惑星ダルの日常(goo版)

(森下一仁の近況です。タイトルをはじめ、ほとんどの写真は交差法で立体視できます)

大晦日

2014-12-31 17:24:33 | 日記・エッセイ・コラム

 玄関、庭、外の階段などを清掃して、大掃除完了。


 もう少ししてから、深大寺まで歩いて行って、参詣。1年の無事を感謝し、年越し蕎麦を食べます。
 今年はどの店にしようかな。宵の口でも開いている店が増えてきたので楽しみ。
 昔は、夕方になるといったん店を閉め、除夜の鐘が鳴る頃になってから営業する店が多かったのです。

 

 簡単に1年を振り返ると、堆肥作りやミミズ御殿製作、某書籍の某案件など、来年へ向けての準備が多かったように思います。特に大した病気もせず、夏は泳ぎ、その他の季節はポッカールや散歩が出来て上々でした。来年はもう少し原稿面でも実りがあるようにしたいものです。

 

 それでは皆さん、良いお年を!


晦日

2014-12-30 20:33:03 | 日記・エッセイ・コラム

 買い物に出かけたり、ミミズ御殿の細工を進めたり。
 あとはもう明日。最後の掃除を仕上げるのみ。

 

 このところ、1950年代の流行歌を聞いています。片岡義男さんの『歌謡曲が聴こえる』(新潮新書)を読んだせいかもしれない。
 私は1951年生まれなので、もの心つくかつかないかの頃のヒット曲ばかりなのですが、どれもよく覚えているんですよね。昔の歌は寿命が長かったから、もう少し後になるまで聞いていたのかもしれません。

 

 今夜、聞いていた美空ひばりの「長崎の蝶々さん」(詞・曲:米山正夫)は1957年発売の曲で、その年の紅白歌合戦でも歌われたそうです。私が幼稚園児の時のヒット。
 この歌は、自分でもさかんに歌った記憶があります。傘を差した時など、くるくる回しながら「恋の絵日傘く~るくると♪」などとやっていました。
 あれは、はたして幼稚園の時だったのか、もう少し後だったのか。

 

 当時の歌が今でも記憶に鮮やかなのは、「刷り込み」めいたものなのでしょうか。
 ただ、どれもよく出来ていることは確かなんですよねぇ。情況や心情がはっきりと伝わってくる詞。印象的なメロディー。めりはりの効いたアレンジ。
 良い時代でした(老人の懐古趣味)。


続・歳末

2014-12-29 20:27:27 | 日記・エッセイ・コラム

 大掃除2日目はガラス拭き。
 居間とか寝室とか。目につくところだけを、ちょっこし。

 

 昔、小学校に通っていた頃、掃除の時にガラス拭きをしていて、こけたことを思い出しました。廊下の外側、中庭に面した窓で、敷居の高さが1メートルぐらいあったのではなかったかな。手が届かないところを拭くのに、窓枠にのっていたのですが、体重をかけて拭いているうちに、窓が枠ごと敷居から外れ、廊下に落ちてしまったのです。
 当然、ガラスはほとんど割れてしまいました。私は怪我をしたのか、無事だったのか。覚えていません。危ない事故だったなあ。
 今でも小学生は窓拭きをしているのでしょうか。

 

 〈ナンクロメイト〉2015年2月号、いつもより早めに発売されているようです。担当の新刊紹介欄で次の3冊を取り上げています――

 

  • 石野晶『水光舎四季』(徳間文庫)
  • 蓮見恭子『イントゥルージョン 国際犯罪捜査官・蛭川タニヤ』(角川文庫)
  • 杉浦彩子『驚異の小器官 耳の科学――聞こえる仕組みから、めまい、耳掃除まで』(講談社ブルーバックス)

 

 『水光舎四季』は、いかにも日本的な超能力少年たちが登場する、田園風SF。いい感じです。


歳末

2014-12-28 20:40:07 | 日記・エッセイ・コラム

 年越しの準備。
 台所とトイレの大掃除をして、松飾りもとりつけました。あとは、賀状書きとか。
 以前のように必死にはならず、淡々とこなしている感じ。もう無理はできませんねぇ。

 

 有馬記念はテレビで観ました。
 ジェンティルドンナが有終の美。偉い牝馬でした。
 馬券(フェノーメノを軸に買ってました)は当たらず。今年はまるでダメでした。1回、当たったぐらいかなあ。

 

 〈小説推理〉2015年2月号が発売となりました。担当のSFレビューで次3冊をとりあげています――

 

  • 高山羽根子『うどん キツネつきの』(東京創元社)
  • 神林長平『だれの息子でもない』(講談社)
  • 柴田勝家『ニルヤの島』(早川書房)

 

 今号は別に「今年のベストブック2014」のページもあり、年間ベスト5を披露しています。機会がありましたら、立ち読みでもしてみてください。


捨てられた子供たち

2014-12-26 20:56:23 | テレビ番組

 今日から年越し準備。
 とりあえず年賀状の作成にとりかかりました。干支の回文考えて、決まったら(今年は家の人の回文が採用となりました)、図案をひねり出し、描いて、バソコンに取り込んで、修正して色をつけて(今、この途中)、印刷して、宛名書きをして、一言そえる。なんともややこしいことをやっているものです。

 

 夕方にはホームセンターまで行って、松飾りも買ってきました。
 だんだん進行してる。

 

 オンエアの時には観られなかった「大改造! 劇的ビフォーアフター」の「薪で支える家」を録画で観ました。
 高知県梼原町の山の中の一軒家。ふだんは住んでないようですが、育ったところなので、訪れた時、快適に過せるようにと、予算100万円でリフォームするという企画です。

 

 この家で育ったのは女2人、男1人の姉弟妹。この人たちが10歳前後の頃、両親は子供を見捨てて、姿を消したらしい。筆舌に尽くしがたい苦労をした家なのです。

 

 実は、私が高知で放送局に勤めていた頃、取材の途中に立ち寄った家(別の町でした)で、似たようなケースではないかと思える光景を見たことがあります。障子も襖も破れ放題、暗い土間の奥で、子供たちが鍋を掻き回していたのです。
 絶句してその場を立ち去り、その後、何の手立ても講じられなかったことが、今でも気になっています。

 

 そんなこともあって、この番組を観たのですが、3人が立派な人生を送っておられることに、まず涙。
 匠の工夫と、関係者の尽力で、費用をかけず素晴らしい家に生まれ変わったことにも、涙。
 仕上がりを見た3人の反応に、また涙。
 とにかく、たくさん泣かされました。

 

 捨てる神あれば、拾う神あり。とはいうものの、捨てる神はできるだけ少なくなる世の中であって欲しいものです。