惑星ダルの日常(goo版)

(森下一仁の近況です。タイトルをはじめ、ほとんどの写真は交差法で立体視できます)

横断歩道のない交差点

2018-02-28 21:28:21 | まち歩き

 夕方、武蔵野の森総合スポーツプラザの室内プールへ。
 入った時、泳ぐ人は、私を含めて6人。あがる時には、14~15人に増えていました。

 ところで、我が家から武蔵野の森総合スポーツプラザまでは、約3キロ。自転車で行ったり、バイクで行ったりするのですが、自転車で行くと、甲州街道の味スタ前交差点はエレベーターを使うことになります。ここの交差点には横断歩道がなく、自転車も歩道橋を渡るようになっているのです。
 歩道橋にはスロープがついているところもあり、押して上り下りすることは可能ですが、我が家から行って具合が良いところにはあいにくスロープがなく、エレベーターを使うしかありません。

 これが嫌でねぇ。
 せっかく人間の力でたどり着いたのに、最後の交差点は電気の力を借りるなんて。どうにも許せない気がするのですよ。

 なので、自転車は交差点の手前、ポケットガーデンの駐輪場に停めさせてもらい、歩道橋を歩いて渡るようにしています。

 バイクだと、車道を走って交差点で右折し、すぐに駐車場に入ることができます。とても簡単。

 両方を比べると、ここの施設は自転車よりも自動車を優先しているとしか思えない。というか、自転車の扱いに困っているのかもしれません。
 自転車専用の押しボタン信号をつければいいんじゃないかな、とも思うのですが。


ガーデンシュレッダー

2018-02-27 21:19:01 | 園芸

 午後、庭でガーデンシュレッダーを使いました。
 先日、剪定したカイヅカイブキの枝を細かく粉砕。堆肥の原料になれば良いのですが、針葉樹には植物の生育を阻害する成分が含まれているので、プランターには使えません。そのまま庭の隅にばら撒きました。
 時間が経てば腐敗して、有機分は庭木の栄養になるようです。

 「ベストSF2017」、以下の4人から投票が届きました――

 どうもありがとうございます。
 いよいよ明日(28日)限りとなりました。まだ投票をなさってない方、どうぞよろしくお願いします。

 〈小説推理〉4月号が発売になりました。担当しているSFレビューで次の3作品を取り上げています――

  • アンディ・ウィアー 『アルテミス〈上・下〉』 (小野田和子訳、ハヤカワ文庫SF)
  • 山本弘 『プラスチックの恋人』 (早川書房)
  • 石川宗生 『半分世界』 (創元日本SF叢書)

 『半分世界』の著者、石川宗生さん。名前を見るだけでは、男女どちらともつきませんよねえ。さて?


虫明亜呂無さん

2018-02-26 21:26:00 | ひと

 4年に1度の冬のお祭りが終わり、寂しいような、ホッとしたような。
 競技の中継があると、どうしても見たくなってしまいますからねえ。

 こんなにもスポーツ観戦が好きになったのには理由があります。それは虫明亜呂無(むしあけ・あろむ)さんのスポーツエッセイを読んだから。

 大学を出たばかりの頃じゃなかったでしょうか。何がきっかけだったか忘れましたが、この不思議な名前を持つ人のエッセイを読み、その文章の面白さに魅かれてしまったのです。
 虫明さんがテーマにするスポーツはとても幅広かった。野球なら野球の、相撲なら相撲の、それぞれの魅力にとりつかれた人の文章は読んだことがあったのですが、スポーツ全般に興味をもつ人のエッセイや評論は初めてでした。
 虫明さんが書くと、ゴルフも、陸上競技も、競馬も、それぞれが面白く、またその根底には同一の面白さが流れているように思えました。競技の真髄に向かって懸命に努力する人間の営みの尊さ、あるいはサガのようなものを見つめる目、とでもいえば良いのでしょうか。
 彼の視線を追うようにして見ると、ゴルフも、ラグビーも、マラソンも、皆、面白いのです。

