惑星ダルの日常(goo版)

(森下一仁の近況です。タイトルをはじめ、ほとんどの写真は交差法で立体視できます)

何の花?

2010-06-30 21:25:08 | 草花
 昨夜はワールドカップ。日本対パラグアイ戦を最後まで見届け、残念だったけど、良い試合だったね、日本代表よく頑張ったね、という思いで床に着きました。
 すぐに眠れると思ったけど、興奮していたのか、なかなか眠られず、その眠りも浅かったみたい。

 でも、岡田ジャパンは有終の美を飾りましたね。またこれからが楽しみになりました。監督と選手たちにはお礼を言いたい。
 ありがとう! お疲れさまでした!

Nonohana1006 今日、道端で見かけた花。
 花そのものはウマゴヤシにそっくりですが、花の時期が遅いし、大きさも直径1センチぐらいあって大き過ぎると思います。つる状の茎が地面を這っていました。
 葉っぱもきちんと撮ればよかったな。


合歓

2010-06-29 20:47:23 | 季節
 あと2時間あまりで対パラグアイ戦。気が気じゃありません。

Nemu1006 ステレオグラムはネムノキ。稲城中央公園のくじら橋のたもとで咲いていました。
 写真は夕方、撮ったもので、葉っぱが閉じているのがわかります。このように、夜、葉が合わさるので「眠る木」→「ネムノキ」と名づけられたそうです。

 しかし、漢字はなぜ「合歓」という字が当てられるのでしょう。どう見てもエロティックなイメージですよねえ。「夜合樹」という表記もあるようですが、こちらも同様。

 〈小説推理〉8月号、発売中。担当のSFレビューで次の4冊を取り上げています――

  • 森見登美彦『ペンギン・ハイウェイ』(角川書店)
  • 大西科学『さよならペンギン』(ハヤカワ文庫JA)
  • フィリップ・K・ディック『未来医師』(佐藤龍雄訳、創元SF文庫)
  • ナンシー・クレス『アードマン連続体』(田中一江訳、ハヤカワ文庫SF)
 ペンギンSFが2冊、並びました。人気のある動物ではありますし、今回の作品も好感のもてるものでした。

劇団昴公演『スタア』

2010-06-27 20:58:35 | アート・文化
 午後、六本木の俳優座劇場にて劇団昴公演『スタア』(作:筒井康隆)。
 なんと1975年の初演以来、35年ぶりの再演だそうです。私は初演は見ていないので、舞台を見るのは初めて(戯曲は読んでいました)。

 時代設定は筒井さんの希望で初演当時のまま。だからケータイはないし、デジカメもインターネットもありません。マッドサイエンティストである地震学者の言説は、古い時代の方が生きますね。

 といっても、古めかしい感はまるでありませんでした。ちょっと前の時代の超絶ドタバタコメディ。毒のある笑いが弾け、満員の場内は大いに沸きました。

 今回の公演のプログラムブックに、「何が面白いのか――表現行為の根本を問う筒井作品」というエッセイを書かせてもらっています。
 そのプログラムブックをすぐ前の席で筒井さんご自身が読まれていてヒヤヒヤしたことはツイッターで少しつぶやきました。

Karugamo1006b 今日の写真(立体視ではありません)は、夕方、武蔵野の森公園の池で見かけたカルガモのヒナ。
 生まれたばかりらしく、ちっちゃくて可愛いのです。こしゃくに岸の草をついばんでいました。
 ヒナは全部で7羽います。中には勝手に遠征を始める冒険家もいたりして、お母さんガモは気が気ではないようでした。


紅小灰蝶

2010-06-26 20:53:29 | 動物
 朝はジャガイモ掘り。近所の農協が顧客サービスとして畑のジャガイモを掘らせてくれます。1家族5株。
 今年は出来がわりと良くて、手で掘ると大きなジャガイモがゴロゴロ出てきました。昨年は寂しい出来栄えだっただけに、ほくほく顔で持ち帰りました。

Benishizimi1006 ステレオグラムは夕方の散歩の際、野川の岸で見かけたベニシジミ。
 夕暮れとなり、もう寝ようとしているのでしょうか。ヒメジョオンの茎にとまって、じっと動きません。

 ほかにはモンキチョウも。
 梅雨空ですが、チョウの明るい羽の色を見ると気持ちが晴れます。


トンボ池

2010-06-25 21:14:37 | まち歩き
 昨日の小鳥、going soloさんから「ガビチョウでは?」というコメントをいただきました。
 調べてみると、たぶん間違いないようです。
 漢字で書くと「画眉鳥」。目のまわりの縁取りを表現した名前なのでしょうね。スズメ目チメドリ科。中国原産で、飼われていたものが野生化したようです。特定外来生物に指定されています。在来種を駆逐する勢力なんですね。困ったもんだ。
 going soloさん、ありがとうございました。

 夕方は、またもや小山田緑地の探索に。
 今日はトンボ池のある大久保分園を訪ねてみました。小山田緑地はゴルフ場や畑に隔てられる形でいくつもの分園があります。

Tomboike1006 大久保分園は私ひとりの貸しきり状態でした。人間がいません。
 いるのは虫と小鳥。そして生い茂る草や樹木。ナチュラリスト垂涎の地ではないでしょうか。

 写真はトンボ池のあたり。水面にはアメンボたくさん。トンボはシオカラトンボぐらいでした。