ずいぶん昔からやっておられるようで、大先輩であります。
今日のステレオグラムはイヌホオズキ。ナス科ナス属の一年草です。
夏からあちこちで見かける雑草ですが、今は青い実をつけているのが多い。実は熟すと黒くなります。
一見、愛らしいのですが、草全体に毒があるので要注意です。毒はソラニンというアルカロイド。ジャガイモの青い皮や芽に含まれるのと同じものですね。
別名、バカナス。ワルナスビという、同属の雑草もよくはびこっています。
葉っぱがエカキムシに食害され、見苦しいですね。こういうのも自然でいいかなと思って撮りましたが……。ご勘弁を。
「イヌ――」という植物はやたらにあります。イヌノフグリ、イヌビエ、イヌビユ、イヌガラシ、イヌツゲ……。エノコログサもそうですね。
イヌに比べるとネコのつく植物は少ない。ネコジャラシ、ネコヤナギ、ネコノシタ。
この数の違いはどこから来ているのでしょうか。イヌの方が人間と暮らした時間が長いから? それとも、イヌが外を駆け回るせいでしょうか。