惑星ダルの日常(goo版)

(森下一仁の近況です。タイトルをはじめ、ほとんどの写真は交差法で立体視できます)

猫違い

2014-01-14 20:18:01 | ペット

 もしかしたら昨日の尋ね猫かもと思った猫。今日はすぐに見つけることができました。
 野川沿いの遊歩道から川を覗きこんで、何やら気になるものがある様子。

 でも、声をかけるとすぐに擦り寄って来て甘えます。
 顔や首の特徴を見ると、違っていました。まるで違う。別猫です。

 人間の顔(特に女優さん)の見分けが苦手だと自覚していましたが、猫だってよくわかっていないみたい。記憶力にますます不安がつのります。

 でもまあ、せっかくだから今日は写真を撮らせてもらおうかと、「じゃ、これまで!」といじるのをやめると、猫は川とは反対側の野菜畑の縁に上って、今度は土の中の何かを掘り出そうとし始めました。色々と気がまぎれることがあって、野良とはいえ、退屈していないようです。

Kijineko1401  動きまわるので写真は苦労しましたが、とりあえず、この1枚。なかなの器量よしです。
 家出してきたのか、捨てられたのか。首輪がちょっと哀れを誘います。


尋ね猫

2014-01-13 20:21:48 | ペット

Wanted1401  夕方、野川を下流方向に歩いていたらこんな張り紙が(一部、加工しています)。
 〈大切な家族です。「かもしれない」でかまいません。ご連絡お願いいたします〉という文言が切ない。

 野川遊歩道沿いには、何匹もの野良猫がいます。捨てられたのが大半だと思いますが、餌を与える人がいるので、それなりに生き延びていて、中には太りすぎ気味のも。
 野良猫の餌やり問題は難しいですね。捨てるのも、放置するのも虐待でしょうし、かといって繁殖されても困る。さいわい、ここらあたりでは仔猫を産んだりはしていないようです。

 それはともかく、張り紙の猫に似ているといえば似ているかもしれない猫を、最近、見かけるようになっています。
 今日の散歩道とは逆に、野川を少し上流に行ったあたりの新参者。やたらに人なつこく、声をかけると寄ってきて、ゴロリと腹を見せ、撫でてくれなどと言います(言葉は発しませんが)。
 首輪もついているし、飼い猫がちゃっかり野良の餌を頂戴しに出てきているのかとも思ったりしましたが、それにしては見かける回数が多い。

 で、特徴がどうだったのか確認しようと、散歩の帰途、ぐるっと回ってみましたが、今日はいつものところにいませんでした。
 また明日にでも行ってみて、似ているようなら連絡してみようと思います。飼い主は気が気じゃないでしょうねえ。


両手に猫

2009-06-22 21:03:24 | ペット
 野川沿いの野良ネコが増えています。

 今日は、いつもかまっている茶トラを呼び寄せてグルーミングしてやってたら、もう1匹、黒ネコが鳴きながら擦り寄ってきました。
 右手で茶トラをかまい、左手で黒ネコをかまうという「両手に猫」状態。忙しいし、どちらの手も思うように動かすことができなくなりそうで悩ましいことになりました。

 双方の同じところを掻くのはいいんですね。喉とか、額のあたりとか。
 でも猫は次々に掻いてもらいたい場所を変え、「次はここ!」と差し出してくる。しかし、そういわれても、右手と左手で違う動きをするのは、私には難しすぎます。

 これも慣れると簡単になるのかしらん。猫じゃらしの達人への道は遠い。


裸出歯鼠

2008-05-08 20:54:04 | ペット
 昨日は上野動物園へ出かけてハダカデバネズミを見てきました。
 年頭に立てた「ネズミ年の目標」だっただけに、感激ひとしお。

 実物を見るのは初めてだったのですが、いやぁ、実に不気味で可愛い生き物。
Hadakadeba0805  無防備で不器用な感じ。おまけに不細工。こんなのがよくまあ元気に暮らしているものだと感心します。
 土の中という特殊な世界だからこそ、こんなふうに進化し、なんとか生き延びているのでしょうね。

 びっくりしたのは、後ろにも走れること。前向きに進むのと同じくらいの速さです。暗い穴の中だと、前も後ろも関係ないということでしょうか。狭いところではUターンできないので、そのままバックできないと困ることもあるのでしょうね。

 食事時を狙って行ったので、じっくり姿を見ることができました。普段は、アクリル製のトンネルを駆け抜けるところとか、「寝室」で折り重なって寝ているところぐらいしか見られないかもしれません。

 ハダカデバネズミのいる西園の小獣館には、他にもミーアキャットやフェネック、マメジカなどがいて大変楽しい。午後2時から2時半くらいが食事時間だということですので、行かれるのならその時間帯がよろしいのではないかと思います。


猫の攻め所

2007-12-02 20:14:53 | ペット
 猫は首のあたりを掻いてもらうのを喜ぶと思っていたのですが、どうやらそうではないのもいるみたい。

 散歩の途中、初めて出会う猫がいたので、立ち止まって「ニャアニャア」と話しかけると、小さく返事をします。
 これは脈ありと思い、撫でてやろうと手を伸ばすと、それには及ばないという態度です。ちょっと身を離してしまう。かといって逃げるわけでもありません。

 それならば、とじっくり腰を据え、地面近くで「撫で撫で」の仕草をしてみせると、こちらに尻を向けてどさりと身を投げ出しました。「やってちょうだい」という態度です。
 背中越しに首のあたりを掻こうとすると、「そうじゃないの!」とばかりに体を動かします。どうやら、腰のあたりをかまってもらいたいらしい。
 で、背中の後半分から尻にかけて撫でてやると、気持ち良さそうに体を伸ばしています。

 このあたりは嫌がる猫もいるんですよね。下手をすると、前肢を飛ばして引っ掻いてきたりする。でも、この猫はちがいました。ここを撫でられるのが好きみたい。性的刺激を求めているのかと、一瞬、思いましたが、反応がまるで違う。リラックスしまくっています。それに、今はまだそんな季節ではないし。

 というわけで、猫の愛撫ポイントもそれぞれなのかなあと思ったことでありました。