惑星ダルの日常(goo版)

(森下一仁の近況です。タイトルをはじめ、ほとんどの写真は交差法で立体視できます)

自然農薬・天敵

2018-05-31 21:22:08 | 市民農園

 昨夜はサッカー。西野ジャパンとガーナの試合を観戦していました。
 0-2で敗れたのですが、失点はいずれもディフェンスの反則がらみ。攻め込まれて危なかったので反則を犯してしまった。その前の段階でなんとか出来るよう、早急に対策を練ってもらいたい。

 今朝は市民農園。昨日の雨のせいか、キュウリの下の方葉っぱにウドンコ病が出ていました。
 ひどい葉はちぎって取り去りましたが、軽症のものをどうするか。

 我が家の裏にたくさんドクダミが生え、今、花をつけています。これで何とかできないものか。ドクダミには抗菌作用がありますからねぇ。

 花も葉も茎も根も、丸ごと引き抜いて泥を落とし、家の人に煮出し汁を作ってもらいました。500ミリリットルのペットボトル1本分。
 夕方、また畑に出かけ、20倍ほどに薄めたドクダミ液をキュウリの葉に噴霧してみました。ついでに、褐色の斑点が出ているトマトの葉っぱにも。
 思い付きの自己流ですが、さて、どうなりますか。結果は後ほどご報告いたします。

 写真はトマトの支柱にいたカマキリ。

 孵化して2度ほど脱皮した幼虫でしょうか。まだ小さい。
 さかさまにとまった格好で、中の脚を口元に運んで手入れしているようです。くつろいでいる感じ。

 カマキリにも害虫退治をがんばってもらわねば。


オーテピア

2018-05-29 21:32:19 | まち歩き

 昨日は田舎に用があり、高知へ日帰りの旅。
 どんよりした空から、時折り、雨粒が落ちてくる空模様でした。この日、入梅が宣言されたそうです。

 郷里の佐川町は高知市から西へ20キロあまり。
 往復はJR土讃線の鈍行列車を使いましたが、帰途はちょうど下校時間帯だったらしく、途中から汽車で通学する生徒たちがどやどやと乗り込んできました。私も、中学、高校と「汽車通(きしゃつう)」だったので、なつかしく眺めたことでした。

 その後、帰りの羽田行き最終便まで少し時間があったので、市内中心部を散策。

 かつて追手前小学校があったところには新しく「オーテピア」ができ、7月24日のオープンへ向けて、最後の準備をしているようでした。
 県立と市立の図書館が合体した大型の「オーテピア高知図書館」と「オーテピア高知声と点字の図書館」、それに「高知みらい科学館」とが一体になった大型情報・教育施設。

 これが正面だと思います。各階の大きさがまちまちな、ちょっと面白いデザイン。本をやや乱雑に積み上げたイメージでしょうか。
 左端に見えるのは、日曜市が開かれる通りを挟んだ北側にある、追手前高校の時計台。

 外側からじっくりオーテピアを眺めてから、大きくなった金高堂書店を覗いて、下司孝之著『断酒会に寄り添って―下司孝麿伝―』(リープル出版)を購入。ネットでも買えるようですが、存在そのものが地元の書店でないとわかりません。

 帯屋町から大橋通へ入り、松岡かまぼこ店で「天ぷら」(揚げかまぼこ)を何枚か購入。
 すぐそばの本池澤の店頭では「お弁当半額セール」の時間帯。鯵フライ弁当420円を衝動買い。半額なので210円です。空港ロビーで夕食にいただきましたが、鯵は大きく、身も厚くてとても美味しかった!
 大橋通りはええなあ。


第85回東京優駿

2018-05-27 21:35:23 | ギャンブル

 ダービー。ワグネリアンが堂々たる勝ちっぷり。ようやくダービーを制した福永祐一騎手は鞍上で涙をぬぐっていました。
 ワグネリアンとは「ワーグナー愛好家」という意味ですよね。馬主の金子真人さんの趣味なんでしょうか。

