惑星ダルの日常(goo版)

(森下一仁の近況です。タイトルをはじめ、ほとんどの写真は交差法で立体視できます)

新入り猫

2007-07-31 20:43:32 | 日記・エッセイ・コラム
 夕方、野川の畔の遊歩道で久しぶりに茶トラの大姐御と戯れる。
 この茶トラ、どこに行くのかわかりませんが、時々いなくなっては、また同じところに戻ってきて草むらで丸くなっていたりするのです。

 今日はいつもの草むらにいたので、「おお、戻ったか」と声をかけると、やおら体を伸ばし、のっそりと私の足元までやって来ました。体をこすりつけて、首筋を撫でろという催促。

 いわれるままに可愛がってやっていると、もう1匹、わりとスマートな黒猫がサツキの植え込みから出てきました。
 こちらは若い牡猫のようです。しばらく前にも見かけたことがあったのですが、いつの間にか、こやつも此処に棲みつくことに決めたらしい。
 茶トラの大姐御が撫でてもらっているのを見て、「オレも」という気分になったようです。

 差別する気にもなれず、仕方ないので両手を使って2匹の猫を撫でることになりました。
 どちらも互いを容認しているようで、それはいいのですが、オスとメスだけにややこしいことにならねばいいがと少し心配。
 オスは去勢していないようですが、メスはどうなのか? もしまだなら避妊手術をしなきゃいけないんでしょうけどねえ……。


降ったりやんだり

2007-07-29 20:31:22 | 日記・エッセイ・コラム
 午後から何度も雷雨。降ったり、やんだりのお天気となりました。

 降り始めはお昼過ぎ。この時はまだそんなに激しくなくて、すぐにあがって陽が射してきました。
 このやみ間に、高千穂遙さんが桃を届けてくださいました。「雨の合い間を見計らっての行動だ」といってましたが、本当にそうでしたね。
 桃、さっそく夕食の後にいただきました。美味しかった。まだいっぱいある。ありがとうございます。

 その次の雷雨は午後3時くらいだったでしょうか。今度はかなり激しい。洗面所の窓際にいると、耳のすぐそばで「バリバリバリ!」という雷鳴が鳴り響き、思わず声を上げてしまいました。クワバラ、クワバラ……。
 用心をしてパソコンの電源を落とし、コンセントやアンテナからのケーブルを外しておく。
 しかし、この雨も1時間足らずでやみ、私は参院選の投票へ。午後4時現在の当地での投票率は36パーセントあまり。まずまずと考えるか、少ないと考えるか、難しいところ。せっかくの権利を活用しないで放棄する人がいるとは、貧乏性の私には考えがたいことであります。

 その後、酒屋へ発泡酒を買出しに行ったり、市民プールで泳いだりしている間は比較的良い天気。青い空も覗いていました。
 しかし、午後7時前から、また雷雨。午後8時半現在、まだゴロゴロいっています。

 〈小説推理〉9月号、発売中です。SFの書評ページでキャロル・エムシュウィラー『すべての終わりの始まり』(畔柳和代訳、国書刊行会)、伊藤計劃『虐殺器官』(ハヤカワSFシリーズJコレクション)、ジョン・コートニー・グリムウッド『サムサーラ・ジャンクション』(嶋田洋一訳、ハヤカワ文庫SF)、アルフレッド・ベスター『ゴーレム100』(渡辺佐智江訳、国書刊行会)を取り上げました。
 早川書房と国書刊行会とが2冊ずつ。今のSF出版界の特徴が出ていますね。


回る食卓

2007-07-26 21:07:51 | 日曜大工
 仕事の合い間に少しずつ作っていた木工細工が完成しました。
Enban0707  桶の蓋のように見えますが、これは回転盤です。食卓の上に置くために作りました。

 いつもは丸いテーブルで食事をしています。さほど大きなものではないのですが、遠いところに置かれた調味料などには手が届きません。そんな時「回るテーブルだといいのにねえ……」と家族が言っていたので、それらなひとつ作ってみるかと思ったのでした。

 回転部は、実は、ダイソーで売っているプラスチック製のもの(210円)。それに木の円板をすっぽりかぶせました。プラスチック製のものより、直径は10センチほど大きくなって、約44センチ。
 きれいな円形が作れるかどうか、自信がなかったのですが、トリマーをコンパスのように使うためのジグをベニヤ板で自作し、中心から等距離で板を削ることに成功しました。
 さらに、薄い板を曲げて縁を貼り付けてあります。必要ないかとも思ったのですが、これがあるとすっきりとした円形であることが強調されてきれいに見えます。正解でした。
 仕上げはオイルフィニッシュの2度塗り。食卓(下になっている部分)の色に合わせるため色素入り(エボニー)を使いました。

 さっそく今日の夕食から実用に供したのですが、なかなかに便利。
 今のところ「これまでのオヤジの作品の中ではいちばん」というお墨付きをいただきました。嬉しい。


大蛇

2007-07-25 20:27:42 | 自然
 予報を裏切って、東京は今日も良いお天気。移動性高気圧のしっぽがしっかりと関東南部にかかっていたのでしょうね。

 暑いので、本当なら今日も市民プールに出かけたいところですが、どうも昨日の疲れが少し残っている。無理はしないで、夕方は野川の散歩に出かけることにしました。
 ところが、そこで大変なものを見てしまった……。

 最初はゴム製のホースを川岸に置いてあるのかと思ったのです。水辺から遊歩道のある護岸へ向けて、流れとは垂直に、黒いものが伸びていました。

 ところが、よく見ると、それは動いている!

 アオダイショウかと思われますが、あんなにでかいのを見たのは生れて初めて。長さは4メートル、もしかするともっとあったかもしれません。太さは大人の男性の手首ほどでしょうか。長さも太さも、普通に見かけるアオダイショウの倍はありました。

 あきれて眺めるうちに向きを変え、今度は水辺の草むらに向かって這ってゆきましたが、それにしても凄いウワバミ。何年生きるとあんなに大きくなるのでしょうか。
 野川には大変な生きものがいるのだなあと実感しました。

 写真もムービーも撮りはしましたが、これは控えておきますね。 


足がつりかけた

2007-07-24 20:21:30 | 日記・エッセイ・コラム
 朝から素晴らしい晴天。まるで梅雨明けのようなお日和ですが、これは移動性高気圧による一時的なものらしい。
 東京は明日からまた梅雨空だそうです。

 とはいえ、夕暮れまで好天は続き、絶好のプールコンディション。市民プールに出かけると、大勢の人が水を楽しんでいました。
 2回目なので、前回より少し多く泳ぎたいと思い700メートルは行くことに心を決めていました。しかし、685メートルあたりで右の足の裏がつりそうになってしまった。泳ぎ続けるとヤバそうなので、泣く泣く断念。

 水泳筋肉はすぐにはつかないんですね。だんだんに馴らしてゆくしかありません。

 木工細工はオイルフィニッシングの1日目。
 まず油を塗って馴染ませ、15分ほどしてからもう一度塗り、耐水ペーパーで全体をこすります。
 油を拭き取って乾燥させた後(今日は8時間ほど)、もう一度塗って、また拭き取りました。
 普通はこれでいいようですが、今回は明日、もう一度やるつもり。もう少し、色を濃くしたいのです。