期間が設けられているとは知りませんでしたよ。ともあれ、堂々とバイクで府中試験場まで出かけました。

 で、今日もらった新しい免許証を見ると有効期間の表示が「誕生日まで」ではなく、「平成23年07月××日まで」と誕生日の1カ月後になっています。いつの間にか変えたんですね。
 いや、別に文句をいっているわけではなく、助かりました、正直なところ。でも、いつ変えたんだろう?


どっちつかず

2006-06-26 20:23:32 | 日記・エッセイ・コラム
 時おり霧雨の降る、はっきりしないお天気。

 降るなら、降る。降らないなら、降らない。時間帯を決めてでもいいから、はっきりして欲しかったですね。こちらにも予定があるんだから。

 雨が降るのなら、網戸を外して雨の中で洗おうと思っていました。が、降り方がしょぼいので不可能。
 降らないのだったら、運転試験センターへ出かけて免許証の更新をしようと思っていました。位置と経路の関係で自転車で出かけるのがいちばん良いのです。降っていたら、ちょっと出かけにくい。

 免許の更新は、本当ならバイクで行きたいのですが、うかうかしているうちに誕生日を10日も過ぎてしまった。免許の有効期限は「誕生日まで」とあるから、いまは失効しているんでしょうね。だからバイクには乗れません。トホホ……。
 やるべきことは早めに済ませておきましょう。