 このレース、私はワグネリアンを買っていました。皐月賞では7着に沈んだものの、潜在力は同賞で勝ったエポカドーロより上かも、と。
 ただ、馬券の買い方が下手というか、馬連1枚こっきりで勝負したのでハズしてしまいました。5着に入ったブラストワクピースとの組合せ。
 2着はエポカドーロ。戸崎圭太騎手も上手に乗りましたねぇ。ゴール間際までよく粘ったものだと感心しました。

 小説推理7月号が発売になりました。担当のSFレビューで次の2冊を取り上げています――

  • ピーター・トライアス『メカ・サムライ・エンパイア』(中原尚哉訳、新☆ハヤカワ・SF・シリーズ)
  • エラン・マスタイ『時空のゆりかご』(金子浩訳、ハヤカワ文庫SF)

 今月はこれだけ。ゆったり語れるので、書いていて楽しい。
 でも、毎月、こういうわけにはいきません。出版点数が多いものですから、


河島英昭さん

2018-05-26 21:38:29 | ひと

 今日は午後2時から海老名市文化会館小ホールにて「2人で奏でるピアノ~森下唯・山田剛史デュオリサイタル」。
 プログラムを簡単に記しておきますね。

  • モーツァルト「2台のピアノのためのソナタ 二長調 K.448」
  • ブラームス「ハイドンの主題による変奏曲 Op.56b」
  • シューベルト「幻想曲 ヘ短調 Op.103 D940」
  • アルカン「ドン・ジョバンニによる幻想曲 Op.26」
  • ラヴェル「ラ・ヴァルス」
  • (アンコール)フォーレ「組曲ドリー Op.56」から「子守唄」

 身内が関係しているので誉めるのもナニですが、充実したプログラムとしっかりした演奏、親しみやすい雰囲気で、なかなか良い演奏会でした。
 それにしても、アルカンは変テコな作曲家だなあ。今日また、しみじみと思いました。

 イタリア文学者河島英昭さんの訃報に接しました。享年84。

 エーコの『薔薇の名前』の訳者として知られていますが、私にとって忘れられないのはチェーザレ・パヴェーゼの全集を訳されていたこと。
 高校時代に読んだ『丘の上の悪魔』(だったと思うのですが)に魅了され、学生の頃、晶文社からポツリポツリと出ていたパヴェーゼ全集を買っていました。でも、あれは完結しなかったのではないかな。
 訳者が仕事に凝り過ぎたのか、売れ行きが芳しくなかったのか。いずれまた読み返したい本です。

 河島訳パヴェーゼが素晴らしいことを伊藤典夫さんに話したことがあり、その時、伊藤さんが「あの人の訳文はうらやましいくらい見事だ」とおっしゃったことも記憶に強く残っています。これも学生時代の話。

 素晴らしい翻訳をありがとうごさいました。


雀蜂

2018-05-25 21:32:06 | 

 朝の市民農園では、トマト、キュウリ、ナス、トウモロコシ、大根などに、ミミズ液肥を追肥として与えました。

 で、作業を終えて帰宅し、庭で片付けものをしていると、目の前を巨大な蜂が横切ってゆきました。スズメバチです。
 ギョッ! と思い、ゆくえを目で追うと、くだんの蜂は勝手知ったる様子でイヌツゲの葉の繁みに入ってゆくではありませんか。
 なんでまたそんなところに?

 そーっと覗いて見てみると、またまたビックリ!
 繁みの内側に巣ができています。いつの間に!

 大きさはテニスボールぐらい。女王蜂がひとりで世話をしています。まだ働き蜂は孵化していない様子です。

 市役所へ電話して駆除してもらおうかとも思いましたが、この時期なら、女王蜂がいない時を狙って巣を破壊することも可能だと判断しました。

 柄の長い剪定鋏を取り出し、おそるおそる枝ごと巣を切り落としました。
 女王蜂はいたようですが、さいわい、こちらに飛んでくることはなく、もうひとつ下の枝にひっかかった巣にしがみついたままです。

 下まで落とそうと突っついているうちに、巣は壊れ、中のハニカム様の幼虫養育室が転げ落ちました。
 しばらくしてから、偵察してみると、さすがに女王蜂も諦めたらしく、巣は放棄されていました。

 開けたところに持ち出して撮ったのが、この写真。

 幼虫は10匹ぐらい育っていたようです。
 気の毒ではありますが、このまま、土の中に埋めてしまうつもり。