惑星ダルの日常(goo版)

(森下一仁の近況です。タイトルをはじめ、ほとんどの写真は交差法で立体視できます)

公現祭

2014-11-30 21:12:18 | ギャンブル

 今日は何といっても競馬のジャパンカップ。凱旋門賞に出たジャスタウェイにハープスター、この試合2連覇中の最強牝馬ジェンティルドンナなど、スーパースター揃いといっていい程の馬が揃いました。

 

 どの馬に賭けるか、目移りして困りましたが、結局、今回と同じ馬場、同じ距離のダービーに勝ったワンアンドオンリーを選びました。エピファネイア、フェノーメノと合わせて馬連の馬券2枚だけを購入。

 

 結果はエピファネイアが4馬身差をつけての圧勝。驚くほどの強さを見せつけました。
 去年のダービー2着、菊花賞優勝という成績はありますが、この1年は勝ち星なしだっただけに、やや意外でした。
 角居調教師は「スミヨンさまさま」と騎手を絶賛していたそうです。確かに、最初から3番手に位置しながらうまく折り合いつけて経済的コースを走り、最終コーナーを抜けると一気に加速するというレースは理想的。それにしても、馬の強さなしではあそこまでの大差はつかないでしょう。
 凄い馬だったんだ、というのが実感。気性の荒さがうまく変化して、レース向きになってきたのかな。

 

 父はシンボリクリスエス、母はシーザリオの4歳牡馬。名前は、ギリシア語で「公現祭」という難しい意味。母と同じく、シェイクスピアの『十二夜』にちなんだとのことですが、どんな話だったか、覚えていません。勉強しなくちゃ。

 

 このところ馬券はハズレ続きです……。


大根

2014-11-29 20:16:41 | 日記・エッセイ・コラム

 朝、大根を掘りに、自転車で農協の菜園へ。
 顧客サービスで掘らせてくれるのです。毎年、初冬のお楽しみ。大きく育った大根を自分で抜いて、持ち帰りました。

 

 夕食におでんで食べたのですが、甘みがあって美味しい。畑があればこんなものが作れるんだなあ。コンテナでは難しい。
 というか、このサービスがあるので、自分で作ろうとは思わないのですが。

 

 夕方にはまた自転車で、今度は三鷹市役所近くのスーパーへ。
 ワイン1割引きというので、買い出しに出かけました(こんなのばっか)。

 

 チリ、アルゼンチンなど南半球のワインを3本購入。1本平均、約800円。このクラスでも結構おいしいんですよ。

 

 帰途、神代植物公園あたりは凄い霧。
 草っ原から湧いているように見えましたが、そんなわけないですよね。気温や湿度の関係で地表近くに発生したのでしょう。
 視界の効かない中を、用心して自転車を走らせましたが、夢幻的で不思議な感じ。それなりに楽しかった。


黒葉

2014-11-28 20:55:03 | 草花

 昨日、散歩の途中、公園でホオノキの落葉を拾いました。褐色に枯れているけど、とても大きい。
 それを使って、今日、家内が朴葉味噌を作ってくれました。葉に味噌やネギやきのこや肉を載せて焼いた、素朴な料理。
 しかし、この素朴な料理が美味しいんですね。味噌の辛味に野菜や肉の旨みが溶け、さらに朴葉の香ばしさが混じりあって、ご飯がいくらでも進みます。
 またやろうね、ということになりました。あるうちに葉っぱを拾っておかなくては。

 

 先日、花の写真を載せたアメリカイヌホオズキですが、もう実がたくさんついています。緑色の球が、熟すと黒くなって艶々と輝きます。

 

 

 と同時に、面白いなと思ったのは、葉っぱが黒く変わってきていること。「紅葉」ならぬ「黒葉」なのでしょうか。とても濃い紫色ということもできそう。
 実が黒くなることと、関係があるのでしょうか。この植物は黒い色素を生み出す性質があるといえるのかも。
 イヌホオズキの学名は「黒い茄子属」という意味であります。花言葉は「嘘つき」。
 ついでにいえば、アメリカイヌホオズキの花言葉は「汝を呪う」または「男への死の贈り物」だとか。毒がありますからねえ。


野川夕景

2014-11-27 20:56:32 | 園芸

 朝から晴れて、暖かくなりました。

 

 何日ぶりかでハクサイの害虫点検。
 いるわ、いるわ。陽気がいいので隠れ家から出てきて餌をむさぼっているのでしょう。大きいのも、小さいのも……。
 せっせと退治してきたはずなのに、葉の裏で繭を作っているやつさえいました。見落としはあるんだなあ。
 アブラムシもかたまってくっついているし、根元にはよく太ったナメクジも。

 

 この様子では、まだしばらく点検を続ける必要がありそうです。

 

 夕暮れ時には、野川の岸辺を散歩。

 

 

 日没が4時29分なので、家を出る頃にはもうあたりが暗くなり始めています。今日は南の空に三日月(月齢5ぐらい)がきれいに浮かんでいました。

 

 〈小説推理〉2015年1月号発売。担当のSFレビューで次の3冊を取り上げています――

 

  • 筒井康隆『繁栄の昭和』(文藝春秋)
  • ジェフ・カールソン『凍りついた空―エウロパ2113―』(中原尚哉訳、創元SF文庫)
  • 田丸雅智『海色の壜』(出版芸術社)

 

 筒井さんの『繁栄の昭和』というタイトル。もしかしたら『幻想の未来』と対をなしているのでは?
 未来と比べて、「昔はよかったなあ」ということになるのかもしれません。


前後作相性

2014-11-26 21:07:59 | 園芸

 昨日からの雨がやまず、寒い一日。

 

 夕方、傘を差しての散歩の途中、市の図書館で園芸の本を眺めていたら、「カボチャの後にハクサイを植えると育ちがよくない」と書いてありました。
 思い当たるフシあり。私の場合はスイカだけど、カボチャに接ぎ木したスイカなので、同じ条件なのでは?

 

 そうかぁ。同じものを作り続ける連作は基本的に避けるべしと知っていましたが、別の作物でも良かったり、良くなかったりする場合があるんですね。「前後作相性」というらしい。

 

 うちで作っている作物では、トマトはまず、問題ないみたい。
 問題はスイカ、ハクサイですね。続けない方が良さそう。

 

 今、ハクサイを作っているコンテナでそのままスナップエンドウを作りたいと思っているのですが、この場合はどうなんだろう?
 ここを見ると、よくないみたいだけど(ハクサイと同じアブラナ科のダイコンとエンドウ)、こちらだと問題ないように見えます(エンドウは豆科なので)。
 試してみるしかないか。