惑星ダルの日常(goo版)

(森下一仁の近況です。タイトルをはじめ、ほとんどの写真は交差法で立体視できます)

小啄木鳥

2024-06-19 21:06:32 | 野鳥
昨日の雨が嘘のよう。今日は朝からピカピカに晴れました。

朝食後、居間の窓際でコーヒーを楽しんでいたら、庭の木に小鳥が飛んできて、しきりに木の幹を突っつき始めました。
コゲラです。


光の加減で見づらいですが、背中の白い波形模様が特徴。
日本でいちばん小さなキツツキですね。英語名では “Japanese Pygmy Woodpecker”というのだそうな。

留鳥なのでこのあたりにも年中いるはずですが、我が家にはめったに訪れません。
たまに来る時は、きまってカナメモチの木。皮の割れ目に虫がひそんでいるのでしょうか、しきりに突っついてはついばんでいるようです。

模様がきれいだし、仕草もおもしろいので、いつでも大歓迎。
また来て欲しいものです。


巣立ち

2024-05-17 21:01:08 | 野鳥
昨夜は仕事に専念していて日記が書けませんでした。
一昨日の原稿に大きなミスがあり、必死で修正していました。情けない。

で、報告が遅れてしまいましたが、庭の巣箱で育っていたシジュウカラの雛たちが、一昨日、昼前に巣立っていったのです。

飛び立つ前に、巣箱の窓から身をのりだしている雛。


まだ羽の色が黄色っぽく、体も小さいのですが、すぐに飛べるのが驚きです。
家の人の観察では、全部で5羽いたそうです。やや少なめ。

巣箱を出た雛たちは、まわりの枝を飛び交っていましたが、間もなくどこかへ飛び立ってしまいました。しばらくは親と一緒に餌をとる期間がつづくようです。

どうぞ、元気に育ちますように。
そして来年も我が家の巣箱を使ってください。


おおわらわ

2024-05-07 21:12:29 | 野鳥
時おり雨が降り、風も強い一日でした。

そんな悪天候でも、雛を育てているシジュウカラの親鳥たちには関係なし。育ち盛りの時期になっていて、雨の中、次から次へと餌を咥えてきて、巣箱の中に運んでいます。


1羽が巣箱に飛び込んでゆくところ。
左の枝では、もう1羽が嘴に虫を咥えて、待機しています。

眺めていると、入れ替わりに中へ入って、またすぐに飛び出してゆきました。

明るいうちはずっとこれのずっと繰り返し。つくづく感心します。


四十雀

2024-04-28 20:49:45 | 野鳥
昨夜は代官山の蔦屋書店に出かけ、SFフェスティバル会場で「第44回日本SF大賞」贈賞式を見学しました。

大賞は長谷敏司さんの『プロトコル・オブ・ヒューマニティ』(早川書房)。
長谷さんは受賞の言葉で、「かつて母親が亡くなる際、医師から、何か言葉をかけるように言われ、何も発することができなかった。その時の体験のような、言葉にできないものを探しながら、これからも、強い言葉、見たこと、聞いたことのないような言葉を求めて書いてゆく」と今後の抱負を述べておられました。

生前の功績に対して贈られる功績賞は、石川喬司さん・豊田有恒さん・聖悠紀さん・松本零士さんの4人。

私は特にお世話になった石川さんのご子息と豊田さんの奥さまにご挨拶しましたが、石川さんのご長男が、会場にいた井上雅彦さんの高校の2年先輩であり、また今回から新装された記念トロフィーのデザインをされたRay.Horiさんと古いお知り合いであることに驚きました。
人の縁とは意外なものであったりします。

失態は、伊野隆之さんからご挨拶をいただいたのに、伊野さんが『ザイオン・ジ・オクトモーフ イシュタルの虜囚、ネルガルの罠』(アトリエサード)の著者であることを思い出せなかったこと。
書評で取り上げたことのお礼を言ってくださったのに、失礼をしでかしてしまった。伊野さん、ごめんなさい。
歳のせいにしてはいけませんが、情けない限り。

庭のカナメモチに架けた巣箱で、シジュウカラが卵を抱いています。
数日前から、時おり出入り口から母親が顔をのぞかせるようになり、今日は特に回数が多かった。


最高気温 28.5℃と暑かったせいもあるのでしょうか。
いずれにせよ、雛が孵るのも間もないことと思われます。


2024-01-09 20:55:00 | 野鳥
先日、ナナカマドの実がたわわに生っている木を見ました。
今日、また通りかかったところ、まだ赤い実はたくさん。そこへヒヨドリがひっきりなしにやって来てついばんでいました。


下から見上げての写真で、鳥の姿ははっきりしません。でも、よく見ると嘴の先に赤い実をくわえています。

ヒヨドリにしてみれば、これまであちこちの木の実を食べてきて、今、ナナカマドの番が来たということなのでしょう。

たぶん、ヒヨドリにも味の好みがあるのでしょうね。
我が家の庭の実で見てみると、赤い実では、まずナンテン。つぎにセンリョウ。それからマンリョウの順に食べてゆくようです。

少し離れたところにピラカンサがありますが、これは真っ先になくなります。
しかし、よその庭を見てみるとピラカンサの実はいつまでも残っているところがあり、小鳥にとってピラカンサがおいしいのかまずいのか、よくわかりません。木によって違うのでしょうか?