惑星ダルの日常(goo版)

(森下一仁の近況です。タイトルをはじめ、ほとんどの写真は交差法で立体視できます)

日本ダービー

2009-05-31 20:53:21 | 競馬
 東京競馬場は隣町なのに、年に1度、この日だけ詣でるというのは寂しい。もっと通いたいのですが、なかなか時間が取れません。

 さて、レースは最強と思っていたアンライバルドが来ません。最終コーナーを回って後ろの方でしきりに鞭を入れているけれど、まったく伸びず。
 対照的にロジユニヴァースは良いところに位置していて、内側からきれいに抜け出しました。完勝。皐月賞の雪辱を果たしましたね。横山ジョッキーの嬉しそうだったこと。

 私の馬券は当たりませんでしたが、でも、最終レースの目黒記念は当てたので、まずまず満足。
 バクチで勝つと嬉しいなあ。


中島梓さん

2009-05-29 21:41:42 | ひと
 リフォーム成った自宅に戻って4日目。
 まだ荷解きが終っていなくて、家中にダンボール箱が積み上げられています(特に書斎兼書庫)が、それでも我が家は気持ちが落ち着く。「狭いながらも楽しい我が家~♪」とエノケン風に歌いたくなります。

 我が家の引っ越し当日の26日に亡くなられた栗本薫さん。私にとってはどうしても「中島梓さん」ということになりますが、それはお会いした1979年初頭、彼女はSF界では作家というより、評論家として仕事をなさっていたから(といっても、すぐに「グイン・サーガ」を書き始めましたが)。

 特に忘れられないのは、1979年4月から文化放送で始まった「ハヤカワSFバラエティ」というラジオ番組でのお付き合い。
 当時、ブームが拡大中だったSFをテーマとする対談&トーク番組(確か、週1回で15分か20分だったような)で、中島さんがキャスターを担当。田舎の放送局を辞めて上京後、間もなかった私は台本書きをやらせてもらいました。
 といっても彼女は私の台本をほとんど当てにせず、ご自分のペースで話を進められましたが……。それでも、毎週、お会いして一緒に仕事をしていたので、随分と親しく感じていました。

 当時、中島さんは「才女」の名をほしいままにしていて、番組の録音スタジオに報道部の記者がやって来て、時事問題についてコメントを求めたりすることもありました。
 そんな時、中島さんは決してひるむことなく「ちょっと待ってください」と額に手をやり、数秒考えた後にスラスラとコメントを述べられ、「なるほど、これは確かに才能溢れる人だ」と感嘆したものでした。

 その後、放送も終わり、なんとなく遠ざかっていましたが、しかし、56歳での逝去はなんとも残念。
 ご冥福をお祈りします。


帰還前日

2009-05-25 21:40:55 | 日記・エッセイ・コラム
 いよいよ明日は改修なった我が家へ帰れます。

 本も身のまわりの品もしっかり荷造りを終えて、余裕で引っ越しを迎えることができそう。前回とはえらい違いだ。少しは学習能力があるということでしょうか。

 きちんと整理をして箱に詰めなくては、という強迫観念から逃れられたのが、楽になった第一の理由ではないでしょうか。
 どうせすぐに荷解きをするのだから、とりあえず運びやすいような形にしておけばそれでOK、と割り切るのがいいようです。

 ようやく引っ越しのコツを掴んだようなのに、たぶん、これが生涯最後の引っ越しになるかもしれないな。それが良いと思っています。


第70回オークス

2009-05-24 21:02:55 | 競馬
 1番人気のブエナビスタが優勝。
 圧倒的に強いので、我が家の予想でも「1着は決まりだから、2着、3着を当てよう」なんてやってました。

 とはいうものの、あぶなかった。最終コーナーでは後ろから2番目。普通にゆけばこれでも問題なかったのでしょうが、安藤勝己騎手が迷ってしまったそうですね。「コースを内にとるか、外からゆくか」と。
 ダッシュがなかなかかからず、「さすがの最強牝馬も今日は届かないか」と思っていたら、最後の最後にぐいぐいと詰め寄ってゴールではわずか鼻差ながら、差し切ってしまいました。

 ハラハラしたけれど、やっぱりあきれる強さ。凄い馬です。

 本の整理を終了。長く続いた古本屋での処分もひとまずおしまいとなりました。
 私の計算では、ミカン箱にして55個分、本を売り払ったことになります。2000冊あまり?
 残っているのは、その4倍くらいでしょうか(文庫本がどれくらいになるのか、よくわかりませんが)。なんとか書庫に収まりますように……。


本の移動開始

2009-05-23 21:07:57 | 日記・エッセイ・コラム
 SF雑誌は全部、新しい書庫兼書斎に運び込みました。〈SFマガジン〉、〈SFアドベンチャー〉、〈奇想天外〉、〈SF宝石〉、〈SFイズム〉、……。
 でも、これらは書架に並べず、とりあえず窓の下に積んであります。棚が余れば並べるつもり。

 他に、単行本や文庫も少し運び、こちらは書架に並べてみました。

 移動書架の棚は、奥行きがA4用のとB5用のとがあります。
 A4用だと普通の単行本を並べ、その前に文庫本を並べるとぴったり収まります。しかし、B5用だとはみ出してしまう。
 本のサイズで使い分けるようにするつもりなのですが、ジャンルとの兼ね合いが難しそう。

 とりあえず、本の移動が始まったので少し安心しているところ。仮住まいと自宅との間を、カートを押して何回も往復しています。