惑星ダルの日常(goo版)

(森下一仁の近況です。タイトルをはじめ、ほとんどの写真は交差法で立体視できます)

ゼロ年代SF100チェッカー

2010-11-30 21:42:32 | SF
 従弟のところへ行って話したり、電話で先輩作家と長話したり、今日はあれこれ話をする日でありました。喉が疲れ気味。

 大森望さんが選んだ「ゼロ年代SF100」をどれだけ読んでいるか、即座にチェックできる「ゼロ年代SF100チェッカー 」ができてます。早速やってみました。
 結果は「 100 タイトル中 87 作品」、「1313 人中 6 位」でした。
 職業柄、全部読んでなきゃいけないのかもしれませんが……。自分で「100作品」を選べば、全作読破となるわけですけども。

 明日から2010年最後の月だ。スパートかけなきゃ。


神戸散歩

2010-11-28 21:54:24 | まち歩き
 昨日の土曜日、まず宝塚の手塚治虫記念館へ行って「星新一展~2人のパイオニア~」を見て、その一環として行われた「星新一師直伝奥儀披露――江坂遊ショートショート作り方道場」を聴講。え、こんな方が?! と思う人も来ていて、江坂さんは「外はモミジがいっぱい、中はサクラがいっぱい」と。

 その後、神戸三宮駅前のビル・ミント神戸へ移動して「高井信の小説講座」。私が「SFの書き方」、井上雅彦さんが「ホラーの書き方」というゲスト2本立て講義をやらせてもらいました。
 井上さんの講義はO・ヘンリーの短編をホラー的に分解してみせたりで聞き所満載、創作のヒントもいっぱい。私はかなりダメダメの内容でした。

 で、夜はカプセルホテルに1泊。普通のホテルがどうしても取れなかったので、取材の意味もあって利用してみました。なんか旅行難民になった気分というか、自主的に収容所に入った気分というか……。

Garden1011 一夜明けて、しばし神戸散歩。

 まず旧外国人居留地まで行き、昨夜、お会いした地元の西秋生さんから勧められた「十五番館」などを見てまわりました(ステレオグラムは十五番館の庭)。
 その後、メリケン波止場。震災で被害をうけた港を保存してある様子をみたり、帆船を眺めたり。

Mitsuibld1011 少し引き返して、商船三井ビルの角から北の六甲山系につづくトアロードをまっすぐ歩きました。突き当たりで稲垣足穂など神戸の文人が愛した東亜ホテルを偲び、異人館通りをぶらぶらと東へ。途中には入ってゆきたくなる小道がいくつもあって心が騒ぎました。

Lane1011_2 異人館通りを抜け、坂道を下ってさらに東へ行くと、新神戸駅へと登るフラワーロードに突き当たります。
 ここで石福石材店を探訪。このお店の角あたりがジュール・ヴェルヌの「月世界旅行」を初めて邦訳した井上勤が晩年を過ごした地だというのも、昨夜、西秋生さんに教えていただいたのでした。
 その後、新神戸駅まで歩き、新幹線にて帰京。


明日は

2010-11-26 19:55:45 | 日記・エッセイ・コラム
 関西へ出張の予定です。
 まず宝塚へ行って、手塚治虫記念館で「星新一展~2人のパイオニア~」を見学。
 その後、神戸へまわってSFの創作について喋ることになっています。

 人前で話をするのは久しぶりなので、今から緊張気味。
 朝も早いけど興奮して寝付けなかったらどうしよう?

 いや、寝る前に、ビデオに録ってある大相撲を見なくては。
 今場所は面白いですねえ。豊ノ島関と魁皇関の活躍が素晴らしい。
 しかし、出張すると相撲やフィギュアスケートが観られない。しかたないとはいえ、これは残念です。たぶん日曜の競馬ジャパンカップもダメだろうな。


「取扱い上のご注意」

2010-11-24 20:12:12 | 日記・エッセイ・コラム
 先日、郵便局で年賀状を買ったら、おまけに貯金箱をいただきました。丸型の郵便ポストの形をした赤いやつ。
 プラスチックの袋に入っていて、その袋の裏に細々と「取扱い上のご注意」というのを書いています。読んでみると、これが楽しい!

 まず最初に書いてあるのは――

  • 誤飲・窒息のおそれがありますので、小さなお子さまの手の届かないところで使用・保管してください。
 もっと小さなものならわかるけど、貯金箱は口に入らないと思うぞ。

 「硬貨は1枚ずつ入れてください」とか「金銭を入れた状態で、振り回したりしないでください」とか、適切だかどうだかわからない注意が並んでいて、最後の方に――

  • 金銭などの紛失に関しては、責任を負いかねます。ご使用者さまご自身で管理してください。
 うわ~そんなことまで心配しているのですか!? といいたくなるような注意書きです。
 で、その後には――
  • 開封後、包材は速やかに捨ててください。
 なぜだかわからないけれど、注意書きもろとも、すぐに捨てなくてはいけないらしいのです。
 なんか色々と気になさっているようですねえ。

今年の山茶花

2010-11-22 20:22:50 | 園芸
Sazanka1011 たくさんの花がいっせいに咲きだしました。
 例年だと、もう少し早くから、少しずつ咲いては散るということを繰り返して年末に至るのですが、今年はたくさんついた蕾が数日前からわらわらと開き始めたのです。やはり、長い夏と急激な冷え込みのせいなのでしょうか。

 多くの花が一度に咲くのですから、ずいぶんと見応えのあることになりそう。

 サザンカは割と寂しげな晩秋の花なのですが、今年に限ってはにぎやかな一木といえるようです。