惑星ダルの日常(goo版)

(森下一仁の近況です。タイトルをはじめ、ほとんどの写真は交差法で立体視できます)

生田緑地の梅

2008-02-29 20:55:09 | 季節

 税の確定申告書、提出。
 重荷が下りて、ホッとしました。

 まずまず暖かいお日和なので、その後、足を延ばして多摩川の南岸にある生田緑地へ。そろそろ、ここの梅園も見頃かなと思ったのですが、まだ少し早すぎました。
Ume0802b  それでも何本かは五分咲きぐらいにはなっていて、可愛い花と爽やかな香りを楽しむことができました(写真は枝垂れ梅)。

 生田緑地の梅園は、岡本太郎記念館入り口近くの小道を左に上ったところにあって、初めての人にはわかりにくいかもしれません。でも、そのぶん穴場といった雰囲気があります。
 山の斜面を利用してあるので、上から下から、色々な角度から梅を楽しめるのがいいところ。来週末ぐらいが見頃でしょうか。

 論創社の〈論創ミステリ叢書・33〉として『森下雨村探偵小説選』が出ました。
 長編ミステリ「呪の仮面」と「丹那殺人事件」、エッセイ多数を収録。湯浅篤志さんの解題つきで、ミステリ作家としての雨村の業績を身近にすることができます。
 次には科学冒険小説での業績を紹介する本が欲しいですね。なんとかならないかなあ。


確定申告

2008-02-28 20:31:30 | 社会・経済
 所得税の確定申告、ほぼ終了。
 「ほぼ終了」というのは、申告書を書き上げはしたものの、まだ提出していないから。

 決算は出来たのですが、税の計算などでよくわからないところがあったので、書きかけの書類を持って、今日、相談会に出かけたのでした。昨年までの「火災保険控除」が「地震保険控除」に変わっていたりして、それも旧保険と新保険の2段構えだったりするのでわけがわからないのです。このあたりは、ほとんどの人がきちんと聞いた方がいいと思います。相談にのってくれた税理士さんも「(理屈はともかく)こういうことなんですって」と、半分諦めたような口調で教えてくれました。
 税制というのは、なんでこんなにコロコロ変わるんですかねえ。そのたびに申告ソフトを新しくしたり、税理士さんに相談したりしなくてはならない。そういう負担は国税庁が負ってもらいたいものです。

 愚痴はともかく、なんとか提出できる形になったので、これを清書して明日、提出するつもり。

 〈小説推理〉4月号が発売になりました。担当しているSF書評のコーナーで、次の3作を紹介しています――

  • スティーヴン・グールド『ジャンパー グリフィンの物語』(公手成幸訳/ハヤカワ文庫SF)
  • 貴志祐介『新世界より』(講談社)
  • 野阿梓『伯林星列(ベルリン・コンステラティオーン)』(徳間書店)
 本当は今月、紹介しなければならない本がほかに何冊もあるのですが、『新世界より』をどうしても取り上げたくて、こういう取り合わせになってしまいました。『ジャンパー』は超能力つながりで、一緒に論じるのに都合が良かったから。
 『新世界より』は同じ雑誌で「国内ミステリ」を担当している香山二三郎さんも取り上げていて、ミステリとSF両ジャンルでの収穫という評価ですね。
 当然……というか、もっと広く、読書界全体での大注目作というべきでしょう。

炭火焼

2008-02-27 20:38:57 | 食・レシピ
 昨日の日記、「仕分」と書いたのは「仕訳」では――とのご指摘を頂戴しました。
 そうなんです。大間違いなんです。「仕事の仕分け」とはまったく違うから注意すること、なんて書いた教科書もあるようなのに、なんというわけ知らず。たわけ者。
 ますます会計仕事からは遠ざかりたい気分。
 小泉さん、ありがとうございました。

 夕食のおかずに生のニシンを丸ごと、七厘で焼きました。30センチあまりの大きさだったかな。
 大きな魚を丸ごと焼くのは豪勢な気がして嬉しいものです。しっかり炭火を熾し、強火の遠火で焼きました。自宅で炉端焼気分。ふわふわした身はとても美味しい。

 南国育ちなものですから、ニシンは上京するまで食べたことがありませんでした。
 高知では、サバ、アジ、カツオ、トビウオなどをよく食べていたような記憶があります。ニロギという小さな魚も好物した。焙って酢醤油で食べると凄く美味しい。
 南の魚が身のコリコリした食感を競うのと違って、北の魚はほっこりと優しい美味しさですね。干し魚にしてもハタハタなんかは骨まで柔らかい気がします。

 そろそろ春の魚を焼きたくなります。サワラなんかもいいですなぁ。


意味不明

2008-02-26 20:37:55 | 社会・経済
 所得税の確定申告の準備。
 帳簿付けは申告用のソフトで行なうので、面倒くさいことさえ我慢すればなんとかなります。しかし、今日は固定資産の「除却」でドロ沼に。

 もう仕事に使うことはなくなった古いノートパソコンがあって、減価償却もとうに終わっています。
 いつまでも帳簿に残しておくのも鬱陶しいので、廃棄したことにしようと思いました。経理用語では「除却」というようです。

 ノートパソコンを固定資産として登録してあるページで、年末に除却したことにしました。
 そうしておいて、次に減価償却費用を計上するために「仕分」(これも経理用語)をしようとすると、エラーが出ます。「固定資産管理の科目設定」がきちんとできてないというのです。
 去年まではうまくいっていたのになぜ? と、しばらく悩んだ挙句、どうやら「除却」が関わっているらしいことに気付きました。しかし、気付いたからといって、どうすればいいかわかるわけでもない。

 結局、面倒なので「除却」はなしにすることにして、登録画面を書き直しました。そしたら、減価償却の計上もうまくいった。

 後でネットで調べてみるとこういうやり方をするらしいのですが、でも、一体何をやっているのやら、チンプンカンプン。
 経理の仕事は私にはよくわかりません(でも申告書類は作らなきゃいけないんですよね~)。