つつじヶ丘まで行って、本屋さん「書原」から出るとザンザカ降っていました。買った本が多かったので、紙製の手提げに入れてもらってます。雨の中を強行突破して濡らすわけにはいきません。
しかたがないので、買った本を読みながら店先で雨宿り。ページを開いたのは菅野章×立花実枝子という人たちの書いた『あなたの町の生きてるか死んでるかわからない店探訪します』(新書館)。今年の1月に出てた本。今日、棚で遭遇しました。
しかし、恐ろしい取材だな、これは。取材対象は飲食店。ほとんど命がけじゃないですか。
3分の1ほど読んだところで、やや小降りになったので、しっかり本をくるんで帰途に。
でも、途中でまた雨脚が強くなったので、結局、電話でSOS。家族に傘をもってきてもらいました。
この季節、決して油断してはなりませぬ。
以前、近所で見かけて日本鳥類保護連盟に報告したワカケホンセイインコの生態調査の中間報告が出ています(→「ワカケホンセイインコの情報……」)。
このインコはずいぶん行動範囲が広いんですね。東京工大(大田区)から相模原あたりまでは平気で行き来するらしい。してみると、私が見た群も東京工大から来たのでしょうか。
〈小説推理〉8月号が出ています。担当のSF書評ページで、ジョー・ホールドマン『擬態―カムフラージュ―』(金子務訳、早川書房)、藤崎慎吾『鯨の王』(文藝春秋)、円城塔『Self‐reference ENGINE』(早川書房)、リチャード・モーガン『ブロークン・エンジェル』(田口俊樹訳、アスペクト)について紹介しています(最後のやつは単に名前を挙げた程度)。