予報よりもかなり良いお天気。東京競馬場のある府中のアメダス計測で最高気温 31.0℃を記録、今日も暑い一日となりました。
日本ダービーは予想どおり、皐月賞で圧勝したドゥラメンテが優勝。ミルコ・デムーロ騎手は感涙にむせんでいました。
ドゥラメンテはテンションの高い馬だそうで、入場後は首を上下に振ったりして入れ込んだ様子を見せていましたが、デムーロ騎手は首を軽く叩いたり、腰を軽く叩いたり。優しくなだめているのが印象的でした。そのせいか、ゲート入りする頃にはすっかり落ち着き、スタートもスムースで位置取りよく、狙ったとおりのレースだったのではないでしょうか。
優勝馬は予想どおりでしたが、2位はやや意外。ドゥラメンテをずっとマークし、やや内側の経済コースで賢い追い方をした岩田康成騎手騎乗のサトノラーゼンが入りました。3位はルメール騎手のサトノクラウン。2、3位ともに馬主は里見治氏。セガサミーの会長兼社長さんですね。優勝こそ逃したものの、この成績には満足でしょう。
さらにいえば、優勝したドゥラメンテと3着のサトノクラウンは、ともに堀宣行さんの調教馬。見事な馬の出来栄えでした。
ということで、上位3頭は関係が複雑に絡み合った馬たちなのでした。
今日の米朝師匠の落語は「焼き塩」。
読み書きのできない女中さんが行きずりの武士に手紙を読んでもらい、2人は泣き出す。それを離れたところから見た焼き塩売りの男も泣いてしまう。
どういう理由で道端の3人が泣いているのかを問いただすことで、真相(誤解と勘違い)を知った通りすがりの人たちが笑いだす。将棋倒しのような関連性が楽しい。
噺の造りが面白いので、口演の機会が多くなれば、演出はもっと派手になり、笑いも拡大したのではないかと思いました。