惑星ダルの日常(goo版)

(森下一仁の近況です。タイトルをはじめ、ほとんどの写真は交差法で立体視できます)

野川桜

2015-03-31 21:34:38 | 季節

 昨日からの暖かさがずっと続いていて、今日の最高気温 21.6℃(隣町アメダス)。

 

 我が家の近所を流れる野川両岸の桜。

 

 

 見た人は必ずびっくりする夜桜ライトアップは4月2日(木)に決まりました。午後6~9時。
 一夜限りの絶景が出現します。


桜と月

2015-03-30 20:40:50 | 季節

 うふふふ、やたらに暖かい。最高気温 21.9℃(隣町アメダス)。5月の陽気らしい。
 それだけで嬉しくなるのだから、ヒトって単純な生きものです。

 

 ひさしぶりにポッカールを提げて深大寺周辺を散歩しました。

 

 一昨日の夜、この近くの植木畑で通り魔殺人がありました。日頃よく通っているあたりなので、そんなことが!? と、ちょっと信じられない気分。そんなに寂れた場所でもないのに。
 でも、今日、歩いたコースはふだんとまったく変わらず。お寺参りの人や犬の散歩の人たちの姿が。

 

 先日、ハクモクレンと月のショットを撮ったので、今日はソメイヨシノと月。

 

 

 桜はほぼ満開。今年は開花から満開までが速かった。
 月齢は10になりました。5日後の満月には皆既月食が見られますね。


卵包

2015-03-29 21:19:28 | 動物

 ミミズを、これまでの筒型の小型飼育槽から、完成したミミズ御殿へ引っ越しさせました。

 

 ミミズがもぐる「ベッド」は、昨秋から庭の隅でつくっていた腐葉土。まだ完全に腐りきってはいませんが、ふかふかの柔らかい葉っぱになっているので、たぶん大丈夫でしょう。
 ただ、変な虫が隠れていたり、卵を産み付けていたりすると嫌なので、蒸気で消毒してから使用しました。

 

 消毒は、七厘に古い鍋をかけてお湯をわかし、鍋にちょうどはまる大きさの植木鉢(素焼き)を載せて、簡易「蒸し器」としました。植木鉢の底の穴から水蒸気が鉢内に入り、そこに入れた腐葉土を熱する仕組み。
 こうすれば何とかなるんじゃないかと思いついた時は、ちょっと興奮しました。実際には、蒸気の熱が全体に行き渡るのに時間がかかってちょっと苦労しましたが、まあ、なんとか虫退治はできたと思います。

 

 で、準備がととのってミミズを移動させたのですが、その際、卵包を見ることができました。

 

 ミミズは両性具有ですが、2匹が絡み合って交尾します。で、互いの受精嚢に精子を注ぎ、環帯(大人のミミズにできる鉢巻みたいなの)の中で卵子と精子がくっついて受精するのです。環帯は体の前部(頭の方)へ移動してすっぽりと抜け落ち、中に受精卵の入った「卵包」となります。
 1つの卵包から、シマミミズなら3~10匹の子ミミズが生まれるといいますから、それだけの受精卵が入っているわけですね。

 

 この下に卵包の写真を載せますが、美しくないので苦手な人は見ないでください。
 中央の黄色いとっくり型のものがそれ。大きさは4ミリぐらいでした。

 

 

 

 

 


白木蓮と月

2015-03-28 20:52:12 | 季節

 ポカポカ陽気。このあたりでも、桜は気によっては7~8部咲きとなりました。春は急速に進行しています。

 

 夕方、散歩の途中で見かけたハクモクレン。

 

 

 いつもは桜よりひと足先に満開になるのですが、今年はほぼ同時。冬が長引き、その後、春が一気にやって来たということでしょうか。

 ハクモクレンの枝の彼方に半月。昨日が上弦だったようなので、今日の月齢は8ぐらいか。どことなく春らしい光景に思えました。奇妙に絡み合った電線もよいアクセントになっているのでは。

 

 〈小説推理〉5月号が発売になりました。担当のSFレビューで次の3作を取り上げています――

  • ミハル・アイヴァス『黄金時代』(阿部賢一訳、河出書房新社)
  • ラヴィ・ティドハー『完璧な夏の日〈上・下〉』(茂木健訳、創元SF文庫)
  • マデリン・アシュビー『vN(ブイエヌ)』(大森望訳、新ハヤカワ・SF・シリーズ)

 『黄金時代』は、揺れ動く言葉と物語を扱った小説。表向きは、名前のよくわからない島への探訪記ですが、島の言語においては単語の語幹がやせ細り、やがては接頭語と接尾語だけからなる言葉に変化するだろう、などという記述があってワクワクします。いや、言語より島の「本」の形態と内容が凄い。


蚯蚓御殿

2015-03-27 21:34:12 | 動物

 台を組み立てて、本体の箱を設置。ミミズ御殿が完成しました。

 

 

 ミソの1つは、台が水平でないこと。右手前に向かって、全体が傾いています。
 木製台の右下に小さなペットボトルが見えると思いますが、これに中の余分な水分を溜めるようにしました。そのために、箱の底を傾斜させ、水がペットボトルに流れ込むようにしたかったのです。

 

 もう1つの工夫は、グリーンの箱の上に置いてある黒いメッシュの容器(ミミズが出ないよう、表面にポリエステルの網を張ってあります)。
 これを箱の内側に嵌め、外壁や底面との間に、わずかな隙間を作ります。そうすることによって、空気の流れと水分の排出をスムーズにするつもり。果たして、思惑どおりにゆくかどうか。

 

 うーむ、ここまで来るともう台の塗装はどうでもよくなってきたなあ。早くミミズの引っ越しに取りかかりたい。