この茶トラ、どこに行くのかわかりませんが、時々いなくなっては、また同じところに戻ってきて草むらで丸くなっていたりするのです。
今日はいつもの草むらにいたので、「おお、戻ったか」と声をかけると、やおら体を伸ばし、のっそりと私の足元までやって来ました。体をこすりつけて、首筋を撫でろという催促。
いわれるままに可愛がってやっていると、もう1匹、わりとスマートな黒猫がサツキの植え込みから出てきました。
こちらは若い牡猫のようです。しばらく前にも見かけたことがあったのですが、いつの間にか、こやつも此処に棲みつくことに決めたらしい。
茶トラの大姐御が撫でてもらっているのを見て、「オレも」という気分になったようです。
差別する気にもなれず、仕方ないので両手を使って2匹の猫を撫でることになりました。
どちらも互いを容認しているようで、それはいいのですが、オスとメスだけにややこしいことにならねばいいがと少し心配。
オスは去勢していないようですが、メスはどうなのか? もしまだなら避妊手術をしなきゃいけないんでしょうけどねえ……。