惑星ダルの日常(goo版)

(森下一仁の近況です。タイトルをはじめ、ほとんどの写真は交差法で立体視できます)

怒り

2022-02-18 20:58:50 | 北京オリンピック

 昨夜はこのブログを書いた後、風呂からあがって、北京オリンピック、フィギュアスケート女子フリーを観戦しました。

 坂本花織選手の伸びやかでダイナミックな演技に、画面越しの喝采を送りました。よくここまで完成度を高めたものだと感心。樋口新葉選手の闘志あふれる滑りも良かった。

 でも、脳裏から離れないのはカミラ・ワリエワ選手の演技の乱れっぷり。あそこまでひどくなってしまうとは……。
 精神的に相当まいっていることがひしひしと伝わってきました。

 15歳の天才スケーターをこんな目に遭わせるなんて、いったいどうなっているのか。追い込み、追い詰めた人(複数?)に怒りを感じずにはいられません。

 栄光を求めるアスリートの姿は立派ですが、それに便乗し、当の選手を犠牲にするようなことがあってはならない。こんなこと、いうまでもないのですが。


超絶空間

2022-02-11 20:29:26 | 北京オリンピック

 午後、新型コロナワクチン3回目の接種を済ませました。これまでのファイザー2回につづき、今回はモデルナ社製。
 駅前の集団接種会場で粛々と滞りなく実施。家まで1キロを歩いて帰りました。

 今のところ、何の副反応も感じません。ただ、家の人は腕が痛いそうです。
 つらくないままで終わりますように。

 冬季オリンピック、今日は何といってもスノーボード男子ハーフパイプの平野歩夢選手。すばらしい技に戦慄すら覚えました。

 午前11時過ぎだったでしょうか、「どうなっているかな?」と軽い気持ちでテレビをつけると、ちょうど平野選手が2回目のランのスタート位置に着くところ。スコアを見ると、1回目は30点台でどうやら失敗したらしい。ヤバイ。
 腰をすえて見ていると、次々とむずかしい技を繰り出すルーティンを見事に決めてゆく。アナウンサーが絶叫する技の名がめまぐるしい。どうやら「フロントサイドトリプルコーク1440-キャブダブルコーク1440-フロントサイドダブルコーク1260-バックサイドダブルコーク1260-フロントサイドダブルコーク1440」というルーティンだったらしい。
 文句なしの1位かと思って採点を待つと、91.75。すでに終えたスコット・ジェームズ選手の92.50に及ばない。

 「残念、銀メダルか!」と思ったら、3回目のランが始まった。素人なので、決勝は3回目があることも知りませんでした。

 平野選手のランはいちばん最後。その前のジェームズ選手は失敗し得点は92.50のまま。どうなるか、最後のランを固唾をのんで見守りました。
 ルーティンは2回目と同じだったらしい。後のイタビューを聞くと、2回目の評点に納得がいかず、それで同じものをさらに完璧にきめてみせようと考えたらしい。

 いやあ、圧巻でしたね。別次元に入っているというか、超絶空間を飛び、回転し、滑空しているとしか思えない。パイプの内側をすべる様子も他の選手とまるで違いました。
 結果は96.00で、見事な逆転優勝。

 とてつもないものを見せてもらえました。至福の瞬間を、こちらも共有したように思います。
 おめでとうございます。そして、ありがとう!


グループ首位通過!

2022-02-08 21:22:25 | 北京オリンピック

 今日も夕食後、スマイルジャパンの応援。グループB最終戦、日本と同じく2勝1敗のチェコとの首位決定戦です。

 第2ピリオドから見始めたのですが、1点リードだったのがこのピリオドで1点返され同点。第3ピリオドは互いに1点ずつ取り合って2-2で延長戦へ。
 キーパー含めて4人ずつの延長戦でも決着はつかず、中国戦につづいてペナルティショット・シュートアウトにもつれ込みました。見てて心臓に悪い。

 しかし、今回の日本は2人目に登場したベテラン久保英恵選手が相手ゴールキーパーの股の間をきわどくすり抜けてゆくシュートを決め、1点先取。日本のキーパー藤本那菜選手がチェコのシュートをすべて防いで、見事に勝利! 勝ち点2を獲得、グループ首位に立ちました。
 決勝トーナメントでも頑張って!

