よく晴れて気温も上がりました。最高気温 28.0℃(隣町アメダス)。
今日はボカシ肥料の仕込みをおこないました。
ボカシ肥料は、油粕や米ぬかなど有機肥料としてつかっているものを発酵させ、効き目のきつさを取り去ったもの。効果をぼかした肥料という意味だそうです。
とはいえ、発酵させているので効果が早く出て、しかもよく効くといいます。いいことずくめ。
これまで作ろうとしなかったのは、手間をかけなくても鶏糞などで十分と思ったのと、発酵しても、その後はどうなるのか、よくわからなかったから。
でも、鶏糞を追肥に使った場合、作物が肥料負けしてしまうことがあります。それに発酵した後でも、増殖した菌(菌類やバクテリア)の死骸は、細胞壁などの成分がよい働きをするらしいのです。それなら、一度、ためしてみようかと。
油粕(焦げ茶色)と米ぬか(クリーム色)、それに骨粉(白っぽい)を加えました。窒素分主体のところにリン酸も強化する計画。
これに肥沃な土を溶かした泥水(菌がいっぱい)を加えながら練り上げ、ぬか床のようなものを作ります。容器の内側にぎゅうぎゅうと押し込み、空気をシャットアウト。
表面にビニールシートをかけて空気が触れるのを防ぎ、蓋をします。
嫌気性の発酵をうながしてこれから2週間。
うまくゆきますか、どうか。