惑星ダルの日常(goo版)

(森下一仁の近況です。タイトルをはじめ、ほとんどの写真は交差法で立体視できます)

船弁慶

2022-12-17 20:58:47 | ラジオ

 長唄「船弁慶」を聞きました。
 午前11時からのNHK・FM「邦楽百番」。50分の放送時間ほとんどを費やす大曲です。

 長いのでずっと聞き続けていたわけではないのですが、聞いている間はぐんぐん引き込まれてしまいました。
 番組のクレジットを見ると、唄が4人、三味線が4人、小鼓2人、それに笛、大鼓、太鼓がそろった大編成。オーケストラバージョンの長唄といっていいでしょう。
 それぞれのパートが互いに引き立てたり、主役をとったり、一緒になって大きく盛り上がったり。演奏の素晴らしさもあり、「かっこいいなあ」とため息をつきました。

 残念なのは、唄の言葉を知らないこと。後でネットで見つけたので、今度はこれを目で追いながら録音を聞きたいと思います。

 それにしても、この手の曲を面白がれるようになるとは。若い頃は洋楽ポップスばかりを追いかけていたのに。
 だんだん色々なものに手を広げてきて、ここまで。年はとってみるものですね~。


ユーミン三昧

2022-07-18 21:24:41 | ラジオ

 暑い夏が戻ってきました。最高気温 33.4℃(隣町アメダス)。湿度も高く、けっこう大変。

 朝は市民農園へ行き、昨日につづいて草むしり。まだ少し残っています。

 あとはだいたい家にいて、本を読んだり、課題原稿に目をとおしたり、自分の原稿に手を入れたり。

 NHK・FMで昼過ぎから「今日は一日“ユーミン”三昧」なんてのをやってます(午後8時半現在、まだオンエア中)。
 ユーミンは同時代人として気になるアーティスト(彼女が2学年下ですが)。

 デビュー50周年記念ということは、初めて彼女の歌を聞いてから、こちらも50年になるということですか。
 1972年7月5日にシングル「返事はいらない」を発売してデビューということですが、この曲そのものは知っているものの、当時は聞いていません(日本中の人ほとんどがそうだと思います)。
 存在を知ったのは、翌年のたぶん秋。ラジオの深夜放送で林美雄さんがアルバム『ひこうき雲』の曲を紹介したことから。この出会いも、当時、ユーミンと出遭った人ほとんどに通じるものだと思います。
 「ひこうき雲」や「ベルベット・イースター」が強く印象に残っていますが、中でも好きなのは「雨の街を」。聞いていると、あの後、早く亡くなられた林美雄さんのことが思い出されます。

 はっきりいって嫌いな曲もないわけではないし、「恋愛の教祖」としての活動にも興味はありませんが、あれから50年、活躍しつづけたことは凄いとしかいいようがない。半世紀も日本の音楽を支えてきたんですものねぇ。松田聖子さんに提供した楽曲もとても良かった。
 最近の曲では「1920」かな。社会的問題というか世相を如実に反映しているところは、デビュー当時、若者の生き方をなぞった曲をつくっていたのと通じるのでしょうが、視点はかなり変わっているように思えます。これからも名曲をつくりつづけてほしい。


ラジオリクエスト

2018-01-13 21:29:58 | ラジオ

 メールでリクエストを出していましたが、まさか読まれるとは思ってませんでした。
 今朝のNHKfm、ピーター・バラカンさんがやっている「ウィクエンドサンシャイン」という番組でのことです。

 今日は「リスナーの選ぶ年間ベストアルバムということで、私も昨年末に1票を投じていました。
 推したのは、イメルダ・メイの『 Life. Love. Flesh. Blood 』。他にどれだけの人が気に入っているのかわからないのですが、とりあえず、私には凄く良かったということで、番組でこのアルバムを紹介してくれたバラカンさんに感謝の意味も込めて。

 今朝の放送では、得票数の多かった順に紹介していて、いちばん多かったのは、グレッグ・オールマンの『 Southern Blood 』、19人が支持したそうです。
 で、だんだん票数が減っていって、最後の方でかかったのは4人推薦のアルバムから。そのうちのひとつが、イメルダ・メイでした。曲は「 Call Me 」。
 私が投票しなかったら、かかっていなかったことを思うと、メールして良かったなあと心底思いましたが、名前やコメントを読み上げられると、なんだか恥ずかしい。

 ラジオにリクエストするなんて、大学生の頃、深夜放送にハガキを出して以来です。45年ぶりぐらい?
 なんだか、うれしはずかしの体験でした。


「鉄になる日」

2016-07-15 20:53:23 | ラジオ

 フランスでまたもテロ(?)。
 誰かれかまわず無差別に人を殺して、それが何らかの目的にかなうなどとは、まったく論理の道筋が成り立たないのだが、そんな言い分もあるかもしれないと思ってしまう部分が、人間にはある。何にでも理由や理屈を見出そうとする性分のせいで、それを逆用して、わけのわからないうっぷん晴らしを正当化する者も出てくる。実に嘆かわしく、困ったものです。

 今月27日は小松左京さんが亡くなって5年目。ご存命ならば、今年、85歳ですが、その節目にあたって、毎日放送ラジオで『日本アパッチ族』をラジオドラマ化した「鉄になる日」が再放送されるそうです。

 日時:7月17日(日) 26:00~27:05

 中波放送および同時配信のRadikoともに関西エリアだけなのが悔しいところですが(有料会員サービス「radiko.jpプレミアム」はエリア外でも聴取可能だとか)、でも、私、このドラマを聴いたような気がするんですよね。2011年11月の放送を誰かが録音して聴かせてくれたのでしたっけ。う~ん、記憶がない。


復活!

2014-02-14 17:56:35 | ラジオ

 夜明けごろから降り出した雪はやむことなく、夕方には、場所によっては10センチぐらい積もっています。
 これが今夜中つづくかと思うと……ぞっとします。早く雨に変わって欲しい。

 昨日、寿命かと書いたMDラジオのリモコンですが、今日もしつこくあれこれやっているうちに、突如、復活しました。
 赤外線は出ていると思っていたリモートコントローラーの接続が、実は、問題だったみたい。分解できないので、狭い隙間から棒ヤスリを突っ込んでガリガリやっているうちにリモコンが働くようになりました。万歳!

 テスターをもっているのだから、それで調べればよいはずなのですが、上記のように分解不可能なのでテスターの棒が当てられないのですよ。闇雲に診断・治療してまぐれ当たりした形。
 大変だったけれど、これでしばらくはタイマー録音も楽しめます。どうもお騒がせいたしました。