惑星ダルの日常(goo版)

(森下一仁の近況です。タイトルをはじめ、ほとんどの写真は交差法で立体視できます)

韓国版

2013-12-25 20:38:12 | インポート

 3年半前にゴブリン書房から出た拙著『「希望」という名の船にのって』の韓国版が出て、今日、見本が届きました。向こうのタイトルは「希望号の新世界探検」だったかな。
 よくわからないのですが、奥付を見ると、今年、春に出ていたような……。

Mihon  イラストも日本版と同じ、きたむらさとしさん。ハングルは横書きなので、本は左開き。イラストも多くは左右逆転されています。
 判型は日本のもの(写真左側)より、やや大きい。

 私が理解している範囲での出版に至る経緯は、東アジアでの児童書の国際見本市があって、そこで韓国の出版社の方が目をつけてくださったみたいです。それから版権のエージェントによる仲介で話が進み、翻訳、出版へ。ありがたいことです。

 似たような形で台湾での出版の話も決まっています。
 隣国の子どもたちがどんなふうに読んでくれるのか。楽しみです。


見得目白

2013-02-08 20:48:38 | インポート
 今日は冷たい北風が吹いて、真冬にまた逆戻り。日替わりメニューのようなお天気です。
 ま、春先はこんなものか。

 梅の花が咲き、桃の花が咲く頃には庭の「小鳥の食堂」を閉めようと思っているのですが、こう寒いとまだ先のことかもしれません。
 メジロ、シジュウカラ、ヒヨドリが毎日わんさとやって来て、賑やかなこと。

 気が向くと、そんな鳥たちの姿をコンパクトデジカメで撮ってみます。
 室内から3~4メートル先の彼/彼女たちを狙うのですが、シジュウカラはレンズを向けると警戒して飛び去ることが多い。ヒヨドリも、シジュウカラほどではありませんが、やはり気にします。
 メジロはその点、大らかですね。ほとんど反応しません。

 今日も何枚か撮ったのですが、こんなのはどうでしょう?

Mejiro1302 針金をしっかと足で握って見得を切っているかのよう。これから食べてやるぜ、という気持ちがむんむんと伝わってきます。

 ただメジロにも個体差があって、こういうふうに針金にとまることが苦手なのもいるんです。何度も飛びつこうとして、うまくゆかず、ホバリングでちょっとだけついばんで飛び去ったり。
 やはり、運動神経の差、というんでしょうかねぇ。つい、「頑張れ!」と、応援してしまうんですけど。


本の海

2011-03-26 20:46:59 | インポート
 今日は東京近郊の某所に出かけて、震災お見舞い。

 お住まい(大規模マンション)の被害はよくわからないのですが、壁や柱にヒビが入っていました。

 それよりも、問題はすべての部屋に詰め込まれた蔵書。
 もともと本棚には収まりきらず、床にも山を築いていたのが崩れ、その上に棚の本が落ちかかり、さらにそこへ棚そのものも倒れかかっている。寝室謙仕事場謙居間の一部屋以外は腿のあたりまでの本の海なのです。老境に入った作家1人でなんとかできる状況ではありません。

 私が行っても手助けになるわけではないのですが、ともかくスチール製本棚を2本ばかり、歪みを直し、部分的に床が見えるようにした壁際に立てて、少しは本を収容できるようにしてみました。
 まだまだ先は遠い。

 日本SF作家クラブでも東日本大震災の義捐金を呼びかけています。ご協力願える方はこちらのページから。
 どうぞよろしくお願いします。


夕べの雲

2010-11-10 20:20:48 | インポート
Sunset1011 日没時が散歩の時間帯となり、気圧配置が冬型で空が晴れると、夕暮れの景色に目を奪われます。
 今日も夕映えの雲がとてもきれいでした。

 この写真を撮った後、自転車を走らせて井の頭公園あたりで道に迷い、うれしがっていたのですが、帰宅寸前に自転車の前輪がパンク。
 ひどいパンクのようで見る見るうちに空気が抜け、前輪はぺしゃんこに。
 しかたないので、前輪を浮かせて家までひきずって帰りました。これが遠いところだったらと思うと、ゾッ!