惑星ダルの日常(goo版)

(森下一仁の近況です。タイトルをはじめ、ほとんどの写真は交差法で立体視できます)

四十雀

2020-04-30 21:03:47 | 野鳥

 ステイホーム・ウィークのさなかですが、今日で4月もおしまい。
 我が街では、当初5月6日までとしていた、図書館や集会所などの施設閉鎖を5月31日まで延長(市立小中学校は5月8日まで休校、認可保育園は9日まで休園)と決定。新型コロナウイルスとの戦いは長く続きます。

 近所を歩いても、今日になって、野川沿いのあちこちに緊急事態宣言が出されていることを告知する派手な貼り紙が多数掲げられました。公園の遊具は黄色いテープで封鎖。私の通う市民農園にも「不要不急の作業は控えましょう。マスクをしましょう」などと書かれたポスターが貼りだされています。
 みんな我慢してステイホームを心がけているのだから、こんなにまで言わなくても、という気がしないでもないのですが……。

 18日の日記に記した、庭の巣箱のシジュウカラ。そろそろ巣立ちが近い感じです。
 ずっと餌を中まで運びこんでいたのが、2日ほど前から、出入り口の窓から首を突っ込んで与えることが増え、外で餌を咥えたまま雛を呼び出そうとする仕草も見られます。

 ここ数日はお天気も良く、気温も高めらしいので、巣箱を飛び出すには絶好のコンディション。雛たちには頑張ってもらいたいものです。


「前広に」

2020-04-29 20:38:50 | ことば

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で休校が長引くなか、いっそ9月入学に制度を変えてしまえば、という意見が出ていますね。今日の衆院予算委員会でも取り上げられ、安倍首相が次のようにコメントしたそうです。

これくらい大きな変化がある中では、前広にさまざまな選択肢を検討したい。

 9月入学についてはさておき、私が気になったのは「前広に」という言葉。聞き覚えがなく、意味がよくわからないのです。
 前向きに? あれこれ見て?

 いつも使う字引き(集英社国語辞典)には項目がありません。家にある古い『広辞苑』(第1版)には次のようにあります――

前広-に【前広に】〔副〕あらかじめ。前以て。

 首相はこの意味で使ったのでしょうか。
 一応、わかった気にはなったのですが……。

 すっきりしないので、ネットで検索してみると、元宮城県知事の浅野史郎さんのサイト『夢らいん』で「官僚の言葉について」という記事がありました。お役人の言葉遣いについて批判的に取り上げておられるのですが、例外的に――

 外交官の使う官庁用語は、一味違う。昭和の出来事であるが、私が在米日本大使館に三年間在籍した間に、その一端を耳にして以来、気に入っている表現がある。ひとつは、「前広に」。「この件について、ご提案がある方は、前広にお知らせください」といった使い方である。「時間的余裕を持って」というぐらいの意味だが、片や九文字、前広になら三文字ですむ。(後略)

 なるほど。霞が関(特に外務省)では「時間的余裕を持って」という意味で使われているのですか。

 では、首相がおっしゃったのは「時間的余裕をもってさまざまな選択肢を検討したい」という意味なのでしょうか。
 9月入学に制度を変更するのに、これから「時間的余裕をもって」とは言いがたいように、私には思えます。あと4か月しかないのですから。

 今のところ、よくわからないままです。この前の、緊急事態宣言の「発出」もそうですが、できるだけ一般に通用する言葉を使ってもらいたいものだと思います。


鳥除け出来た

2020-04-28 20:16:38 | 日曜大工

 一昨日からとりかかっていた鳥除けが出来ました。

 3つのコンテナをまとめて守れるようにしてみました。
 大きめだけど、軽くて、丈夫で、シーズンオフにはバラしてコンパクトに片付けられるように。それなりに色々と工夫して、ちょっと手間がかかりました。

 ネットの中ではびこっている細長い葉はニンニクです。イチゴのコンパニオンプランツ。害虫を遠ざける役割を果たしてくれます。よく茂ったので、根元のイチゴが見劣りしています。

 これで熟れたイチゴを狙う鳥を防いでくれればいいのですが。もっともすでにやや手遅れで、かなり食べられてしまいました。あっという間だったからなあ……。


思うにまかせず

2020-04-27 20:26:44 | 日記

 午後、イチゴプランターの鳥除けを作っていたら、雨が降ってきました。あまり進展しないまま、今日は断念。
 ウォークマン修理用のゴムベルトがようやく届いたのですが、とりあえずは鳥除けを優先させねば。色々とやるべきことが積み重なってきました。

 〈小説推理〉6月号が発売になりました。担当のSFレビューで次の4冊を取り上げています――

  • 小川一水 『ツインスター・サイクロン・ランナウェイ』(ハヤカワ文庫JA)
  • ケン・リュウ編 『月の光 現代中国SFアンソロジー』 (大森望・中原尚哉・他訳、新☆ハヤカワ・SF・シリーズ)
  • 柞刈湯葉 『人間たちの話』 (ハヤカワ文庫JA)
  • 草上仁 『7分間SF』 (ハヤカワ文庫JA)

 すべて早川書房の本になってしまいました。他にも読んでいるのですが、紹介しづらかったりしてこんなことに。


鳥除け

2020-04-26 21:16:35 | 園芸

 午後、隣町のシャトレーゼへ。蔵出し樽生ワインの買い出しに行きました。
 この前はすごく混雑していた店内、今日は入店制限されていました。外に並んで待ち、出てくるお客さんと入れ替わりに、次の1人が入るシステム。中では10数人がゆったり買い物をしていました。

 途中、野川公園、武蔵野の森公園という都立の公園があるのですが、駐車場の入口には柵が置かれて閉鎖。やって来た車がまごまごしているところを見かけました。

 こういう努力の結果が出始めたのか、今日の都内の感染者は72人。ほぼ2週間ぶりに100人を切りました。
 小池知事は週末で検査数の問題もあると言ってましたが、どうぞこのまま減ってくれますように。

 庭のプランターで育てているイチゴ(とちおとめ)がようやく色づいてきたのですが、今朝、見てみると何ものかが食べてしまっているではありませんか。それも赤く色がついたものばかりを。たぶん犯人はヒヨドリ。
 これまでの経験から、やられる可能性があると思い、水切りネットで包み込んでありました。それを、ネットごと噛みちぎっています。

 奥にまだ青い実が覗いていますが、そちらには口をつけていません。美味しいのだけを狙ったんですね。

こうなると抜本的対策を施すしかありません。
 防鳥ネットを張れるよう、囲いづくりに取りかかりました。2~3日かかるかなあ。ひと仕事だ。