惑星ダルの日常(goo版)

(森下一仁の近況です。タイトルをはじめ、ほとんどの写真は交差法で立体視できます)

WIN5

2019-03-10 21:39:38 | ギャンブル

 今日の中央競馬。先週のWIN5で的中者がいなかったため、4億6000万円あまりが今週へ持ち越しとなり、配当に上乗せされるというので、大変な話題に。
 当たれば普段以上に大きくなるため、馬券を買う人が殺到。売り上げが23億円を超えました。その中には、私の1票ぶん(100円)も入ってます。

 賞金総額がとんでもなく膨れ上がったのですが、今日のWIN5は的中馬券が2種類になるという、さらに珍しい事態に。5レース中の1つ――阪神競馬場での「フィリーズレビュー」で、同着2頭が優勝となったのです。

 配当はどうなるのか、興味津々で見ていたら、約20億円の払い戻し金を2等分し、それぞれの当り馬券数に応じて分配するということだそうです。
 で、的中101票の「5>6>1>1>12」が1028万2010円、的中648票の「5>6>1>6>12」が160万2650円となりました。けっこうたくさん当てる人がいるんですねえ。

 漫画家の砂川しげひささんが亡くなられたとか。享年77。
 私が大学生の頃デビューされたので、もっとお若いのかと思っていました。20代なかばでのデビューと、漫画家としては遅かったので、意外とご高齢になられていたように感じます。
 デフォルメされた単純な線の絵でしたが、めちゃくちゃ上手いと感心していました。特に『寄らば斬るド』など、初期の時代ものマンガに登場する女性の色っぽかったこと。
 巡り会えたことを嬉しく思う漫画家さんの一人でした。どうもありがとうございました。


第85回東京優駿

2018-05-27 21:35:23 | ギャンブル

 ダービー。ワグネリアンが堂々たる勝ちっぷり。ようやくダービーを制した福永祐一騎手は鞍上で涙をぬぐっていました。
 ワグネリアンとは「ワーグナー愛好家」という意味ですよね。馬主の金子真人さんの趣味なんでしょうか。

 このレース、私はワグネリアンを買っていました。皐月賞では7着に沈んだものの、潜在力は同賞で勝ったエポカドーロより上かも、と。
 ただ、馬券の買い方が下手というか、馬連1枚こっきりで勝負したのでハズしてしまいました。5着に入ったブラストワクピースとの組合せ。
 2着はエポカドーロ。戸崎圭太騎手も上手に乗りましたねぇ。ゴール間際までよく粘ったものだと感心しました。

 小説推理7月号が発売になりました。担当のSFレビューで次の2冊を取り上げています――

  • ピーター・トライアス『メカ・サムライ・エンパイア』(中原尚哉訳、新☆ハヤカワ・SF・シリーズ)
  • エラン・マスタイ『時空のゆりかご』(金子浩訳、ハヤカワ文庫SF)

 今月はこれだけ。ゆったり語れるので、書いていて楽しい。
 でも、毎月、こういうわけにはいきません。出版点数が多いものですから、


ダービー

2017-05-28 20:57:13 | ギャンブル

 第84回ダービー(東京優駿)。3歳馬の王者決定戦です。

 レースを支配したのは、マイスタイル。スタートからトップに立つと、ゆったりとしたペースで全体を牽制。向こう正面の直線ではルメール騎手の乗るレイデオロがあまりのスローペースを見限るかのように、馬群後ろから1/3ぐらいのところからスーッと上げていって2番手へ。マイスタイルの外側にピタッとつけました。
 最終コーナーを回ると、各馬ようやくスパートしましたが、依然としてトップはマイスタイル。外側、離れたところを、レイデオロがなかばスパートしつつもまだ我慢。いよいよ最後の勝負どころというところでいちだんとスピードをあげ、スワーヴリチャードに3/4馬身差でゴールを切りました。

 ルメール騎手の巧みさが目立つレースでした。3週連続G1勝利。馬の力を引き出すのが、本当にうまい。
 3着は1番人気のアドミラブル。4着に残ったマイスタイルの横山騎手は「してやったり」というところでしょう。
 私が本命と目したペルシアンナイトは7着。馬券は惨敗でした。

 オウバイ剪定後の庭の入り口。

 立ったまま出入りできるようになりました。
 中が少し見えますが、右手の狭いところでトマトやスイカを育てています。広さが足りないので、ネットを活用しての「垂直菜園」です。


公現祭

2014-11-30 21:12:18 | ギャンブル

 今日は何といっても競馬のジャパンカップ。凱旋門賞に出たジャスタウェイにハープスター、この試合2連覇中の最強牝馬ジェンティルドンナなど、スーパースター揃いといっていい程の馬が揃いました。

 

 どの馬に賭けるか、目移りして困りましたが、結局、今回と同じ馬場、同じ距離のダービーに勝ったワンアンドオンリーを選びました。エピファネイア、フェノーメノと合わせて馬連の馬券2枚だけを購入。

 

 結果はエピファネイアが4馬身差をつけての圧勝。驚くほどの強さを見せつけました。
 去年のダービー2着、菊花賞優勝という成績はありますが、この1年は勝ち星なしだっただけに、やや意外でした。
 角居調教師は「スミヨンさまさま」と騎手を絶賛していたそうです。確かに、最初から3番手に位置しながらうまく折り合いつけて経済的コースを走り、最終コーナーを抜けると一気に加速するというレースは理想的。それにしても、馬の強さなしではあそこまでの大差はつかないでしょう。
 凄い馬だったんだ、というのが実感。気性の荒さがうまく変化して、レース向きになってきたのかな。

 

 父はシンボリクリスエス、母はシーザリオの4歳牡馬。名前は、ギリシア語で「公現祭」という難しい意味。母と同じく、シェイクスピアの『十二夜』にちなんだとのことですが、どんな話だったか、覚えていません。勉強しなくちゃ。

 

 このところ馬券はハズレ続きです……。


金細工師

2013-12-22 19:58:42 | ギャンブル

 競馬の有馬記念はオルフェーヴル(フランス語で「金細工師」)が2着に8馬身の差をつけて圧勝。素晴らしい強さを見せつけて現役生活を締め括りました。

 個性の強い馬でした。圧倒的に強いのに、気まぐれというか、やんちゃというか。レースで走りに専念できなかったり、騎手を振り落したり。調教も騎乗も大変だったでしょうね。

 3歳馬の時はダービーや菊花賞で儲けさせてもらい、ありがたかったのですが、最初のフランス遠征の失敗など、色々なエピソードが忘れられず、本当に印象深いものがあります。今後は種牡馬として励むようですが、実戦では対決することのなかったディープインパクトとの、仔同士の争いなども今後の興味の的です。

 レース後の勝利ジョッキーインタビューで池添謙一騎手が長口舌をふるったのにも驚きました。
 「馬も騎手も厩舎も死にものぐるいで頑張っています。日本の競馬をよろしくお願いします」というような意味だったと思いますが、凱旋門賞でフランス人ジョッキーに乗り換わられたことなども含め、この馬への思い入れが大きいことをうかがわせました。

 ともあれ、ひとつの時代が終わり、新たな伝説が誕生したことを感じるレースでした。