夕方、遅れている白菜苗植え付けの下準備。
コンテナの古い土を取り除き、新しい土を入れられるようにしました。今日はここまで。
その後、少しだけ散歩。
京王線駅前の公園、通称「タコ公園」は整備事業のため、今月いっぱいで閉鎖。
中央奥に控えるのが、公園のシンボル、タコの滑り台。なぜか「タコ先輩」と呼ぶ人が多いようです。
明日は閉鎖を惜しむ人たちが集まり、公園の歴史をふりかえるスライドショーや子ども向け16ミリフィルムの上映会がおこなわれるそうです。
そういえば、我が家の近所の砂場にあるゾウの遊具も、近々、撤去されるそうな。さらば、蛸。さらば、象。
〈日経サイエンス〉11月号の大特集は「宇宙 浮かび上がる超巨大構造」。
太陽系があるのは「天の川銀河」のオリオン腕ですが、天の川銀河近くの銀河が集まって「局部銀河群」を形成し、この局部銀河群は「おとめ座銀河団」の外れに位置している。
局部銀河群からおとめ座銀河団の中心までは5000万光年あって、あたりの銀河群や銀河団と「局部超銀河団」を形成。この局部超銀河団はケンタウルス座方向へ毎秒数100キロの速さで移動しているのだとか。
こうした大きな動きを観測してゆくことで、さらに大きな「ラニアケア超銀河団」なるものが形作られていることがわかったというのですね。
直径5億光年で、内部には「物質と暗黒物質を合わせて、太陽10京個ぶんの質量が含まれているとか。その質量の中心点に向かって我々の銀河を含む局部超銀河団も、引きつけられていることになります。
なんか、気が遠くなりそうなほどスケールの大きな話。
30ページにはラニアケア超銀河団の構造図が載っていますが、多くの銀河が重力の流れに沿って動く軌跡で描かれたそれは、軽くよじ合わされた繊維の束のよう。こんな超銀河団が多数、暗黒のボイドに浮かび、宇宙全体を形作っているのでしょうか。星々は無秩序に散らばっているわけではないようです。