 ところで、昨夜、寝る前にはスキージャンプの混合団体の録画を追っかけ再生で見ました。
 結果はご承知のとおり4位。1回目にグループでいちばん遠くまで飛んだ高梨沙羅選手だったのに、スーツが規定違反で失格とされました。
 画面に映し出された彼女の泣き顔。小林陵侑選手の2回目のジャンプを見て雪原に崩れ落ちる彼女の姿。見ててこちらの胸も張り裂けそうでした。
 布団に入ってからも落胆の気持ちは激しく、何度も目覚めては悔しさを噛みしめました。

 テレビ観戦の私ですらこんな状態でしたから、高梨選手の胸中はいかばかりか。
 彼女にとっては良いことのなかったオリンピックといえるかもしれませんが、ジャンプの見事さが失われたわけではありません。これからも一線で活躍しつづけることを強く強く期待します。


五輪三昧

2022-02-07 20:52:38 | 北京オリンピック

 昨夜は風呂上がりにスキージャンプ男子ノーマルヒルを観戦。小林陵侑選手の金メダルに気をよくして眠りに就きました。

 今日は昼食後にフィギュアスケート団体戦を。ペアのリクリュウ、アイスダンスの小松原夫妻、女子フリーの坂本花織さん、それぞれ見事でした。特にペアのリクリュウの頑張りに拍手。団体銅メダルはとてもうれしい。

 夕食後はスピードスケート女子1500メートル。高木美帆選手は平昌五輪につづき、オランダのブスト選手に僅差で及ばず銀メダル。
 悔しそうでしたねぇ。あとに引きずらなければいいのですが。

 今夜、風呂上がりにはまたジャンプの混合団体を見ると思います。こんなに視聴していていいだろうか。


惜敗

2022-02-06 21:33:41 | 北京オリンピック

 「ベストSF2021」に4人目の投票がありました。
 山口素夫さんありがとうございます。
 他の方もこぞってご参加ください。今月いっぱい受け付けています。要領はこちらから。

 今日も昨日と同じような天候。朝は晴れていましたが、お昼ぐらいから空を雲が覆い、寒々とした午後に。
 気温は昨日よりさらに低く、最低 -5.4℃、最高 6.4℃。夕方の散歩の頃は3℃ちょっとだったと思います。

 北京五輪、今夜も夕食後にスマイルジャパンを応援しました。
 見始めたのは第2ピリオドの途中から。1点先取していましたが、これまでの2戦と違い、相手の中国チームに押しこまれるシーンが多い。第3ピリオド開始間もなく、1点を返されました。
 試合はそのまま決着がつかず、5分間の延長戦へ。

 延長戦では選手が2人減り、両チーム、キーパーと3人の選手がリンク内へ。シュートが決まった時点で勝負ありということでしたが、今夜はそこでも決着がつかず、ペナルティショット・シュートアウトという、サッカーでいえばPK戦のような場面にもちこまれました。
 キーパーが守るゴールへ、選手がスティックで運んだパックを打ち込むのですが、両チームのキーパーがよく守り、なかなか決まらない。が、中国の4人目が決め、日本の5人目が外したところで勝負あり。中国に勝ち点2、日本に勝ち点1が与えられました。

 延長戦のルールがこういうものだと初めて知り、興味深かった。
 負けて残念ではありましたが、勝ち点7となったスマイルジャパンは決勝トーナメント進出を決めました。
 明後日のチェコとの予選リーグ最終戦にはぜひとも勝ってほしい!