惑星ダルの日常(goo版)

(森下一仁の近況です。タイトルをはじめ、ほとんどの写真は交差法で立体視できます)

金水引

2013-08-29 20:31:24 | 草花
 最高気温31.6℃(隣町アメダス)。
 例によって夕方は市民プール。顔なじみと今日はバイク談義。「陸王」なんて、古いバイクに乗ってたお爺さんがいるんですよ。面倒だったみたいだけど、楽しそう。

Kinmizuhiki1308 写真はキンミズヒキ。バラ科の多年草です。バラ科であることがよくわかるように、開ききった花が写っているのを掲載してみました。写真そのものは良くないのですが。

 キンミズヒキは金色のミズヒキという意味。花の色が黄色いことから。
 名前のもととなったミズヒキはタデ科。こちらもそろそろ花が咲き始めます。

 キンミズヒキもミズヒキも実はひっつき虫になります。この写真で、右下の苞の花穂は花が終わっているので、その感じがわかると思います。
 犬が散歩する道端によく咲いているのは、ひっつき虫となって運ばれたせいなんでしょうね。だから花もよく人目につくところで咲いています。


鱗雲

2013-08-28 20:45:04 | 季節
 空気はからっとしていますが、最高気温32.3℃(隣町アメダス)。また暑さが戻ってきました。

 夕方は5日ぶりに市民プールへ。
 土・日は花火大会のためプールは閉鎖されていましたが(花火の観覧席が設けられる?)、月曜からはやってました。でも、涼しかったので私は多摩丘陵の坂道散歩へ。それを、毎日、泳ぎに来ていた人に咎められる(苦笑)。

 プールから見上げると、すっかり秋の空です。一時、西寄りの空に細かいきれいなウロコ雲が広がって、水から上がったらデジカメで撮りたいなあと思っていたら、間もなくウロコ模様が曖昧になって面白味がなくなりました。
 空の状態は刻々変化しているのですね。

 数日、泳がなかったので腕の疲れがとれていました。頑張ってクロールで飛ばしたら、ほぼ45秒で50メートル泳ぎきれました。これで今季の目標タイムはクリア。
 バタフライも50メートル、それほど苦労しなくなってきた。

 あとは距離ですが、たぶん、最後の日あたりに1500メートルぐらいを泳いでみたいと思っています。


お見合い?

2013-08-27 20:34:36 | 動物
 隣町のアメダスが日中不調だったらしく、最高気温が出てませんが、たぶん29.5℃とか、そこら。昨日よりは気温が高かったものの、さわやかで気持ちの良いお天気でした。
 ちなみに最低気温は19.0℃。

Yamatoshizimi1308 写っているのはヤマトシジミでしょうか。かなり接近して交尾の準備段階のようにも見えますが……。
 もしかして、「ご趣味は?」とか、「好きな食べ物は?」とか、「休日には何をして過ごします?」とか、尋ねあっているのでは。
 すぐ近くにはしっかり交尾しているカップルもいました。

 〈小説推理〉10月号が発売になりました。担当しているSFレビューで次の3冊を取り上げています――

  • 大森望・日下三蔵編 『年刊日本SF傑作選 極光星群』 (創元SF文庫)
  • 大森望責任編集 『NOVA10』 (河出文庫)
  • ローレン・ビュークス 『ZOO CITY』 (和爾桃子訳、ハヤカワ文庫SF)

藪蘭

2013-08-26 20:32:19 | 草花
 季節がぐぐっと巡った感じで涼しい一日。

 最高気温28.1℃(隣町アメダス)で、プールに行く気がせず、ちょっと足を伸ばして、町田市の西端にある大戸緑地へ出かけてみました。

Yaburan1308a 草戸山(標高365m)をめぐるハイキングコースを急いで回り、帰途に。片道1時間ほどかかります。

 まだ秋の草はほとんど花を見せていませんでしたが、道端のところどころにヤブランが咲いていました。
 ユリ科の多年草。庭の木陰に植えてあるお宅もありますね。

Yaburan1308b

 花のアップ。あまりユリらしくありません。
 花の後、黒い実がたくさんつくのも嬉しい。


蠅毒草

2013-08-25 20:34:50 | 草花
 未明から雨が降り、涼しい一日。
 最高気温26.0℃は、日付が変わった午前0時のもので、日中は25.2℃までしか上がりませんでした(隣町アメダス)。

 午後遅くには雨もあがったので、自転車で野川公園へ。北端の草むらのあたりを散策しました。夏から秋にかけての草花や虫がけっこうたくさん見られて楽しかった。

Haedokuso1308 写真はハエドクソウ。キツネノマゴ科の多年草。去年も同じ場所で写真に撮りました。
 名前の由来は、その昔、この草の根を煮詰めた汁でハエ取り紙を作ったことからだとか。

 5ミリぐらいしかない、小さな地味な花なので、注意しないと見逃してしまいそうです。
 下唇をぐっと突き出した唇形花。でも、つぼみは長刀の刃のようで、鋭ささえ感じさせます。

 図鑑には「つぼみは上向きだが、開花すると横を向き、果期には下を向く」とあります。
 なるほど、この写真でもそのような変化は見てとれますね。おもしろい。