 このことから、私は、スポーツを楽しむためには「リテラシー」といったものが必要であることに気づきました。文化的素養というべきかもしれません。それをもつことで、生きることは、より楽しく、豊かになると思いました。
 こじつけかもしれませんが、そんなようなわけで、私は自分のスポーツ好きを正当化しているのであります。

 「ベストSF2017」に、4人目と5人目の投票をいただきました。放克軒(さあのうず)さんnyam さんありがとうございました。
 いよいよ締切まであと2日となりました。こぞってご投票下さい。要領はこちらで。


SF大賞

2018-02-25 20:56:21 | SF

 第38回日本SF大賞は次のように決定したそうです――

  • 大賞:『ゲームの王国』小川哲(早川書房)
  •  〃 :『自生の夢』飛浩隆(河出書房新社)
     
  • 功績賞:山野浩一

 こういう権威ある賞でなくとも、ご自分でご自分の「SF大賞」を決めていいんですよね。
 「ベストSF2017」、投票お待ちしています。今月いっぱい、受け付けていますので、どうぞよろしく。

 さて、昨夜のカーリング女子3位決定戦。
 互いに後攻で1点を取るか、あるいはブランクエンドにせざるを得ないという、息詰まる展開。粘り強くストーンを投げ続けた第9エンド。ついに日本が1点をスチール。1点リードして最終エンドに持ち込むという展開になりました。
 しかし、後攻はイギリス。勝負のゆくえはまだわからないところでしたが、エクストラエンドに持ち込むと不利になるイギリスは、最終ショットで2点を狙って勝負手を放ってきました。
 これが微妙に決まらず、2点取るどころか、当たって動いた日本のストーンがハウスの中心に近づき。またも1点スチール! 日本の銅メダルが決まりました。

 アセらず、根気よく、取り組んだ成果でしたね。素晴らしい。

 素晴らしいといえば、こうやってカーリングを応援している時間帯に行なわれたスピードスケート、マススタート女子では、高木菜那選手が見事優勝!
 ビデオを見ると、冷静にオランダ選手の後にくっつき、最終コーナーで前が外に膨らんだ瞬間に内側からダッシュして1位フィニッシュ。見事な試合運びでした。
 コーナーを鋭く曲がるコツは、団体パシュートで使うショートトラックの滑りで身につけたそうですね。
 頑張ったことは無駄にはならないんですねえ。おめでとうございます!

 ところで、「団体パシュート」は「追い抜き」と呼ばれたりしますが、英語の「pursuit」は、「追い抜き」ではなく、「追跡」。実際の競技も、追い抜くことはなく、サーキットの反対側の相手を互いに追いかけるかたちですよね。
 なんで「追い抜き」と呼ぶことにしたんだろう?


応援してます

2018-02-24 19:52:07 | 平昌オリンピック

 昨夜は女子カーリング準決勝、日本対韓国戦を試合開始からずっと観戦。というか、日本チームの応援。

 第1エンド。先攻になったため、日本は強い攻撃を仕掛けたものの、それが裏目に出て、韓国に3点を献上する破目に。これが最後まで尾を引いてしまいました。もし、後攻だったら……。
 しかし、第10エンドで奇跡的に追いつき、エクストラエンドに突入。ここで敗れはしましたが、とても良い戦いぶりを見せてくれました。韓国チームともども、素晴らしい!

 今夜の3位決定戦はぜひとも勝って欲しいもの。

 今日、日中は暖かくなり、最高気温 14.3℃(隣町アメダス)。
 気分が良いので、道路沿いのカイヅカイブキを剪定しました。

 ここのカイヅカイブキは2階の軒先ぐらいまで樹高があり、夏の日差しから我が家を守ってくれています。
 しかし枝が伸びすぎると電線に当たったりして、まずいことに。なので、毎年、がんばって寸詰めをしています。
 まずは、樹高部分を切り取り、伸び過ぎは解消。
 切り落とした枝の処理が大変なのですが、これはまた明日ということに。

 さて、これからカーリング3位決定戦の応援です。日本、頑張れ!