惑星ダルの日常(goo版)

(森下一仁の近況です。タイトルをはじめ、ほとんどの写真は交差法で立体視できます)

今日の蟷螂

2020-11-30 20:29:21 | 

 朝、畑に行くとキャベツの畝、防虫ネットの陰にオオカマキリがいました。
 今朝は冷え込んだ(最低気温2.3℃/隣町アメダス)せいか、ぐったりとして動けない様子。でも、まだ命はあります。

 そっと持ち上げ、陽の当たるところへ置いてやりました。体を動かすことはできず、脚だけ少し動かしたりしています。

 その後、昨日、種を蒔いた畝に防風、保温用の塩ビシートを被せたので、その中に移動させました。ここなら鳥に狙われることもないでしょう。

 少しすると、脚を踏ん張り、起き上がろうとしていました。お腹に力をいれる様子も見えました。排泄?

 しかし、もう残された時間はほとんどないでしょうね。
 夏の間、ご苦労さまでした。


アーモンドアイ

2020-11-29 20:38:35 | 競馬

 とんでもない顔ぶれになった競馬ジャパンカップ。かなり興奮気味にスタートを待ちました。

 レースはキセキが大きく先行。後の馬が集団で追う展開に。
 最後の直線に入ると、ずっといい位置につけていたアーモンドアイが早めにスパート。難なく先頭に立ち、ゴールイン。GⅠ9勝目という輝かしい記録を打ち立てるラストランでした。

 無敗の3冠牡馬コントレイルが2着、無敗の3冠牝馬デアリングタクトが3着となりました。私は1~3位を逆に3連単で買っていたので投票はハズレ。前走からの時間をおもな判断材料にしていたのですが、アーモンドアイには無関係でしたね。
 ルメール騎手の騎乗もさすがというしかありません。逃げたキセキとの距離が大きかったので、スバートのタイミングが難しかったと思いますが、早めにムチを入れ、アーモンドアイが力を使いきるぐらいの距離。それでいて、末脚のあるコントレイルやデアリングタクトは追いつくことができないだけのリードを残すという絶妙さ。さすがです。

 〈小説推理〉新年号が発売になりました。担当のSFレビューで次の3冊を取り上げています――

  • 高山羽根子『暗闇にレンズ』(東京創元社)
  • 眉村卓『その果てを知らず』(講談社)
  • 牧野修『万博聖戦』(ハヤカワ文庫JA)

 眉村さんの遺作はSF的私小説。タイトルは、私にはなんとなく小松左京さんの『果しなき流れの果に』を思い出させます。


落花生収穫

2020-11-28 20:49:12 | 市民農園

 畑のカマキリ、今朝はキャベツの上にいました。陽が当たると出てくるんですね。

 その畑で、今日は落花生の収穫。品種は千葉半立ち。
 半分、立ち上がって育つ、という意味なんだと思います。匍匐する品種もあるみたい。

 昨年よりは3週間遅れ。植え付けが遅れ、しかも最初ののうちは、キュウリの陰という条件が良くないところで育てたので、なかなか実が入りませんでした。
 でも、掘ってみるとかなりの豊作。

 塩茹で用に、洗って実をもぐと、大きい株には200ぐらいついていました。新記録かも。

 4株あったのですが、平均すると1株100個ぐらいか。2株を茹で落花生に、残る2株を乾燥させることにしました。


パプリカ

2020-11-27 20:32:26 | 園芸

 今朝は畑のカマキリと出会えず。
 雲って寒いので、どこかにもぐりこんでいるものと思われます。
 とはいえ、寿命も……。

 写真は部屋の中に取り込んだ鉢植えのパプリカ。実が色づきました。

 パプリカはトマトと同じく多年草なので、条件さえ整えれば冬越しでき、来年も実をつけてくれるそうです。
 ベランダのコンテナで育てていたパプリカが手ごろな大きさに育っていたので、日当たりの良い2階の部屋に入れてみました。
 今も元気で花を咲かせ、このように実をつけています。赤くなったやつのほかに5個ほどが生長中。

 赤と緑の取り合わせはクリスマスの飾りとしてもいいですね。
 このまま春まで元気なら、夏の間は外に出し、もっと大きなコンテナで枝を茂らせてみたいと思っています。


続々々・蟷螂

2020-11-26 20:25:07 | 

 今朝は近所の公園まで行って、まわりの道路に積もった落ち葉を持ち帰りました。堆肥の材料。
 雨が降った後なので濡れています。濡れ落ち葉。それがいいんですね。わざわざ湿らす必要がない。

 その後、市民農園に行くと、レタスの葉っぱの上でオオカマキリが日向ぼっこをしていました。

 温もりが欲しいんですね。
 目玉を動かしてこちらを見ますが、体はほとんど動かしません。億劫になっているのでしょうか。

 作家の小林泰三さんが23日に亡くなられたそうです。
 ツイッターに書いたものを、そのまま貼りつけておきます――

小林泰三さん逝く。
「玩具修理者」の異様に濃密な世界は忘れられません。江戸川乱歩さんを継ぐ作家かと。
SFでミステリで、小林さんならではの傑作を書かれていたのに。ウルトラマン愛もすごかった。
まだ58歳。ご冥福をお祈りします。

 私よりずっと後から作家になられた方が先に逝ってしまう。なんということだろう!