惑星ダルの日常(goo版)

(森下一仁の近況です。タイトルをはじめ、ほとんどの写真は交差法で立体視できます)

週末のお天気

2009-06-30 20:39:01 | 日記・エッセイ・コラム
 今日で2009年の前半が終了。やたらに早い。
 歳をとったせいか。自宅のリフォームという大事業があったせいか。
 たぶん、両方なんでしょう。それにしても、早い。いや、速いというべきか。

 今週末は那須塩原温泉でのSF大会。私の出番は4日(土)の正午から延々3時間の「SF小説創作講座」です。準備に力を入れねば。

 会場へはバイクで行きたいと思っているのですが、あまり天候が悪いと難しい。なんとか降らないでもらいたいと祈りつつ、週間天気予報を何度も眺める毎日です。
 しかし、この時期の天気予報は当てになりませんね。前線のちょっとした移動で、ころころと降雨確率が変わります。結局は、当日になるまでわからないということなのでしょうねえ。

 〈小説推理〉8月号発売中です。担当のSFレビューで次の3作を取り上げました――

  • 平山瑞穂『全世界のデボラ』(早川書房〈想像力の文学〉)
  • 仁木稔『ミカイールの階梯〔上・下〕』(ハヤカワSFシリーズ Jコレクション)
  • マイケル・シェイボン『ユダヤ警官同盟(上・下)』(黒原敏行訳、新潮文庫)
 上下2巻の時、タイトルにつける〔上・下〕や(上・下)は奥付にならっていますが、こうした際のカッコは何がいいんでしょうかねえ。()か〔〕か[]か、はたまた〈〉か。各担当者それぞれに苦労しているんじゃないでしょうか。
 何か断固たる方針のある方がいらしたら、お教え願いたいものです。

トニーさん奮闘中

2009-06-29 20:56:27 | SF
 フランスで日本SFの研究をしているトニー・サンチェスさんが 'actsf'誌に寄稿した日本人SF作家・評論家へのインタビュー第1弾が出揃いました。
 それぞれのページへのリンクを張っておきます――

 トニーさんの日本SFに関する記事と、こうしたインタビューは、フランスで結構、評判らしく、「いつ翻訳は出るのか?」と訊かれているそうです。

 第2弾のインタビューと日本SFの翻訳へ向けて、トニーさん、頑張って!


谷甲州氏作家生活30周年記念パーティー

2009-06-28 21:16:00 | 本と雑誌
 という催しに、昨夜は出かけておりました。

 谷さんの短篇「一三七機動旅団」が雑誌〈奇想天外〉の第2回SF新人賞に佳作入選し、掲載されたのが1979年3月号。応募時のペンネームは「谷」がなくて、単に「甲州」だったんじゃなかったでしょうか。
 以来、30年。ずっと第一線の作家でいるというのは、なまなかなことじゃないですね。私もデビューは同じ年の同じ月なんですが、作家という肩書きはもっているものの、実質は戦線(ほぼ)離脱ですからねぇ。身に沁みて感じます。

 会場の赤坂、ホテルニューオータニ「麗の間」には、編集者、作家、愛読者など100人近く集まったでしょうか。
 高千穂遙さんの乾杯の発声で始まって、塩澤〈SFマガジン〉前編集長の祝辞などがあり、さらに谷さんの2人の娘さんからの花束贈呈、奥様も壇上に上がられて和気あいあいたる良い会でした。
 「良い編集者、良い読者……え~とあとは何だっけ……良い家族! に恵まれてやって来ました。これを機に、次の30年……300年……3000年も頑張ります!」というのが、谷さんの挨拶の言葉。本当にそうなりかねないかも(そんな世の中を見てみたいものです)。

 で、今日の競馬。第50回宝塚記念は最後の直線でディープスカイ、ドリームジャーニー、サクラメガワンダーの人気馬3頭が競り合う見応えのある展開。
 勝負はドリームジャーニーがぐんぐん差し切り、他の馬を突き放した感じですが、なぜディープスカイに最後の伸びがなかったのか。人気に応えると思っていたんですけどねえ……。

 私としてはディープスカイを別格扱いにし、あとはサクラメガワンダー(2着)とスクリーンヒーロー(5着)に注目していました。
 ドリームジャーニーは、大概の試合で上位入賞ので、要注意ではあったのですが。目移りしてしまったというところでしょうか。でも、楽しかった。


アベック

2009-06-26 20:52:46 | 日記・エッセイ・コラム
 晴れて暑い一日。
 夕方、野川公園へ出かけてポックウォック(ポッカール&ウオーキング)をしました。
 緑の中の気持ちよい運動でした。歩く時は汗ばみますが、ポッカールで走るとサーッとその汗が引いてゆくのです。

 で、終えて帰ろうとした時のこと。
 だいたいいつも、湧き水が流れる北園の小川でポッカールのタイヤを洗って帰るのですが、流れの中に踏み石があって洗うのに具合が良いところがあるのです。
 ところが今日はちょうどそこの岸に若い男女が体を寄せ合って座りこみ、何やら楽しそうに語り合っています。本当は「ちょっとどいて!」と言ってみたかったのですが、そこは大人なので遠慮して、やや上流の浅瀬でタイヤを洗いました。

 問題は「若い男女」の表現なのですが、私が家に帰って上記の話をする際、「アベック」というと、家族の一員が「アベック! いつの言葉じゃい?」と驚くのです。

 「アベック」は現代日本では死語なのでしょうか?

 「じゃあ、どういうのか?」と訊ね返すと、「カップル」といいます。
 でも、私の感覚では、「カップル」は「若い男女」に限らず、ラブラブな二人なら男同士でも、お年寄りでも使えると思うのです。
 その点、「アベック」は「若い男女」に限定されるので、表現がずっと的確になると考えるのですが、皆さん、どう思われます? 「アベック」は死語じゃないですよね?


今年のニンニク

2009-06-24 21:48:07 | 園芸
 失敗でした。球が育っていません。期待していたものの3分の1ぐらいの大きさ。

Garlic0906

 考えられる原因は、植え付けが遅かったこと。
 11月の末になってしまったものなあ……。

 自作の大きなプランターでたくさん作ろうと目論んでのことでした。15個も取れたのは良かったのですが、育ちきらないのでは何にもなりません。
 今年の秋は10月中旬には植えなくては。今度はプランターを作る必要がないので(手直しはするつもりですが)、遅れずに植えられると思います。