惑星ダルの日常(goo版)

(森下一仁の近況です。タイトルをはじめ、ほとんどの写真は交差法で立体視できます)

庭の主

2011-09-30 20:26:25 | 動物
Gama1109 狭い庭の割には緑が多い我が家ですが、今朝、鉢植えに水遣りをしていたらキンカン(だと思うのですが自信がありません。食べた実の種を埋めて育てています)の根元にガマガエルがうずくまっていました。

 正式にはニホンヒキガエルですね。鉢の大きさがたぶん直径17センチなので、だいたいの大きさがわかるかと思います。でかいです。
 昼間も動かず、夜、戸締りをする時にもまだこのままでした。夜には、餌を取りに移動するんでしょうけれど。
 明日の朝はどうしているかな?

 この庭には昔からずっとヒキガエルがいるように思います。
 夏の夜、庭に出たりすると、足もとでごそごそしていて、つい踏んづけそうになったりして困るんですよね。でも、いてくれた方がうれしい。
 春にはもっと小さいのも見たけれど、あれもずいぶん成長したんだろうなあ。


烏瓜

2011-09-29 21:06:00 | 草花
 夕方、近所を散歩すると、5日前にはまだあちこちに残っていた台風の爪痕がほとんど消えていました。山道に落ちていた枝や葉っぱ、道端に倒れた木など、きれいに片づけられています。
 どうやって手をつければいいのか途方に暮れるような災害の跡も、規模こそ違え、こんなふうにして手入れされてゆくのでしょうね。

 2箇所ほどで、甘い、良い香り。
 気をつけてみると、そばにキンモクセイの木がありました。まだ色づかないつぼみがほとんどですが、開き始めている花もあるようです。
 昨年、キンモクセイの香りに気づいたのは10月2日でした。それよりは少しだけ、秋の訪れが早いということなのでしょう。

Karasuuri1109 ステレオグラムはカラスウリの実。神代植物公園の裏側のフェンスにぶら下がっていました。

 カラスウリはウリ科の多年草。果肉は民間療法で火傷や霜焼の治療に用いられたそうです。
 実は黒くて、カマキリの頭に似ているとか。今度、見てみよう。


秋日和

2011-09-28 20:32:32 | 園芸
 秋晴れの気持ちのよい一日。
 夏の間、緑のカーテンとしてそれなりに陰をつくってくれていたスイカとアサガオを昨日、とり払い、今日はプランターを耕しなおしました。
 石灰をまいて、油粕を鋤きこむ。
 しばらくしたら、秋野菜の種を蒔いてみようかと考えています。

 〈小説推理〉11月号発売中。担当のSFレビューで次の5作を取り上げています――

  • 大森望+日下三蔵編『年刊日本SF傑作選 結晶銀河』(創元SF文庫)
  • 北野勇作『きつねのつき』(河出書房新社)
  • 瀬尾つかさ『約束の方舟〈上・下〉』(ハヤカワ文庫JA)
  • 梶尾真治『クロノスの少女たち』(朝日ノベルズ)
  • 竹内博『特撮をめぐる人々 日本映画昭和の時代』(ワイズ出版)
 〈小説推理〉本号で花村萬月さんが、沖縄でシュノーケリング中に足がつって泳げなくなった知人の巻き添えをくらい、溺れかけた話を書いています。おまけに離岸流にも流されそうになったとか。
 似たような形で16時間漂流した女性たちのニュースが最近ありました。離岸流はとても怖い。

牛込駅跡

2011-09-26 21:47:18 | まち歩き
 昨夜は神楽坂でSF仲間の例会に参加。
 その前に、近所の牛込駅跡を見学しようということで、飯田橋駅西口の牛込橋から四谷方面のお堀を眺めたり、少しお堀沿いに歩いたり。

 甲武鉄道牛込駅は明治27年開業、昭和3年廃止。
 明治22年4月に開業した甲武鉄道は、最初、新宿―立川間、四か月後には八王子まで延伸し、新宿―八王子間で営業していましたが、明治27年に都心方面に線路を延ばし、10月に牛込駅まで列車を走らせました。
 駅は牛込橋のすぐ西側(四谷寄り)にあり、お堀の南岸を走る線路を挟んで上り・下りのホームがあったそうです。
 しかし、今はなかなかその跡を見つけることができません。外堀内側の石垣が10メートルほど途切れていて、そこにお店がありますが、どうやらそのあたりに駅舎の入り口があったのではないかということになりました。

 ブラタモリごっこ、楽しいけれど、素人にはむずかしい部分もありますね。


夕べの雲

2011-09-24 20:28:02 | 季節
 桜の古木が倒れて通行止めになっていた野川沿いのサイクリングロードは、倒木の撤去を終えて、なんとか通れるようになりました。フェンスの壊れた箇所には黄色いロープを張って「注意」の札がさがっています。

 そこを通過して進路を北にとり、カニ山から深大寺方面へ散歩。台風15号の後では初めてです。

 大きな木が根こそぎ倒れていたり、枝がバキッと裂けて垂れ下がっていたりして、風の激しかったことがわかります。深大寺のお蕎麦屋さんの屋根の隅には枝が落下したらしく、一部、壊れたところがありました。東京には珍しく、台風らしい台風だったのだなあと、改めて思います。

Clouds1109 写真は日没時の西の空。
 こうして立体視すると(クリックして大きくした画像を交差法でご覧ください)、雲の高さの違いがよくわかります。その場で、肉眼で見ても、こうは見えません。

 夕暮れが早いので、これからはたそがれ時の空がきれい。楽しみながら歩こうと思います。