惑星ダルの日常(goo版)

(森下一仁の近況です。タイトルをはじめ、ほとんどの写真は交差法で立体視できます)

西瓜種播き

2023-03-31 20:50:31 | 市民農園

 市民農園。
 一昨日、畝をととのえたところに小玉スイカの種を播きました。
 これまでは自宅で育てた苗を植えつけていたのですが、今年は直播きをためしてみたいと思って。

 3粒を土に埋め、保温のため、ホットキャップを被せました。
 内部には虫に芽を齧られないよう、虫除けのリングも置いてあります。
 心配なのは、昨年、自家採取した種。色が薄いし、水に浸しても底まで沈まないのです。未熟なのかもしれません。
 ダメなら、別に育てた苗を植えるしかないなあ。
 とりあえず、しばらくは様子見。

 夕方は、駅前に新規オープンしたスーパー「オオゼキ」の偵察。
 本格的オープンは明日で「グランドオープン」と銘打って大売り出しをするようですが、前日の今日は「プレオープン」。お目見えのお試しというところでしょうか。

 このスーパーを知ったのは、1998年につつじヶ丘店がオープンしてから。
 本屋さん「書原」の隣なのでついでに入ったのですが、狭いところに効率的に、しかも威勢よくならんだ商品と、店員さんの有能ぶりに感激。当時は公開されていた株式を購入したほどです(その後、株は公開をとりやめ、お店が買い戻してしまいましたが)。
 こんどオープンした店も、やはり素晴らしいものになりそう。店員さんの客さばきにまたまた感心しました。
 安売りしていたワインとチーズとアボカドを買って帰宅。これから、時々、立ち寄ることになりそう。


花盛り

2023-03-30 20:49:22 | 季節

 ソメイヨシノがまだまだがんばっています。
 木によって、咲き方、散り方がまちまちなんですね。もうほとんど散っている木もあれば、まだまだ満開の木もあります。

 写真は毎度の野川夕景。

 桜だけでなく、川岸を埋める菜の花、サイクリングロード沿いのカナメモチの赤い新芽も鮮やかです。

 市民農園は、畑の準備と並行して、苗づくりも真っ最中。

 今、セルポットに種を蒔いて、発芽しかけたり、発芽を待ったりしているのは、キュウリ、トマト、ナス、トウモロコシ、インゲン、アシタバ。
 今日はゴーヤ、スイカ、メロンを水に浸して、種蒔きの準備をしました。

 忙しいけど楽しい時期が始まっています。


西瓜畝

2023-03-29 21:08:42 | 市民農園

 畑の作業。今日はスイカを育てる畝をととのえました。

 普通なら畝を立てるのですが、今回は立てませんでした。
 というか、不耕起栽培を試してみたいので、今までの畝をそのまま使い回します。耕さないで、苗を植える場所だけにミミズ堆肥を埋め、土を少し高く盛り上げて「鞍(くら)」を作りました。
 まわりには近所で刈り取った雑草(カラスムギ?)を切断したものをばらまきました。有機分の補給。あと、土壌成分の調整のため、苦土石灰も少し入れました。

 そうしておいて、全体を使い古した黒いポリマルチで覆ったのですが、はたしてこれでスイカが育つかどうか。
 成果が楽しみでもあり、不安でもあります。

 朝日新聞の朝刊にマンガ家のいがらしみきおさんが寄稿していました。とても良い文章。
 内容は、仙台在住のいがらしさんが見てきた、東日本大震災以降の日本と世界について。

 12年前、いがらしさんが見た被災者たちの様子――

……被災地の各地で、水や食べ物やガソリンの前に並ぶ長く静かな行列は、私にはどこか宗教的なもののように感じられ、それを日本人らしいと言ってしまうのは簡単だが、その時の被災地に満ちていた「人を信じる」という空気感は、文化としての宗教しかないように見えた日本の中で、まるで「神様のない宗教」のようだと思った。

 その後の世界を、カメラの数の多さ、コロナ禍、プーチンのウクライナ侵攻、トルコ大地震と眺めてきて、「自分の意思でもなく、なにも知らずにこの世に生まれてきたものが、この世界に満ちている暴力と貧困と差別に気づかされる瞬間はとても痛ましい」と述べ、そうなった後、われわれは何を信じて生きてきたのか、と問いかけます。

 いがらしさんはその答を書いていますが、私としてはまだしばらくこの問いかけの状態のままで、答を考えてゆきたいと思います。


ChatGPT

2023-03-28 21:02:32 | AI

 〈日経サイエンス〉5月号の特集は「対話するAI ChatGPT」。
 チャット相手になってくれる人工知能の仕組みや特徴を解説してくれています。

 しばらく使っていませんが、対話している時は楽しい。嘘も本当もまじえて、いくらでも相手してくれますものね。詳しいことを知りたいところでした。

 基本的なこと――ChatGPTは文章を組み立てる際、次に何が来るのが適切かを調べ、つぎつぎと繰り出してくる。目的はあくまでも文章を完成させること。そのためにあらかじめ膨大な言語データを学習している。
 学習したデータ量は45テラバイトにのぼると書いてあります。日本語版ウィキペディアすべてのページを合わせても5ギガバイト。その9000倍のデータ量ですね。
 ただ学んだだけでなく、どう答えるべきかを人間がレッスンしてあるそうです。知識が豊富なところへ、常識や倫理を与えたというようなものでしょうか。

 こうして、豊富な知識と多彩な「発想力」で会話を繰り出してくるわけですが、膨大な量とはいえ、言葉だけから判断しているわけですから、人間が話をする時に、景色や他の人間、歴史の流れなど、多くの材料を参照しながら発言するのとは違ったものにならざるを得ないのでしょう。
 ある種の「知性」はあるとしても、それは人間とは違った「知性」であって、人間と競い合うものではないと思います。改良が加えられ、さらに素晴らしいものになるとしても、「人間を凌駕する」という形容は当てはまらないのではないでしょうか。


記念写真

2023-03-27 20:43:43 | 季節

 昨日につづいて野川の桜と菜の花の写真になりますが、今回は少し上流。
 きれいな花を背景に三人きょうだいが記念写真を撮っていました。

 勝手な想像では、真ん中の男の子が今度小学校に入るんじゃないかな。
 右側のセーラー服の女の子は幼稚園か(S美幼稚園の制服に似ています)。

 今日、野川に出かけたのは、冬の間、畑でビニールトンネルに使っていたビニールシートを洗うため。
 浅い流れで広げ、ブラシで洗いました。

 これまでいろいろ苦労してきたけれど、この方法がいちばん楽。
 良い場所に住んでいるなあと感謝しています。