惑星ダルの日常(goo版)

(森下一仁の近況です。タイトルをはじめ、ほとんどの写真は交差法で立体視できます)

殺風景

2014-09-30 21:27:58 | 日記・エッセイ・コラム

 いやあ、今日は暑かった。いちおう残暑なんでしょうか。最高気温 28.4℃(隣町アメダス)。

 夕方はひさしぶりに川崎市の緑ヶ丘霊園まで。
 秋の草花が見られるかなと思ったのですが、お彼岸の前にきれいに草刈りをしたらしく、雑草の姿はほとんどありませんでした。さっぱりしているのはいいのでしょうが、私にとっては殺風景この上なし(バチ当たりかもしれませんね)。

 夜はテレビで、アジア大会卓球女子団体決勝戦に臨んだ日本チームの応援。
 惜しかった。でも、この前の世界選手権の時より、中国との差は縮まっていると感じました。この調子で前進して欲しい。

 卓球の応援で、今日はあまり書けません。明日、頑張ります。


2014-09-29 20:54:59 | 園芸

Natsume1409  7月初旬に花をつけていたナツメの実が熟してきました。

 家の近所の公園に生えている木なのですが、誰も見向きもせず、実はシワシワになって落ちるだけなので、いくつかもいでみました。親指の先ぐらいの大きさ。アメリカンチェリーと同じぐらいでしょうか。
 生で齧ると、カスカスした青リンゴのような味。甘みは強いけど、そんなに美味しくはありません。

 乾燥すると、より甘くなり、保存も効くらしい。料理にも使えるとか。
 ナツメ酒にするという手もありそうです。
 いずれにせよ、もう少し採ってこなくては。


噴火

2014-09-28 21:49:17 | ニュース

 木曽御嶽山の噴火、状況が明らかになればなるほど戦慄が走ります。第一報を聞いた時には、これほどの惨事を予想することはできませんでした。

 それにしても、最悪のタイミングでの噴火としかいいようがないように思えます。

 秋の行楽シーズン。好天の週末。それも、お昼時。
 ちょうど登山者達は頂上に着き、昼食をとろうとしていた頃でしょう。いちばん人が多く、山頂近くにいる時間帯です。
 せめてあと数時間、噴火が遅れていれば、あるいは、数時間、早ければ、こんなに多くの人が山頂に集まってはいなかったはず。

 どうして自然は、よりによってこの時間に、こんなことを……と、思わざるを得ません。悔しいというか、恨めしいというか。
 嗚呼!


曼珠沙華

2014-09-27 20:40:31 | 草花

 サラダホウレンソウの種を蒔きました。秋冬ものとして、ベランダ菜園にはうってつけです。ぜひお試しを。

 イチゴ苗(とちおとめ)も買ってきて、土の準備が出来上がるのを待っているところ。今、石灰や肥料を調合し、寝かせてあります。たくさん紛れ込んでいるダンゴムシも追い払わなくては。

Higanbana1409  昨日あたりから、我が家の近所のキンモクセイが本格的に開花し始めました。どこを歩いてもかぐわしい匂いが漂ってきて、秋爛漫。

 写真は野川公園自然観察園の彼岸花。今年は特に見事なように思います。でも、そろそろおしまいかな。

 〈小説推理〉11月号が発売になりました。担当しているSFレビュー欄で次の4作をとりあげています――

  • 森岡浩之『突変』(徳間文庫)
  • 乾緑郎『機巧のイヴ』(新潮社)
  • アンディ・ウィアー『火星の人』(小野田和子訳、ハヤカワ文庫SF)
  • ロラン・ジュヌフォール『オマル2 征服者たち』(平岡敦訳、新☆ハヤカワ・SF・シリーズ)

 『突変』は、「突然変移」の略。地球の一部(この小説の場合は東京近郊の住宅地)が「裏返し」になり、もうひとつの地球に移転してしまうのです。一種の漂流譚?


『赤毛のアン』

2014-09-25 21:12:20 | テレビ番組

 テレビドラマ「花子とアン」が大団円を迎えようとしています。
 最初、明治・大正の児童向け読み物のことが少しでもわかればと思って見始めたのですが、そちらの参考にはほとんどならないまま、最後まで見続けてしまうことになりそうです。嘉納伝助氏に参ったのかな。

 村岡花子さんの訳した『赤毛のアン』は読んでいます。
 小学校5年生の時だったと思います。講談社の少年少女世界文学全集の1巻に入ってました。だから、少女小説だということも気にせずにどんどん読んでしまった。
 ちなみに『若草物語』もこの全集で読みました。

 少女を主人公にした小説で気に入ったのは、とりあえず、この2作品。
 後に、大学生の時にローラ・インガルスという少女の物語を読み、それまでになかったほど夢中になってシリーズ全巻を読むことになりますが……。
 あとはトーベ・ヤンソンの自伝的小説『彫刻家の娘』ぐらいかな。あ、石井桃子さんの『ノンちゃん雲にのる』と『三月ひなのつき』があった!

 少女マンガはとてもよく読んだのですが、少女向け小説はあまり読みませんでした。SFにのめりこんだことが大きかった。ただ、SFでも、ゼナ・ヘンダースンとか、少女小説といってもおかしくないようなのがあり、そのあたりは好きでした。

 それはともかく。
 本好きの人が出て来るお話はいいですね。「花子とアン」の前に見た連続ドラマは「ゲゲゲの女房」だったし。
 どんどんこの手の物語が登場しますように。著名な作家とかだけでなく、オタクと呼ばれた人にも凄い一生を送った人がいるんですよ。ぜひ。