惑星ダルの日常(goo版)

(森下一仁の近況です。タイトルをはじめ、ほとんどの写真は交差法で立体視できます)

樽出し生ワイン

2017-05-11 21:32:25 | グルメ

 夕方、品川道にあるお菓子屋さんシャトレーゼへ。
 といっても、目的はお菓子ではありません。店頭で量り売りしている「樽出し生ワイン」が目当て。

 先日から買って飲んでいるのですが、素直なのど越しが気持ちよくて、ついつい口にしてしまいます。防腐剤が入ってないせいでしょうか。ボディや甘み、香りなどの物足りなさが気にならないのです。
 それと、専用ボトルを再利用するので、瓶が無駄にならないのもうれしい。

 期間限定のスタンプサービスの台紙をもらっていて、今日はスタンプ4個目。「4個でボトル1本プレゼント」というサービスで、次回の分が無料になるのかと思っていたら、4個目がもらえる今日の分がタダなんだって。
 ということは、3本分の代金で4本、飲めるってことですよね。1本740円だから、サービス分を含めて計算すると、1本555円。もうけたなあ。

 というわけで、メルロー1本をもらってきました。カベルネソーヴィニヨンに比べて酸味が少ないぶん、甘みを強く感じます。爽やかさでいえば、カベルネ、飲みやすさではメルローというところでしょうか。
 スタンプサービスが終わってしまったのが、残念。またやってくれないかなあ。


粕漬

2015-12-16 21:32:20 | グルメ

 このところ我が家では粕漬がちょっとしたブーム。
 NHKテレビの「ためしてガッテン」でやっていて、家内がさっそく粕床をあつらえ、あれこれ漬けています。中でも魚がもてもて。

 旨味がまるで違ってくるのです。酒粕の酵素がタンパク質に作用して旨味が増すようなのですが、これまで試した魚はどれも別物のような美味しさ。
 今日も鮭と鮪の切り身を七厘で焼きました。

 美味し~い! ご飯のおかずにもってこい。
 どうにもこうにもやめられません。今度は何を漬けてくれるのかな。楽しみ。


天丼

2015-10-22 21:10:42 | グルメ

 昨夜は代々木上原の小さなミュージックホール「ムジカーザ」にて、「ミューゼシード・イン・ムジカーザ」(ミューゼシード25周年記念コンサート)。
 器楽、声楽、計5組が順次演奏する合同コンサート。音楽のいくつもの側面が楽しめました。

 このホールには段差のあるステージがなく、1階フロアに演奏者と客席が並びます。そして、中2階、2階にも少しずつ席があるという、コンパクトながら立体的な造り。
 2階席に座ると、演奏家たちを見下ろす形になります。これがなかなか面白い。特にピアノソロの時は、奏者がピアノと格闘したり、一体化したりする感じがうかがえ、興味深いものがありました。

 今日は雑用があって、吉祥寺まで自転車で。
 用を片付ける前に昼食をということで、東急百貨店北側ブロック2階の「日本橋天丼 金子屋」さんへ向かいました。

 ここは先日、日本橋を訪れた際に、昼前にもかかわらず店の外に列が出来ているのを見て驚いた天丼専門店「金子半之介」さんの支店といっていいのかな。とにかく、同じ味の天丼が期待できるはず。
 正午ちょっと過ぎに店に着くと、2階入口へつづく狭い階段には1階の道路まで人が並んでいました。人数にすると10人弱?
 並んで待つこと30分ぐらい。待っている間に、店のおばちゃんが注文を訊いてくれます。

 店に入って席についても、すくに天丼が出てくるわけではありません。きっと客が座ってから、天麩羅を揚げているのでしょう。
 出てきた熱々の天丼。天麩羅が美味しいことはいうまでもないのですが、それよりも、ご飯とタレとのコラボが抜群であることに感動しました。
 醤油ご飯はおいしい。秘伝のタレは醤油ベースでしょうが、それに出汁や甘みが加わり、さらにご飯のおいしさを引き出しています。そこへ天麩羅の油分が参入するのですから、これはたまりません。
 おいしいご飯をガツガツと食べ、カリカリ衣の天麩羅を齧る。それを繰り返しながら、時々、テーブルに備え付けてあるガリ牛蒡(これがまた旨い!)や沢庵の薄切りで口直し。そしてまた、油タレご飯をガツガツ。
 天麩羅の一品に卵があり、これを崩すと中の半熟黄身がトロ~リ。卵ご飯のおいしさまでが加わってきて、もう大変! 舌も、顎も、頬も、とにかく口の中は大興奮状態に陥ってしまいました。
 あ~あ、幸福。


珈琲

2015-05-23 20:47:40 | グルメ

 「スナバ」の県に「スタバ」が開店したとかで、ニュースになっています。

 

 それで思い出したのですが、私にとって、極め付けのコーヒーは、高知で会社員をしていた頃、社の近くにあった小さな喫茶店のもの。
 店の名前が思い出せないのですが、女将さんが1人でやっていて、ネルの袋でドリップした濃厚なコーヒーを飲ませてくれました。ある時は、風邪の引き始めだったのに、ここのコーヒーを飲むと、一発で治ってしまった。それぐらい濃くて、しかも美味しかった。

 

 実は、この店の女主人は、家内が小学校の時の同級生だった女の子のお母さんだったんです。その頃からずっと1人で店をやっていたといいますから、少なくとも20年近くはずっとネル袋でドリップしていたんでしょう。年季が入っていたので、美味しかったのも当然。残念ながらというか、当然というか、今はもうありません。

 

 というわけで、あんなコーヒーがまた飲みたいなとは思っても、スタバのコーヒーには食指が動かないのです(そもそも、スタバは日本の喫茶店のコーヒーの味を手本にスタートした店でしょう?)。

 

 ついでに。「一杯のコーヒーから」という流行歌がありますが、歌いだしの「一杯のコーヒーから」の「コーヒー」のアクセントが変ですよね。昔の人はあんなふうに言っていたのかと思ってしまう人があるかも。
 でも、あれ、本当は「一杯のビールから」と歌う曲だったらしいんです。
 作曲の服部良一さんがビール好きで、ある時、そんなふうに始める曲を思いついた。でも、会社はそれじゃまずいだろうということで、詞を変えて売り出した(作詞は藤浦洸)という話を読んだことがあります。
 「ビール」と歌うと、アクセントも違和感ないので、これは本当なんだと考えています。